119話「戦保怪戦㉑」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の119話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
目次
前回までの話
ついに最終鏡面に入った「戦保怪戦」。
怪人保護協会本部では、
・ブルー部隊の浦部VS戦闘員エクスズ
・酉の幹部ペルトロラVSレッド部隊獅音&紅薊
・七宝司VS午の幹部フワリポン
・デスメシアVS千歳、翡翠、戦闘員D
が行われています。
侵攻を進める薬師にグリーンキーパーの千歳が立ちはだかります。
千歳は薬師に再び追い詰められますが、風のような能力を発揮し、薬師を怪人保護協会本部にまで引き戻すことに成功しました。
翡翠かのん、千歳、そして戦闘員Dの3人は、デスメシアと協会本部で戦闘を行い、デスメシアの前に立ちはだかります。
その場に立ち尽くす薄久保天使は、これまでグリーン部隊で活動していた桜間日々輝の正体が、実は戦闘員Dだと気づき、Dの自分ファーストで行動する姿勢に胸をトキめかせます。
天使の恋心。戦闘員Dは運命の人
戦闘員Dは、ブルー部隊従一位の藍染小町の神具レプリカVer2.0を使用した攻撃により、右足を失ってしまっています。
そんな歩きづらそうにしているDの背後から、天使は寄り添います。
「私が支えるから、連れて行ってくれないかな。世界を征服するあなたの覇道に。」
とDの行く道に同行したいという気持ちを伝えます。
天使を父親として育ててきた薬師は、元怪人幹部ユリメリダのことを愛しており、「いずれお前にも運命と呼べる怪人との出会いが訪れる」と話していました。
その運命の出会いが、天使にとってはDとの出会いだったようで、Dのことを完全に運命の人だと認識しています。
羨ましいですね。
グリーン部隊再結成
反対する薬師は、天使の中に眠る怪人「ユリメリダ」に直接呼びかけようとします。
ただ天使は自分の意思のまま行動しており、ユリメリダの声はもう聞こえないようです。
そうしてデスメシアをつぶすという目的は共通し、天使も仲間入りし、なんとかつてグリーン部隊で活動していた千歳、翡翠、天使、Dの4人が再び共闘します。
この展開は激熱ですね。
ピンクキーパーの死
場面はフワリポンVSホワイトキーパーの七宝司の戦いに移ります。
ピンク部隊もこの場に到着し、ピンクキーパーがフワリポンと戦っているはずなのに、見当たらないため、辺りを探し始めます。
そしてピンク様大好きの萩野乃愛が、血相を変えて向かった先には、倒れているピンクキーパーの桜間世々良とその弟の桜間日々輝、倒れこんでいるブルー部隊従三位の碧流亜乱がいました。
慌ててピンク部隊のメンバーが駆け寄りますが、世々良は既に心臓が止まっていました。
悲惨な扱いを受ける日々輝と悪人碧流亜乱
ピンク部隊のメンバーは全員、世々良のことが大好きです。
世々良の悲惨な姿を見て、普段温厚なピンク部隊従二位の撫子益荒男も、ブチギレています。
そして近くにいたピンク部隊のメンバーは、そばで立ち尽くしていた桜間日々輝を疑います。
日々輝はフワリポンにやられたと事実を述べますが、ここで碧流がすべて日々輝のせいにします。
碧流はブルー部隊従三位でピンク部隊とも面識があり、一方日々輝も世々良の弟ということで面識はあるはずですが、姿が変わり果ててしまったため疑われてしまいました。
朱鷺田隼の登場
この場にレッド部正三位の朱鷺田隼がボロボロになりながら登場します。
朱鷺田は、薔薇木とともに左山マガティアによって夢の世界のデスレースに閉じ込められており、なんとか脱出してはいましたが体はぼろぼろになっています。
朱鷺田は桜間姉弟と同じ、元ブルーキーパー青島理久人が設立した孤児院に入居していました。
そこで世々良をからかうこともありましたが、それでも大切な存在に思っていたのか、世々良がなくなっているのを見てブチギレています。
朱鷺田もピンク部隊同様、日々輝だと認識できていないため、全員で日々輝をボコボコにしようとします。
本当にかわいそうです。
合体幹部のワープ能力
追い詰められる日々輝でしたが、間一髪でワープさせられます。
このワープに使用されたわっかは、申の幹部チャコブルと卯の幹部ヤケコカブの合体幹部が使用していたものです。
つまり合体幹部が日々輝を助けたと考えられます。
戦闘員エクスズVSブルー部隊浦部英玄
場面は変わり、エクスズVS浦部英玄の戦いに移ります。
エクスズを追い詰めた浦部でしたが、ここで
「もうやめようぜ、この戦いに正義なんてない。俺と一緒に逃げよう。」
と告げます。
恐らく浦部は、親友である小熊蘭丸を助けたエクスズを敵だと思えないのだと考えられます。
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