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134話「リベンジマッチ②」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の134話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
また、4月7日16:30からついにアニメが放送されます!ぜひ。(ディズニープラス独占配信となっていますが、地上波でも放送されるため皆さんご覧いただけると思います。)
前回までの話
怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。
怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。
そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。
まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。
死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。
その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。
新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。
こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。
ついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けようとしています。
そして前回、戦闘員Dはとりあえず浮遊城にいるダスターの仲間を助けることにし、ブルー部隊浮遊城支部に単身で乗り込み、ブルー部隊のランカー碧流亜乱と瑠璃真太と相対することとなりました。
藍染小町、ランカー剥奪か
高いところに腕を組んで登場するという、一度はやってみたいかっこいい登場方法でDは出てきました。
戦保怪戦で藍染従一位に神具レプリカVer2.0 の海坊主による攻撃で右足を失ったDでしたが、前回薄久保薬師に右義足をプレゼントしてもらっていました。
しかし、この時点では義足をつけていないため、普段使いするものではないと推測できます。
また、碧流の口から
「藍染”元”従一位な」
と言われていたことから、藍染はブルー部隊従一位の座から降りたのだと考えられます。
理由としては、ブルーキーパーの青嶋庄吾がDにころされ、その時点でメンタル崩壊気味になったうえに、仇を目の前にしてのがしてしまうという失態を侵してしまったため、もう覇気を失ってしまったのかもしれません。
元々、藍染は初登場時はブルー部隊従一位代理となっており、蒼馬圭介が大戦隊に復帰指定から正式に従一位として活躍していましたが、とうとうここで大戦隊のランカーから退くのか、それかもしくは降格したのかもしれません。
藍染がどうなったのか、気になります。
碧流、従一位昇格
そして従一位を退いた藍染の代わりに、新たに従一位の座についたのは碧流だったようです。
碧流は初登場時は従三位、つまりランカーの中では6番目の立ち位置でしたが、見事出世しました。
戦保怪戦での幹部フワリポン討伐が評価されたようです。
しかし、実際フワリポンを討伐したのは、ムッキムキ七宝君です。
ただ七宝君は脳筋なので桜間日々輝にいいように言われ新戦隊の仲間入りをしたため、その場に居合わせた碧流が手柄を奪ったようです。
成功体験を積んだ人間は、自分に自信を持てるようになりますが、碧流はもう、ウッキウキです。
絵に描いたように調子に乗っており、髪型も前髪を下ろしていたスタイルから七三分けに変更しています。
戦闘員DVSブルー部隊位階持ち
Dはこれまでの戦闘経験や薬師との対談の効果もあり、大幅にパワーアップしており、ブルー部隊のランカー以外に対しては圧勝しています。
瑠璃真太の神具レプリカのメリケンサックで攻撃してきますが、Dは攻撃された部分をすぐさま崩壊させるという、残像みたいなスタイルを編み出し対抗します。
ずっとザコ戦闘員と揶揄されてきていましたが、Dは見事ランカーとも対等に渡り合っており、周りの戦闘員たちも拍手喝采です。
ただ、碧流も見た目だけではなく、能力も少し上がっています。
碧流の神具レプリカの斧から繰り出される闇御津羽神の威力はものすごく上がっており、Dも少し感激しています。
ただ薬師からもらった義足がどこにいてもくっついてきてくれるという効果があるようなので、碧流の攻撃を回避できていました。
そしてDは、ついに碧流をぼこすことに成功しました。
かなり最初の段階で戦闘員Dは日々輝とともに碧流と対峙していましたが、今回でしっかりと攻撃を食らわせていました。
碧流も最後にはあの時に戦った戦闘員ということで思い出し、ビビりだったときの自分を知られていることに対する恐怖心も感じていました。(でもそれ以上に日々輝はつらい思いをしていますよ。)
こんな感じで、Dがかなりの成長を見せた戦いとなっておりました。
一つの生物
多くの戦闘員を前にDは、久々の会話とともに解放してやるという旨を伝えます。
その際Dの口から
「俺たちが一つの生物(中略)」
であることが語られます。
これは前回133話で語られた、戦闘員の核のクリスタルを壊されると不死身の戦闘員も全員死んでしまうということに関係していると考えられます。
戦闘員が元々一つの生物でそれが分離してできたという考察もできますが、核を壊されると皆死んでしまうということで、戦闘員が運命共同体であることは確定でわかります。
D、グリーン部隊復帰
場面は変わり、グリーン部隊で一人寂しくしている翡翠のもとに、桜間の格好をしたDが登場し、ついにグリーン部隊に帰ってきたようです。
翡翠は桜間の正体が戦闘員であることは気づいていますが、これまでのDの行いを見て戦闘員全員が悪だとは考えないようになったため、Dの期間を歓迎しています。
またDには薄久保天使も必ずくっついてくるのでグリーン部隊の完全復帰が期待されます。
Dがこれから何をしようとしているのか見ものです。
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