【戦隊大失格】124話のネタバレ感想解説、餓死宣告されるも薬師の怪人愛は永久

戦隊大失格

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124話「戦保怪戦㉔」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の124話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」もついに最終局面となっています。

これまでの内容を簡単に振り替えると

①フワリポンを筆頭に怪人保護協会サイドが怪獣を至る所に出現させ、大戦隊が解体しない限り怪獣を出現させるとし、国民の大戦隊への不信感を煽る
②大戦隊は新ブルーキーパー蒼馬圭介を筆頭に、ヒーローショーで大戦隊の株を保とうとする
③怪人保護協会と大戦隊が話し合う「戦保談義」が行われる
④戦保談義でレッドキーパー赤刎がやらかし、大戦隊の信頼は失墜し、怪人保護協会へ賛同するものが集まる
⑤怪人保護協会サイドは、協会に賛同してくれた国民を集め、そいつら全員を怪獣に変えて、怪人だけの世界を作るべく侵略を開始
⑥そこで大戦隊が助けに来て、「戦保怪戦」の開始
⑦薄久保天使&怪人化剤により幹部トドマスクの力を受け継いだ立花音呼 VS グリーンキーパー千歳
⑧怪人化剤によりマガティア化した左山十字とアンデレガ化した右京楓
⑨左山十字の作り出した夢の世界で、戦闘員D、レッド部隊朱鷺田隼と薔薇木噴牙、イエロー部隊の黄理谷真夜と山吹茜と茶畑渚が巻き込まれてしまう
⑩怪人保護協会の橙代大介VS錫切夢子
⑪ブルーキーパー蒼馬圭介VS合体幹部
⑫ピンクキーパーVSフワリポン
⑬グリーンキーパー、立花音呼をボコす
⑭レッドキーパー、橙代大介をボコす
⑮ブルーキーパー、合体幹部から味方を守り一時退却
⑯マガティア完全復活、右京楓死す
⑰茶畑渚、山吹茜を失いながらもイエローキーパーが夢の世界を破壊し、脱出成功
⑱薄久保薬師、マガティア化
⑲ドラゴンキーパーVSマガティア化した薄久保薬師
⑳薄久保天使 VS 戦闘員D VS ブルー部隊従一位藍染小町 の三つ巴
㉑翡翠かのん、桜間日々輝、エクスズの協力により脱出
㉒ピンクキーパーVSフワリポンの戦いで、碧流亜乱と桜間日々輝の介入もあり、桜間世々良死す
㉓日々輝は世々良殺しの疑いをかけられるが、合体幹部により連れ去られる
㉔ドラゴンキーパーは薬師に敗れ、無色隊員が止めようとするも薬師は街への侵攻を開始
㉕新フォルムのレッドキーパーVS薬師が顕現した大怪獣デスメシア
㉖天使、Dに恋する
㉗元グリーン部隊VS薄久保薬師

といったようになっています。

そして現在の様子は

マッチアップは
・ブルー部隊の浦部VS戦闘員エクスズ
・酉の幹部ペルトロラVSレッド部隊獅音&紅薊
・ホワイトキーパー七宝司VS午の幹部フワリポン
薄久保薬師が顕現した大怪獣デスメシアVSレッドキーパー赤刎
・薄久保薬師VS元グリーン部隊(千歳翡翠戦闘員D薄久保天使

のようになっています。

そして元グリーン部隊の4名が協力し、とうとう薬師を日々輝や翡翠かのんが幽閉されていた部屋に閉じ込めることに成功しました。

>>>123話のネタバレ解説

レッドキーパーVS大怪獣デスメシア

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

新フォルムのレッドキーパーと薬師が顕現したほうの大怪獣デスメシアとの戦闘が、いまだに市街地で繰り広げられています。

赤刎創星は原作第116話にて、恐らく鈴桐家の血を引き継いでおり神具にされてしまった妹が赤刎の呼びかけに応じ、新たなフォルムに形態変化しました。

一方、薬師が特撮版の伏線を再現したことで、特撮版に登場していたであろう本物の大怪獣デスメシアを顕現させました。

この新フォルムレッドキーパーVS顕現された大怪獣デスメシアの戦闘はいまだに繰り広げられていました。

デスメシアに吹っ飛ばされるも、レッドを応援する声は絶えていません。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

