今回は117話「千萬の歳月(ザ・チェンジドリアル) 20歳」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の117話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
（©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」）
目次
前回までの話
薄久保薬師改めデスメシアはドラゴンキーパーを倒し、あまたの怪獣を引き連れ街に侵攻を開始し、街ではイエロー部隊の雪野、無色隊員の明林と来栖が迎え撃っています。
怪人保護協会本部では、
・ブルー部隊の浦部VS戦闘員エクスズ
・酉の幹部ペルトロラVSレッド部隊獅音＆紅薊
・七宝司VS午の幹部フワリポン
が行われています。
薬師が侵攻を進める街に負傷しながらもレッドキーパーの赤刎創星がやってきます。
大怪獣デスメシアとレッドキーパーの激しい戦闘が繰り広げられる中、恐らく神具にされたであろう赤刎の妹が反応し、赤刎は新たな形態を獲得します。
一方、グリーンキーパーの千歳は翡翠のデスメシア討伐の作戦に協力しようとしています。
新フォームVerレッドキーパーVS大怪獣デスメシア
新フォームを獲得した赤刎とデスメシアの激しいバトルが繰り広げられています。
ドラゴンキーパー全員でかかっても倒せなかったデスメシアに対し、赤刎一人でいい勝負になっています。
デスメシアに背後を取られ、ピンチにもなりますが、以前からたびたび見られる神具のガードで攻撃を回避します。
神具の覚醒にイエローキーパーもびっくり
その戦いを負傷したイエローキーパーの黄理谷と大戦隊のマスコットリュージン君が観戦しています。
黄理谷は神具が覚醒した赤刎を見て「神具が素直に力を貸すとは思えないけど」と発言しています。
神具はイエロー部隊が、竜神に仕えていた巫女の一族「鈴桐家」の人間の血と骨を無理やり使うことで作られます。
無理やり体を神具に変えられた人間のことを考えると素直に力を貸すとは思えず、黄理谷は驚いているようでした。
グリーンキーパーVS大怪獣デスメシア
レッドキーパーとデスメシアとの戦いのさなか、突如現れたのはグリーンキーパーの千歳でした。
デスメシアは特撮版の伏線として、手からビームのようなものを出す攻撃を千歳に放ちます。
その攻撃を千歳は天津甕星を使用し、ビームを方向転換させデスメシアに向くようにします。
千歳の目的
翡翠にデスメシア討伐の協力を持ち掛けられた千歳。
千歳の目的は「デスメシアを怪人保護協会本部に戻すこと」でした。
天津甕星を使用し、デスメシアを本部のほうへ近づけます。
しかし一筋縄ではいかず、あと少しのところでデスメシアは抜け出し、「白く輝く攻撃」で千歳を目くらましさせ、その隙に千歳の腹部を切り裂きます。
千歳は変身も解け、血を出し完全にうずくまってしまいます。
千歳の過去
ここから千歳の過去回想が始まります。
ザ・チェンジドリアル
千歳はドラゴンキーパーになる前、バンドを組んでいました。
ベース担当で、バンドでは千歳は”千萬の歳月（せんまんのさいげつ）“と書いて「ザ・チェンジドリアル」という名前で活動していました。
千歳という名前はこの名前から抜き取ってきたものだと考えられます。
緑川早苗
ここで千歳のバンドのファンとして緑川早苗が登場してきます。
緑川は毎度見に行くようなファンで、千歳にたびたび食事をふるまってあげるほど親密な関係です。
この日も千歳は緑川に食事を作ってもらっていました。
緑川は結婚していますが、怪人侵攻で当分家に帰ってきていなかったようです。
千歳の音楽が好きで、純粋に応援していました。
ただこの女性は原作第75話で登場した千歳の妻と酷似しています。
緑川の旦那が大戦隊の一員で、亡くなってしまいその後千歳が旦那になったとも考察できますが、真意のほどはまだわかりません。
デスメシアを吹っ飛ばす
千歳は昔飼っていたサナギがデスメシアに似ていると感じたことがきっかけで、自分の過去を回想したようです。
そして自分の過去を思い起こしたことで、何か重要なことを思い出したようです。
そして「おかげで準備が整ったよ」と伝えると、渦を発生させデスメシアにぶつけます。
その攻撃をする千歳をみたデスメシアは
「あなたは…っ」
と誰かを思い出すような発言をしていました。千歳の言動もあったように、二人はかつての因縁があったのでしょうか。
千歳の攻撃を受けたデスメシアが怪人保護協会本部まで吹っ飛ばされ、千歳の目的は達成されました。
コメント
緑川さんの旦那は、名前からも、先代グリーンキーパーなんでしょうね。
コメントありがとうございます。
恐らくそうなりますね。