【戦隊大失格】136話のネタバレ感想解説、激焦りする翡翠さん

戦隊大失格

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136話「チョップマンとピンク部隊」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の136話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

毎週日曜午後4:30からアニメ放送中です。ぜひ!

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。

怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。

そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。

まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。

死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。

その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。

新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。

こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。

そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けようとしています。

Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、千歳、翡翠かのんらともに、違法薬物「チョップ」の調査に出かけました。

>>>135話のネタバレ解説

取材が来た理由

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

前回のラストで登場したこの取材陣は、ピンク部隊に対して取材をしていたようでした。

この取材陣は天ノ川テレビで番組を制作をしているチームで、「至高の職人たち」というドキュメンタリー番組を担当しており、そのリポーターの女性は架橋雫を言う名前の方でした。

リアルで言うNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」といったところでしょうか。

名前が戦隊大失格専門のフォントで書かれてあるためそこそこ重要なのかと思う方もいるかもしれませんが、スラム王LGなど秒で退場するキャラもいるため、重要でない可能性も十分あります。

そしてこの人たちが取材に来た理由は、次期ピンクキーパーを誰が務めるのかを知るためでした。

ピンクキーパーの桜間世々良は、戦保怪戦で重傷を負ってしまい、亡くなってはいませんが現在も昏睡状態になっているため、復帰が厳しい状況となっています。

ピンクキーパーは、インスタフォロワー1000万人以上いるほどの人気女性なため、取材陣含め国民全員が気になるところなのでしょう。

緑川早苗について

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

チョップの調査をピンク部隊とグリーン部隊が共同で始めます。

この場所であるスラム街は、原作第127話から描かれていれていた通り、緑川早苗&椛親子が暮らしていたスラム街です。

千歳が

知り合いがこの近くに住んでいるんだ。最近会えていないけど、元気していると言いな。

と語っていますが、これは緑川親子のことを指しています。

緑川早苗は、千歳がグリーンキーパーになる前のバンド時代からのファンで繋がっており、原作第130話で緑川親子と千歳が現在も協力しているということが語られていました。

そのため、千歳は緑川親子のことを思い出していたのです。

しかし、しっかりと読み込んでいる方はわかるかと思いますが、原作第132話で緑川早苗は亡くなりました。

千歳は早苗のことを知ったらさすがにキレるでしょうか?、椛ちゃんが新戦隊にいることを知ったら、大戦隊側につくのではなく新戦隊側につくのでしょうか?

そこらへんがこれからの展開で期待されます。

萩野乃愛の涙、美しい

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ピンク部隊のメンバーは、全員”LOVEピンクキーパー“の精神を持っています。

中でも萩野乃愛は、様子からわかるように今でも落ち込んでおり、原作第109話ではピンクキーパーへの愛が行き過ぎて変態っぷりを披露しています。

そのためいまだに引きずっている乃愛は

「私もできることなら、あの人の傍にずっといたかった…」

と涙しています。

愛する人、尊敬する人、自分にとって大切な人が、昏睡状態になってしまったらそりゃ悲しいです。

ちなみに、弟(日々輝)の前で自分の方がつらそうにしていることに謝っていますが、モノホンではないのでその必要はありません。

次期ピンクキーパー論争

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

取材陣の架橋さんの「親族の方が最有力なのでは…」という発言を皮切りに、次期ピンクキーパー論争が始まります。

ピンク部隊の人たちも賛成でした。

異常なまでに世々良を崇拝しているピンク部隊をまとめるのは、もう弟の日々輝しかいないからです。もうよそ者の入る隙などありません。

それを聞いた翡翠は激焦りします。

翡翠は、後輩の、しかも戦闘員のDに自分よりも上の位階のドラゴンキーパーに昇格してしまうのは癪だという気持ちと、グリーン部隊から出ていってほしくない気持ちで、猛反対します。

必死こいてDをグリーン部隊にとどめようとするツンデレ様が、可愛すぎて読者の心を鷲掴みです。

チョップマン登場&逸る主人公

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ここでDと乃愛の前に、チョップマンが登場しました。

チョップを使用して凶暴化した人間のことを、チョップマンと呼ぶようです。

このチョップマンは、スラム街で緑川早苗らが逃亡していた時に登場したおじさん怪人でした。

Dは手柄を挙げようと、一人で突っ走りますが、思いのほか強かったのでまたもいち早く、応援を呼びに行くためにその場を乃愛に押し付けました。

こんなんがピンクキーパーになったらたまったもんじゃないですw

神具レプリカ

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

一人残されかけた乃愛は、神具レプリカで神具を使おうとします。

乃愛が使用することを許された神具レプリカは、スティックでした。

映えますね。

しかし、乃愛は神具を使おうとした瞬間、吐き気を催し、嘔吐してしまいました。

チョップマンの影響かと思われましたが、どうやら乃愛自身の心の問題で使うことができなかったようです。

なぜ使えなかったのかはよくわからなかったですが、トラウマ的な何かがあるのだと思われます。

チョップマンの非チョップマン化

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ここでチョップマンが、急に人間へと戻りました。

敵が急に敵でなくなるという、なんとも不思議な展開にDたちも驚きます。

怪人の力を引き継ぐ怪人化剤というものが、元イエロー部隊かつ怪人保護協会理事の橙代大介によって作られましたが、怪人化剤の場合は、暴走した果てに幹部になってしまうものとなっていました。

チョップはまたちょっと違うようですね。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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