【戦隊大失格】133話のネタバレ感想解説、戦闘員Dの成長とイキる碧流

戦隊大失格

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133話「リベンジマッチ」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の133話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

また、4月7日16:30から放送されるアニメについてもPVが新たに公開されたため、ぜひご覧ください。

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。

怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。

そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。

まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。

死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。

その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。

新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。

こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。

ついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けようとしています。

薄久保薬師の新能力とプレゼント

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

薄久保薬師が敗れ、餓死するまで地下で戦闘員Dと薬師は仲良くオタクトークをかましていましたが、その場に毎日薄久保天使も顔を出していたようでした。

天使は現在、Dにぞっこんですが、一応育ての親ということもあり、父親代わりの薬師を心配していた気持ちをあったのでしょう。

そしてだべっていたある日、怪人ファンの薬師はDに贈り物を届けます。

それは義足でした。

Dは戦保怪戦でブルー部隊従一位の藍染小町と戦った際、藍染の神具レプリカVer2.0を使用した海坊主の攻撃により、片足を失ってしまいました。

戦闘員は不死身ですが、唯一神具の攻撃を受けてしまうと倒されてしまうということもあり、片足はあらたに構築することはできていませんでした。

そこで薬師は、Dの一助になればということで、口から足を吐き出して、それをDにプレゼントしました。

これを見るに、デスメシアには口から何かものを作り出すという能力もあるようで、しかもその義足には何か秘策も施しているようです。

これも特撮版から感じ取った伏線を再現したのかもしれません。

ただなんか、口から出したものを体の一部にするのには抵抗があります。衛生的に…。

戦闘員Dの人間としての成長

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

薬師に人間の生態を色々と教わったDは、天使とともに人間の生活になれたかどうかチェックを試みるため、ファストフード店に向かいます。

メニューを注文し、支払い時にクーポンを使用したり、注文待ちをしたりといった人間にとっての当たり前を、Dは行うことができるようになっていました。

以前のDは、原作第2話を見たらわかるように、フォークやスプーンの使い方もままならないありさまでしたが、今回の様子を見てとても成長を感じられます。

そしてさらに、一緒に来ている天使にポテトのシェアをかまします。

確かにはたから見ると、この2人はカップルに見えるため、食べ物のシェアはめちゃくちゃ人間っぽいです。

天使はものすごく幸せそうにしていたり、ほかにもデートでクーポンはNGという意見も世間にはありますが、何にも気にしていなかったところを見ると、天使の優しさを感じます。

さらに、迷惑系の客とも出くわしてしまいます。

昼間っからのんびりしている二人を見てイラついたのか、二人にあたり散らかしてきましたが、Dはなんと速攻で謝るという姿を見せました。

面倒ごとにはパパっと謝って済ませるという、大人の人間っぽさをみせるほどに成長していました。

1話から見ている読者からすれば、まるで赤子の成長を見ているような気分ではないでしょうか。

天使の中のユリメリダ

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

迷惑系の客に対し、天使は毅然とした態度で追い返しました。

その際、片目には神具レプリカVer2.0 を使用した時の瞳に変化していました。

天使の中に眠るユリメリダのようにも感じます。

ユリメリダとは、元怪人幹部かつ薄久保薬師の愛人(愛怪人?)のことで、幹部の擬態能力を使って精神を天使の中に移したという背景があります。

原作第123話にて、ユリメリダの精神を跳ね返した天使でしたが、もしかするとユリメリダの力を部分的に使えるようになったのかもしれません。

Dの目的

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

Dの目的は、「世界征服」で、これは当初から変わっていないものだと思います。

原作第107話の藍染小町との戦闘で、Dはブルーキーパーと正面からぶつかれたことがただただうれしかったと言っており、ドラゴンキーパーとは正面衝突でぶつかっていきたい気持ちを持っているようです。

怪人と大戦隊という、正義と悪をきっちり区別し、そこで悪の立場としてぶつかるという、構造を大切にしたいのだと感じられます。

そしてその目的を達成するために、まずは

浮遊城にとらわれた戦闘員を救う

というミッションに取り組むことになりました。

不死身の戦闘員を倒す第2の方法

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ここで新たに新情報が登場しました。

それは、戦闘員の核のクリスタルです。

浮遊城に謎のクリスタルがあるようですが、戦闘員の核のようなもので、それを壊すと全ダスターが死んでしまうようです。

これまで戦闘員を倒すには、神具を使うしかないと言われていましたが、新たな情報に驚きです。

ブルー部隊浮遊城支部

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

久しぶりに、ブルー部隊と浮遊城が登場しました。

原作第7話で、浮遊城はブルー部隊浮遊城支部に変えられてしまい、ブルー部隊正三位と従三位の瑠璃真太と碧流亜乱が常駐して管理することになったと語られています。

そして今回、久しぶりに瑠璃真太が登場していました。

碧流亜乱は、戦保怪戦に繰り出されており、読者にも碧流のクズっぷりが頭に焼き付いている方も多いのではないでしょうか。

そして今回も碧流は戦闘員を前に強気な態度でパワハラをかましていました。

弱いやつの前では強がる態度を見せ、しかも髪型もなんかイカす感じに仕上げておりイキり散らかしています。

そこで戦闘員Dが登場してきたため、そろそろ碧流に裁きの鉄槌が下されそうです。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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