戦保談義が終わったすぐあとは、皆が大戦隊を見損なっていましたが、今は藁にも縋る思い出レッドを応援していますね。

「聞いてるか、赤刎創士」

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

落ちているラジオからレッドを応援する実況が聞こえます。

その中から「親子2代でファンです」という声が上がっています。

この言葉を聞き、現レッドキーパーである赤刎創星は

聞いているか、赤刎創士」とつぶやきます。

赤刎創士とは、恐らく前レッドキーパーのことで、特撮版「竜神戦隊ドラゴンキーパー」は赤刎創士の不祥事が原因で放送打ち切りになりました。

そんな不祥事を起こした人間のことも応援されてると感じ、感慨深いところがあったのだと考えられます。

そして、恐らく赤刎創星と赤刎創士はこの発言により親子確定だといえると思います。

戦隊失格なんて二度と言わせない

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

そしてレッドのもとに、薬師にやられ負傷していたイエローキーパー黄理谷真夜とブルーキーパー蒼馬圭介が復活し、援護に来ました。

巨大怪人を目の前にし、自分たちは人類の命運を託されている状況に、3人は高ぶります。

そしてレッドは

今度こそドラゴンキーパーは英雄となる。戦隊失格、二度と言わせやしない!

とめちゃくちゃヒーローっぽいことを言います。

戦保談義では、レッドは国民の見ている前でブチギレてしまい、戦隊失格だと揶揄されてしまい、そういったことを踏まえて二度と言わせやしないと発言しています。

薬師の自我が残っている理由

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

薬師はずっと人間の時の記憶が残っていますが、それはなぜなのでしょうか。

それは2本目の怪人化剤を打たなかったからでした。

怪人化剤とは、怪人保護協会の元イエロー部隊正二位である橙代大介が作った怪人になるための注射のことです。

試作品は人類を無垢の怪獣に変えるもので、完成品は幹部の力を引き継げるという効果がありました。

さらに2本目の怪人化剤を打つと、幹部に乗っ取られてしまい、記憶は失ってしまうという効果もありました。

実際、立花音呼はトドマスクに乗っ取られ、左山十字はマガティアに乗っ取られていました。

薬師も2本目の怪人化剤を打てば、デスメシアを顕現するのではなく、本人がデスメシアになれたはずでしたが、その手は打ちませんでした。

薬師が2本目の怪人化剤を打たなかった理由

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ではなぜ薬師は、デスメシア自体になれたのに、2本目の怪人化剤を打たなかったを打たなかったのでしょうか。

それは記憶を失って、愛する妻ユリメリダのことを忘れたくなかったからです。

怪人の中で異端者として扱われたユリメリダと、人間の中で異端者として扱われた薬師は、お互い惹かれあった後、楽しい思い出をたくさん築き上げてきました。

そんなユリメリダのことを忘れたくないといった、人間の部分を捨てきれなかったため、薬師は怪人になり切ることはできませんでした。

また、特撮版の怪人を見た時から、薬師は怪人に対する異常な憧れを抱いており、その時点で怪人になることはできなかったのかなと個人的には思っています。

「憧れは理解から最も遠い感情だよ」などと言いますしね(⌒∇⌒)

薬師完全敗北

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

そしてDから、餓死が理由で負けるという旨を伝えられます。

デスメシアの攻撃でも、鈴桐家の血肉を使った神具のバリアによって部屋からは出られないようになっています。

同じ部屋に貼っているDですが、戦闘員(ダスター)は食事を必要としない死なない生き物なので、人間の部分を残している薬師は完全敗北が決定しました。

薬師も、とうとう自分が敗北したということを認めま、その瞬間薬師が顕現した大怪獣デスメシアも消失し、大戦隊側の勝利となりました。

生粋の怪人オタク

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

そしてデスメシアを幽閉する部屋は、責任を持ってグリーン部隊が管理するようです。

Dと翡翠が協力したところから、翡翠はここまで頭にいれていたのでしょう。

薬師はここにずっと死ぬまで閉じ込められることが確定しましたが、時折Dが話し相手になってくれるようで、中学生の時から怪人ファンである薬師にとっては十分幸せなことでした。

薬師は厄介系オタクではありますが、熱狂的な怪人ファンであることに変わりはないので、「ファンみょうりに尽きる」と相変わらずのファンである発言をしています。

この熱心さはすごいです。

残りの謎

・ブルー部隊の浦部VS戦闘員エクスズ
・酉の幹部ペルトロラVSレッド部隊獅音&紅薊
・ホワイトキーパー七宝司VS午の幹部フワリポン
桜間世々良の生死
桜間日々輝の行方

これらがいまだどうなったのかわかっていません。

ただ最後のコマでフワリポンは、七宝君から逃亡しており、日々輝は合体幹部に匿われたままであることが判明しています。

浦部VSエクスズについては、浦部が「ここから逃げないか」と提案していたことから、戦闘は現在は終了していると予想されます。

デスメシアは討伐されましたが、まだ回収されていない謎がたくさんあるといえますね。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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