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140話「チョップマンとピンク部隊④」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の140話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
毎週日曜午後4:30からアニメ放送中です。ぜひ!
目次
前回までの話
怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。
怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。
そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。
まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。
死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。
その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。
新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。
こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。
そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けようとしています。
Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、千歳、翡翠かのんらともに、違法薬物「チョップ」の調査に出かけました。
そしてその違法薬物を使用していた男、重岡智茂は、赤刎が記憶喪失で緑川親子に世話になっていた時に襲ってきた怪人と同一人物でした。
そんな重岡は再びチョップを服用してしまい、人間の面影もなく暴れ散らかしていたところ、もう堪忍袋の緒が切れたピンク部隊の萩野乃愛が重岡を始末しようとします。
しかしどうやらチョップとは未の幹部エメマタイの肉片だと判明し、戦闘員Dがエメマタイの情報を得るために重岡をしれっと生かそうとします。
荒れ狂うチョップマン重岡と、乃愛とDのそれぞれの思いが入り乱れる展開となっており、激しいバトルが繰り広げられたのち、最終的に重岡が人の心を取り戻したところで前回は終了となりました。
二兎追うものは一兎をも得ず
浮遊城には大戦隊から支給された地上の本が大量に支給されているようで、戦闘員Dはよく地上の研究をするため読みふけっていたようです。
ちなみに、これまでの話の中で大戦隊からラジオも支給されていることが判明しており、ダチョウ俱楽部の築き上げたお決まりのパターン「押すなは押せ」をラジオで聞いた戦闘員Dは、それをパイロンの巣の最終試験でも戦闘に活かしていました。
そしてここでは、
「二兎追うものは一兎をも得ず」
ということわざを本で知り、人間の行動や考えを学んでいたようです。
そしてこの言葉を否定するかのように、Dは今
・ドラゴンキーパー(ピンクキーパー)の座
・未の幹部エメマタイの情報収集
の両方(二兎)を手に入れようとしています。
ここで描かれているうさぎのデフォルメがされたエメマタイとピンクキーパーが非常にかわいらしくなっていますね。
しかし、結果的にはDが両方とも得ることはできませんでした。
Dが活躍したところは、取材陣はカメラに収めていませんでしたし、エメマタイと接触したと思われた重岡もエメマタイとは会っていないとのことでした。
つまり、必死こいて重岡を守ったDの行動は、Dの目的に関して言うと、意味はありませんでした。
怪人にも二兎追うものは一兎をも得ずが当てはまってしまいました。
チョップはすでに流布している
チョップの出回りは、原作第129話から始まっています。
原作第129話で登場したデブ、スラム王LGはこのスラム街を仕切っており、違法薬物チョップ、つまりエメマタイの肉片を仕入れ売りさばく、いわばブローカーの役割を担っていました。
そしてピンク部隊の黒子がスラム王LGを近くで監視していたため、スラム王LGが薬物を流している等情報まではピンク部隊に知れ渡っていたのでしょう。
よってこのチョップマン重岡もスラム王LGからチョップを買ったと考えられていました。
しかし、重岡さんはスラム王LGからチョップを受け取ったわけではなく、別の男からチョップを渡されたようです。
