2022年12月にはテレビアニメ化されることが決定した「戦隊大失格」。
原作では予想ができないストーリーと手に汗握る展開で非常に盛り上がりを見せています。
今回は111話「戦保怪戦⑯」が更新されたため振り返っていきます。
重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。
本記事は「戦隊大失格」の111話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。 (©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」) |
前回までの話
「戦保怪戦」も佳境に差し掛かり、怪人保護協会陣営、大戦隊陣営ともに負傷者が続出する展開となっています。
そして薄久保薬師が大怪人デスメシアへと変貌し、ドラゴンキーパーたちと戦闘している隙を見計らい、戦闘員エクスズが地下に幽閉されていた翡翠かのんと桜間日々輝を脱出させます。
翡翠は迷いなく戦闘へ出向き、日々輝も止めるエクスズの手を振り切り、自分の正義を全うしようと戦場へ降り立ちます。
日々輝は最初に行き着いた先は、ブルー部隊の隊員が避難している場所でした。
そこで日々輝は、ブルー部隊従三位の碧流亜乱と再会し、ともに守るために戦おうと促します。
しかし碧流は自分が助かることに必死で、帰ろうとします。
食い違った2人はもみ合いになり、勢い余って日々輝は碧流を高い場所から突き落としてしまいます。
急いで下に降り確認しようとする日々輝の前にいた人物は、実の姉であるピンクキーパー、桜間世々良でした。
ピンクキーパーVSフワリポン(本体)
午の幹部フワリポンは、大量の分身体を出すことができ、これまで倒されたと思っていたフワリポンはすべて偽物でした。
しかしピンクキーパーの「思金神(おもいかねのかみ)」という神具カートリッジを使用することで偽物すべてをあぶりだすことができ、ついに本体と対峙することになります。
また、これまでフワリポンは敵の首を斬る攻撃を見せていましたが、それはピアノ線を使っている方だと判明しました。
フワリポンの攻撃に対し、世々良は「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の神具を使用し、すぐにダメージを受けることで対応します。
これにはフワリポンも
人間の可能性は無限大。生物の頂点。私は最大のリスペクトを送ります、人間‼
フワリポン
と人間の儚くも尊いという素晴らしさに感心しています。
天照大神の欠点
「天照大神」は再生することができる効果をもったカートリッジであるため、無敵だと思われていますが、実際は条件付きなのではないかと推測されます。
原作第100話での「3秒ルールよ」と発言していたことから、直前の状況にしか作用しないようです。
また、世々良は腕と顔の2か所にけがを負っていましたが、天照大神を使用して直したのは腕のみで顔のケガは直していませんでした。
このことからフワリポンは天照大神を使用するのに、
・使用回数にリミットがある
OR
・クールタイムが必要
なのではないかと推測していました。
日々輝の正義
高所から落下してしまった碧流は、まだ息がある状況でした。
そこで日々輝は、フワリポンと戦闘中の世々良に救いを求めます。
日々輝は
もう誰にも傷ついてほしくない。誰にも死んでほしくない。
桜間日々輝
と願っていることから、正義の味方とは思えないような碧流のことも助けようと必死になります。
そして日々輝は土下座をしながら、フワリポンとピンクキーパーの戦闘を中断して碧流を助けてもらうよう頼みこみます。
この自己犠牲や慈愛の精神を見せた日々輝に対し、フワリポンはまたしても人間のすばらしさを感じ、日々輝の言うことに従い、戦いを中断しようとしました。
しかし世々良はフワリポンが目を離した隙に、フワリポンに向けて神具で攻撃を行います。
世々良には、怪人に両親を殺され、自分の両足も失ったというつらい過去があります。
そのため怪人には容赦なく攻撃を加えました。
「天手力男神(あまのたぢからおのかみ)」
フワリポンはを倒した後、世々良は碧流を救うことに協力します。
そして「天照大神」ではなく、「天手力男神(あまのたぢからおのかみ)」という新登場したカートリッジを使用します。
これは、簡単に治すことができるというものではなく、全細胞を限界まで活性化させ、回復を促すという効果でした。
ピンク部隊はケア専門の部隊でもあることから、その後世々良は日々輝とともに碧流のケガの治療を行います。
弟であることに気づいたのか
今話冒頭で、日々輝は姉さんと呼びかけていましたが、変わり果ててしまった弟の姿に世々良は気づくことができませんでした。
しかし2人で一緒に碧流の治療をするうちに、日々輝の真剣さが伝わり
「あなた…」
と気づいたような描写が確認されました。
もしかしたら変わり果ててしまった弟に気づくことができたのかもしれません。
フワリポンの復活
倒したと思われたフワリポンでしたが、フワリポンは頭部だけを残した状態で2人の後ろから忍び寄っていました。
人間素晴らしい。人間好き。うらやましいその体、ください!
フワリポン
と背後から攻撃を加えようとしていました。
弟の姿に気づきそうになっていたところでフワリポンが不意打ちをくらわそうとしており、非常に不穏な雰囲気が漂っていました。
まとめ
以上、戦隊大失格111話「戦保怪戦⑯」を振り返りました。
これからの展開としては、誰かの身体が乗っ取られるのだと予想されます。
おとなしくフワリポンにはやられてほしいところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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