【戦隊大失格】110話のネタバレ解説・考察|正義を貫くが裏目に出る桜間日々輝

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2022年12月にはテレビアニメ化されることが決定しました。

原作では予想ができないストーリーと手に汗握る展開で非常に盛り上がりを見せています。

今回は110話「戦保怪戦⑮」について振り返っていきます。

重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。

本記事は「戦隊大失格」の110話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

前回までのあらすじ

「戦保怪戦」を佳境に差し掛かり、各部隊にも負傷者が続出しています。

大戦隊最強の部隊である、ドラゴンキーパーまでも大怪人デスメシアとの戦いで命を賭して戦っています。

ピンクキーパーはまだ生きていた午の幹部フワリポンと再び対峙します。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

そこで新たに桃の神具カートリッジ「思金神(おもいかねのかみ)」を使用し大量にあふれかえったフワリポンの本物を一瞬で見破ることに成功します。

一方、怪人保護協会地下に幽閉されていた桜間日々輝翡翠かのんは、戦闘員エクスズによって外に連れ出してもらいます。

>>>戦隊大失格109話のネタバレ感想・解説・考察

外に連れ出してもらった翡翠かのんと桜間日々輝

戦闘員エクスズは閉じ込められていた桜間日々輝と翡翠かのんを地下から連れ出します。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

エクスズは、以前怪人の自分を救ってくれた日々輝に恩を感じており、原作第90話で日々輝を怪獣にしてしまわないために、この地下に閉じ込めました。

そして様子を見計らってエクスズは、日々輝を連れ出しこの戦いから離脱させようとします。

日々輝と一緒に閉じ込められていた翡翠も一緒に助けてもらいます。

外に出て、人同士で戦っている戦場を見る二人。

そして翡翠は自分の信念を曲げない性格であるため、怪獣や怪人を討伐しに真っ先に戦場に降り立っていきます。

エクスズは日々輝に対し、

真に受けるな、お前にできることはもうない”

といった意味の言葉を伝え、命を落としてほしくない気持ちも伝えます。

しかし、正義感の強い日々輝は自分だけ助かることはできない、と戦場に降り立っていきました。

碧流VS日々輝

日々輝が降り立った場所は、ブルー部隊の隊員が横になっている場所でした。

合体幹部との戦いで消耗した隊員を、ブルーキーパーである蒼馬圭介が救出し、寝かせていた場所です。

この寝込んでいる隊員の中には、ブルー部隊従三位である碧流亜乱もいましたが、碧流は消耗していたわけではなく、合体幹部に恐れおののき、寝込んだふりをしていただけでした。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

起き上がった碧流は、ちょうど日々輝と鉢合わせし、声を掛けられます。

2人は原作第8話以来の対面となりますが、日々輝はフードを被っているため碧流は誰だかわかっていませんでした。

日々輝は碧流に一緒に戦おうと言葉を投げかけますが、逃げる気満々だった碧流は拒否します。

2人は言い合いになり、日々輝の

「あなたは正義の味方にふさわしくない」

という言葉に碧流はぶちぎれてしまい、日々輝を襲いにかかります。

日々輝のフードが取れる

碧流が日々輝を襲ったことで、日々輝の被っていたフードが破れ、ついに日々輝の素顔が久しぶりに公開されることになります。

そこには、昔のさわやかだった日々輝の容姿は失われ、顔には火傷のようなケガを覆っており、髪の毛もひどく抜け落ちており、ほとんど日々輝の面影がなく変わり果てていました。

一体なぜ、このような姿になってしまったのでしょうか。

正義を追う日々輝の絶望

日々輝は常に正義感あふれる行動をしており、正義を目指し、自分が正義だと思う行動を続けていました。

今回も碧流という正義の味方にあるべき立場にいるにもかかわらず、正義を全うしない人間に対し、喝を入れていました。

しかし、ここで到頭やらかしてしまいます。

2人でやりあっている際、碧流の言葉に憤りを感じ、高い場所から突き落としてしまいます。

止めようと働いた日々輝の行動が裏目に出て、絶望の表情を浮かべながら、碧流が落ちた場所を向かっていきます。

するとそこには、姉であるピンクキーパー、桜間世々良の姿がありました…。

考察:姉の世々良は弟に気づくのか

ここではやはり、「姉が変わり果ててしまった弟の姿に気づくのか」この疑問が思い浮かぶと思います。

世々良は日々輝のことを愛しており、異常なほどのブラコンです。

寝室には、日々輝の柄が入った抱き枕や写真がびっしりと並んでいます。

そんな世々良ですが、これまでに日々輝に擬態した戦闘員Dと何度も会話していますが、その際に弟でないことに気づいていませんでした。

それに加え、なりすましのDにときめいてもいました。

つまり中身の違いには全く気付いておりませんでした。

このことから見た目が変わり果てた日々輝のことには気づかないのではないかと考えられます。

まとめ

戦隊大失格110話「戦保怪戦⑮」について振り返りました。

ついに日々輝が動き出した回となりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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戦隊大失格
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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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