これは原作第129話のスラム王LGの発言で
「すでに売っちまった。」
とあり、顧客リストを提示しようとしていたことから、スラム王LGが複数チョップを仕入れ、それらすべてを顧客リストに記載されている人に売りさばき、その顧客リストの誰かから重岡さんはチョップを受け取ったのだと考えられます。
ちなみにスラム王LGがチョップを誰に売ったかがわかる顧客リストは、黒子が奪い去った後、黒子は赤刎創星にころされたため、どこにあるのかは不明です。
スラム王LGが誰に売ったのか、重岡さんが誰からチョップを受け取ったのか、気になるところです。
さすがのグリーンキーパー
そんなこんなで、すでにばらまかれたチョップにより凶暴化したチョップマンが襲いにかかってきました。
そこで立ちはだかったのは千歳で、久しぶりのグリーンキーパーへの変身を見せ、神具「大国主神」を使用し、さすがのディフェンスっぷりを見せてくれました。
撫子も「適いませんな」と言っており、千歳を含めたドラゴンキーパーとの差を痛感しているのでしょう。
架橋雫は撫子をピンクキーパーに全面的に推す
撫子はチョップマンが登場してきたタイミングで、非戦闘員である取材陣に皆さんを守る動きを見せています。
イケメンです。
そんな撫子をキラッキラのまなざしで架橋雫は見つめており、全面的に撫子をピンクキーパーに推しているとわかります。
過去はもう消せない乃愛と重岡さん
ここで乃愛が後ろでこっそり、重岡さんを始末しようとしており、それに重岡さんも気づいています。
乃愛の方は、散々あくどいことをしていた黒子部隊に所属していた過去から、ここで重岡さんだけを見逃すと、これまで自分が手を汚してきた意味が亡くなってしまうという、いわばしがらみに囚われ、今回も重岡さんを殺さないといけないという気持ちになっています。
一方、重岡さんの方も、ほかのチョップマンを見て、そのあまりの凶暴さとキモさに、
「あれが儂の姿か…」
と我に返り絶望しています。
こういった意味で、自分のしてしまった行動の罪は消えることはないのだとお互い実感しています。
悪いことをしても、最終的には後悔する自分が待ち構えているので皆さんも悪いことはしないようにしましょね。
イケメンすぎる翡翠
重岡さんは自分のことを後悔し、もう抵抗しません。
そんな重岡さんをころすことを、心優しい乃愛はもちろん躊躇しています。
ここにDが登場し、乃愛は「今度は止めないの?」と聞いてしまうほどに、重岡さんを手に賭けることを躊躇しています。
しかもDは「罰したければどうぞ。でもそんな罪、怪人に比べてショボすぎる」と余計殺しにくい発言をしました。
D的には、エメマタイとつながっていないと知りもうどうでもいいだけですが、実際チョップマンが複数いたことから、重岡さんは集落を襲っておらず、チョップに手を出しただけだと考えられるため、殺さないといけないほどの罪ではないかもしれません。
そんな感じで困惑していたところ、登場してきたのは翡翠でした。
翡翠は乃愛をかばうため、
「あんたの人生を私のだ地に背負わせんな。私たちは介護に来たんじゃねえ。自分のケツは自分でふきな」
と言いながら、重岡さんにドラゴンガジェットを渡しました。
「しにたいのなら自分でやれ、そうでないなら誠意を見せろ」ということなのでしょう。
というわけでイケメンっぷりな翡翠さんでした。
薬物に打ち勝った重岡さんを称えたい
重岡さんは翡翠に渡されたドラゴンガジェットで指を切ってしまいましたが、まったく痛みを感じていません。
また、愛する妻との思い出もあまり思い出せないほど、薬物の影響を受けています。
そして重岡さんはまたチョップを欲する中毒状態になってしまい、ちょうどそこらへんに落ちてあったチョップを取るのか、それとも自分を制するのか、という状況になります。
結果として、重岡さんは妻との思い出を思い出し、薬物そして自分自身に打ち勝ちました。
乃愛は一度罪を犯すともう消せない、変われない、という考えを持っているといえるため、やり直そうと踏ん張る重岡さんを見て涙したのでしょう。
「別にもう切り替えてもいいんだよ」と伝えてあげたいです。
皆さんも薬物には手を出さないようにしましょう。
撫子の思い
撫子は、取材陣に向かってはっきりと
「ピンクキーパーになるつもりはない」
と伝えます。
やはりピンクキーパーは世々良がいいという気持ちがあるのかもしれません。
それを耳に挟んだDは、にっこりです。
Dがピンクキーパーになる展開は来るのでしょうか。なったら面白そうですね。
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