【戦隊大失格】128話のネタバレ感想解説、日々輝率いる「新戦隊」の台頭

戦隊大失格

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128話「ホームパーティ」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の128話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。

ただ、大戦隊の勝利ですべてが解決し、丸く収まったわけではなく、大戦隊側の被害が大きく改革が必要であったり、戦保怪戦後未だに行方がつかめていない人間が多数いるといった、様々な問題が残っています。

具体的に見つかっていない人物は、

・獅音海
・紅薊(レッド部隊正二位)
・錫切夢子
・浦部英玄
・戦闘員エクスズ
・左山十字
・桜間日々輝
・戦闘員D(デスメシアとともに地下に幽閉)

などです。

さらにクローンと入れ変えるため殺されたと思われた赤刎創星が、記憶を失った状態で緑川家に匿われていました。

恐らく元グリーンキーパーの妻子である緑川早苗と椛にお世話になっている赤刎は、以前とは比べ物にならないほど誠実に働いていました。

そして赤刎は、自分のことを知っていそうな二人組を見かけ追いかけると、その二人は大戦隊のブルー部隊の浦部英玄と怪人保護協会の左山十字でした。

>>>127話のネタバレ解説

緑川早苗は思い出す

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

赤刎に遭遇した浦部と左山十字は、大戦隊の時の暴力的な赤刎が脳裏に焼き付いているため、赤刎が記憶喪失だろうとドン引きしています。

浦部は、候補生から昇格したルーキーであるため、レッドキーパーの赤刎に対しては敬語を使うかと思いましたが、記憶喪失なので普通に上から目線みたいな口調なのが面白いです。

そして椛とソーセーは早苗の待つ家に帰ります。

そして早苗得意の料理をふるまってもらい、赤刎は無茶苦茶嬉しそうにしています。

原作第117話での千歳の過去編で初登場した早苗は、昔から得意の料理を千歳にふるまっていました

その時のことも思い出し、早苗は

若い男の食べっぷりは何度見ても飽きないね

と語っていますね。

バンド時代の千歳もうまそうに早苗の料理を平らげていました。

早苗の過去は不鮮明

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

赤刎は屋根の上で、早苗と会話をします。

なんか屋根の上で会話できるの良いですね。

そこで浮遊城のある街の方を見ながら、

自分たちは大戦隊から身を隠すためにこのスラム街に逃げている

と語っています。

一体なぜ追われる身になっているのでしょうか?

続けて早苗は

「私が実は大きな罪を犯し世の中からバッシングされる大犯罪者だったら?」

と思わせぶりな感じで語っていますね。

個人的には完全な憶測でしかありませんが、早苗と椛は元グリーンキーパーの妻子だと考えられ、前のグリーンキーパーは姿が全く見えないことから、何か大戦隊にとっての禁忌を侵し家族ごと消されようとしているのではないでしょうか。

こんな感じのストーリーがあるような気がしますし、しない気もします。

また早苗は「向こうからしたらこっちが悪者」と語っており、見方が変われば正義も変わるというこの作品の根幹を表す発言をしています。

奴らの名は「新戦隊」

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

赤刎は自身の過去を知るため、単身で浦部たちのいう新戦隊に乗り込みます。

その「新戦隊」のメンバーは、戦保怪戦で行方をくらましていた大戦隊と怪人保護協会のメンバーの寄せ集めでした。

桜間日々輝を筆頭とするメンバーは、徒党を組み、新しい時代を作る「新戦隊」として活動を始めていました。

合体幹部もバカップルの騎偉寿と瑠憂那に戻り、紅薊や七宝君の姿も見えます。

そんな新戦隊のメンバーに赤刎は歓迎されていました。

新戦隊のリーダーである日々輝は、新戦隊の目的(モットー)は、

・市民のセーフティネットの役割を果たす
・大戦隊から取りこぼされた見えざる被害者たちを救うこと

と語っており、これまでは大戦隊を正すことを目的としていましたが、大戦隊を完全に敵対するような関係になっていますね。

日々輝はトラウマ

日々輝はピエロの仮装をして顔を隠しています。

本人曰く、あまり顔をさらしたくないとのことです。

戦保怪戦で碧流亜乱に化け物扱いされたことが心に刺さっているのでしょう。(かわいそうに)

浦部や左山十字は日々輝の素顔を見たようで、かなり衝撃的だったようです。

一体何があったんですかね。

記憶を失っても赤刎は怖い

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

赤刎は単刀直入に、新戦隊のメンバーに自分は何者だったのかを聞きます。

あまりにガツガツくるので、元レッド部隊正二位でレッドの部下だった紅薊は、昔のパワハラ上司の赤刎を目の当たりにしビビり散らかしています。

このビビっている紅薊が少し可愛いです。

ただがっちり体系の七宝君が赤刎を止め頼もしいです。

そして日々輝は過去を打ち明けるために、スラム街に赤刎を連れていきます。

何をするのでしょうか。

怪人の源

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

スラム街に来たピエロ日々輝は、「そこで生まれる怪人とその調査をする」と語っています。

これまでを話を整理すると、怪人の中のダスターは幹部が生んだ感じになっており、怪獣は怪人化剤によって生み出され、幹部は怪人化剤を2回打つと生じることもある、といった感じになっています。

今言ったいずれかのメカニズムで生まれる怪人がスラムにいるということなのでしょうか。

リュージン君からのミッションで言われていたように、このスラム街に幹部がいるとも考えられます。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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