2021年2月から週刊少年マガジンで連載中の「戦隊大失格」
2022年12月にはテレビアニメ化されることが決定しました。
原作では予想ができないストーリーと手に汗握る展開で非常に盛り上がりを見せています。
今回は90話「勝ち馬」について振り返っていきます。
重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。
| 本記事は「戦隊大失格」の90話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。 （©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」） |
怪人保護協会に賛同者が集まる
前回での戦保談議により、大戦隊の信頼は失墜し、反対に怪人保護協会の株は爆上がりしました。
怪人保護協会に賛同するものが怪人保護協会の本部に集結し、その中には原作第53話にて初登場し、ウロボロスについての情報を提供していたおじさんも足を運んでいました。
桜間日々輝も登場
この協会本部には桜間日々輝も訪れていました。
桜間はこの光景を見て
「D君、僕らがやろうとしていたことは怪人保護協会に先を越されてしまった。この勝負引き分けになりそうです」
と発言しています。
これは原作第12話での
・桜間は外側から大戦隊を正す
・Dは内側から大戦隊をつぶす
という勝負の結果について言っているのだと考えられます。
最終的にDが大戦隊をつぶす前、また桜間が大戦隊を正す前に、怪人保護協会に大戦隊をつぶされたということになってしまいました。
桜間日々輝と戦闘員エクスズの再会
ここで桜間と戦闘員エクスズが再会を果たしました。
エクスズは原作第14話にて初登場しました。
初登場時、エクスズはパイロンの巣の地下の桜間の部屋に匿われていました。
その理由は、本話で判明しました。ある日、瀕死だったエクスズを助けたことがきっかけだったということでした。
桜間は「怪人とも話せばわかる」などと発言していたように、怪人により相当する考えを持っていたため、なりふり構わずエクスズを救助し、自分の部屋に匿っていたのだと考えられます。
エクスズが桜間を閉じ込める
エクスズは桜間のことを好意的に思っています。
怪人保護協会の狙いは、ここに集まった人間たちを怪獣化させることで、それに巻き込まれないようにするためにエクスズは
「貴様が共存を望むなら人として生き延びろ」
と発言し、桜間を翡翠が閉じ込められていた地下牢に閉じ込めます。
怪獣になってしまっては自制できなくなり、桜間の願いは叶えられなくなります。
エクスズは怪人なので人間を嫌っていますが、桜間のことだけは好いており、希望を失わせたくないと思ったため、地下に閉じ込めたのだと考えられます。
人間の怪獣化
午の幹部フワリポンが演説を行い、そこで
「ここにいる人たちは勝つのです。怪人として生まれ変わって」
と発言し、その後会場に集まった人たちは全員、怪獣に変えられてしまいました。
怪人保護協会は最初から、人間を怪獣にさせることが目的で、至る所に怪獣を発生させたり、大戦隊に喧嘩を吹っかけていたということになります。
大地ロミオは怪獣にされていた
ここである1コマで、大地ロミオが怪獣にさせられていたことが判明します。
大地ロミオは夢の学園編で登場してきた、ウロボロスに滞在していた生徒の1人です。
ロミオの彼女は姫路百合（ひめじゆり）という女の子で、その子の名前を呼びながら怪獣にされているシーンがあることから、ロミオが怪獣にされたということが分かります。
つまりこのシーンからわかることは、ウロボロスに滞在していた人間は怪獣にさせられた可能性が高いということです。
まとめ
戦隊大失格の90話「勝ち馬」について解説してきました。
波乱万丈な展開が続いており、目が離せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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