【戦隊大失格】145話のネタバレ感想解説、ジェネラルナイトの神具解放

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145話「戦闘員戦闘中」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の145話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
（©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」）

戦隊大失格のアニメ2期の放送が決定しました。おめでとうございます。2025年放送予定です。

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会＆幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。

怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。

そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。

まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。

死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。

その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。

新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。

こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。

そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けようとしています。

Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、グリーン部隊とピンク部隊の合同でスラム街に出向き、違法薬物「チョップ」の調査を行います。

結果としてわかったことは、チョップの正体は討伐済みの未の幹部エメマタイの肉片ということと、チョップマンの流通に人の心とかないイエローキーパーもかかわっていた疑いがある、ということでした。

また、荒れ狂うチョップマンを沈めトラウマを乗り越えた萩野乃愛がピンクキーパーに就任したり、桜間日々輝が発足した新戦隊「ジェネラルナイト」の台頭など、先の読めない展開が続いています。

そして今のところは協力関係にある大戦隊と新戦隊の知らないところで、千歳が鈴桐家の神社に訪れて大戦隊をつぶそうとしています。

また薄久保天使と戦闘員Dが家で仲良くくっちゃべっていたところ、何者かが銀行強盗しているとわかり、Dが様子を見に行ったところで前回は終了となりました。

>>>144話のネタバレ解説

戦闘員S

前回、天使が千歳に手配してもらったアパートの近くで銀行強盗があったようですが、その犯人は戦闘員Sでした。

戦闘員には、戦闘員エクスズのように大戦隊に抵抗するために地上に残った残留組と、戦闘員Dのように浮遊城に帰ってドラゴンキーパーの言いなりになっていた組の2種類います。

そしてこの戦闘員Sは浮遊城にいた組の戦闘員のようでした。

戦闘員Sは、人間社会に慣れていないためか、銀行強盗をいっちょ前にしていますが、店員に銀号強盗してもよいか質問したり、要求する金額が100円など、まるでコントみたいな感じになるほど誰一人としてビビっていませんでした。

戦闘員Dも最初の頃は、変なフォークの持ち方で食事するなど人間の生活様式をわかっていない節がありました。

戦闘員Sも人間にとって何が脅威にあたるのかを理解していないようですが、日曜決戦以外では浮遊城にこもりっきりで、ラジオや大戦隊からの支給品でしか人間の情報を得られないため、仕方ないといえますね。

イエローキーパーの演出

戦闘員Sが銀行強盗をした理由は、大戦隊に脅され命令されていたからでした。

そして戦闘員Sが崩壊の能力でその場から消えた後、黄理谷の合図で翡翠の神具の技「保食神（うけもちのかみ）」が発動され、戦闘員Dと天使は激しい攻撃を受けてしまいました。

翡翠と新戦隊ジェネラルナイトのジェネラルスリーの瑠憂那は、現在生放送に出演中で、どうやら黄理谷の演出により、戦闘員を倒す対決コーナーを生放送で放送することが仕組まれていたようでした。

以前、イエローキーパーは天の川テレビのプロデューサーとの打ち合わせに参加していたり、またそもそもイエロー部隊は研究開発だけでなく日曜決戦などの演出も担当しているため、今回も演出を行っているのだと考えられます。

翡翠は切り抜けたい

翡翠は戦闘員Dのことを戦闘員だと気づいたうえで、グリーン部隊の仲間として活動しています。

そして翡翠は、戦闘員Dに襲い掛かりますが、ようやくこの戦闘員の正体が戦闘員Dであることに気づきました。

戦闘員Dにはどうやら待機命令が出ていたようなので、翡翠も驚いています。

そして翡翠に対してDは

「あなたこそね、何が起きてるんですか」

と答えていますが、桜間にずっと成りすましている影響で、Dの姿のまま敬語を使っちゃっており、非常に新鮮ですね。

新戦隊の神具

ここで新戦隊ジェネラルナイトのジェネラルスリー、瑠憂那が登場し、戦闘員討伐対決は視聴している人にとっては見応えのある展開となってきました。

そして瑠憂那は「神具解放」という掛け声とともに、左腕をカチっとして、神具を発動しました。

瑠憂那の神具は、かなり鋭利な左腕となっています。

戦闘員Dが攻撃を食らったとき、すぐに再構築できていなかったため、この神具は本物と同じ効果を持っているといえます。

ただこれまでの神具は、「神具神降」という掛け声を使用しており、この意味は「竜神の力をこの武器に降ろす」という意味で、神具の材料である鈴桐家が竜神の巫女であることとつながりがあります。

神具はそもそもイエロー部隊が鈴桐家の体を材料にして作ったものであり、もしかするとこの神具もイエロー部隊が作ったものなのかもしれません。

この神具の出どころにも注目ですし、そもそも新戦隊が神具を持っているということにも驚きです。

瑠憂那の能力

瑠憂那の正体は、申の幹部「チャコブル」と卯の幹部「ヤケコカブ」の合体した幹部のうちの一人です。

つまり、瑠憂那と騎偉寿が合体して、合体幹部が出来上がっています。

そして合体幹部の能力には、「～～ざる」と語尾にざるをつけることで相手の動きを封じる能力と、わっかのようなものを出現させて瞬間移動できるワープ能力があります。

そして瑠憂那のワープ能力を見て、翡翠はここでジェネラルスリーの正体が合体幹部であると気づいたと思います。

戦保怪戦前に、翡翠は合体幹部と激しいバトルを繰り広げており、最終的には合体幹部に敗れ、怪人保護協会の地下に幽閉されていました。

ここで合体幹部を思い出したと思うので、翡翠の闘争心はメラメラになったのではないでしょうか。

イエローキーパー、楽しそう

ただでさえ実力のある合体幹部の片割れが、神具を持っているということなので、新戦隊の実力が世間に示され、より世間は盛り上がりそうです。

ただ、そんなテレビを盛り上げるためにボコされる戦闘員は大変かわいそうです。

そんなボコされる戦闘員を見て、イエローキーパーは自分で仕組んだくせに

「頑張れ、頑張れ」

と他人事のように応援しながら、ニタニタしています。卑劣です。

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