【戦隊大失格】本作主人公、戦闘員Dについて徹底解説

戦隊大失格

週刊少年マガジンで連載中の「戦隊大失格」。

この記事では戦隊大失格に登場する主人公・戦闘員Dについて解説していきます。

本記事は「戦隊大失格」のネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

戦闘員Dとは

戦闘員Dとは、悪の怪人軍団の中の戦闘員(通称ダスター)のうちの一人で本作品の主人公でもあります。

同じ戦闘員からは意識高い系だと思われており、怪人本来の目的である世界征服を常に心に掲げて活動していました。

いつ、どうやって誕生したのか

戦闘員Dを含め、戦闘員たちは13年前から始まった戦争で数的優位に立つために、幹部によって生み出されました。

第49話にてDが誕生した時の様子が描かれていました。13年前に生まれて0歳と書かれてあることから現在は13歳ということになります

しかし、誕生した瞬間から姿かたちは現在と変わっていないため、身体的な成長はないのだと考えられます。

戦闘員の基本的な2つの能力

すべての戦闘員には「崩壊」と「構築」と呼ばれる2つの能力が備わっています。

崩壊とは、自らの意思で体を塵状に分散できる、というものです。そのため、武器で体を傷つけられてもダメージを受けることはありません。しかし、体全体が塵状に崩壊すると、コントロールすることができなくなり、浮遊城に吸い寄せられるか、風に流されるようになっています。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

構築とは、体の一部分、もしくは全体を自分の好きな形に変えられる、というものです。具体的には、作中では腕を神具に見せたり、仮面を作ったり、全身を虎に変えたりといった使われ方をしています。

主な使用方法は、地上人への「擬態」に使われています。擬態するときのディティールは、その対象への理解度に左右されます。

戦闘員にも、この能力には得手不得手があり、構築のスピードや再現度には個体差があります。

戦闘員Dの能力

先ほど述べた崩壊と構築はすべての戦闘員が持っている能力で、特に戦闘員Dは、地上人への擬態が得意とされています。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

普段は地上では図のような少年の姿で人間の生活に溶け込んでいます。

また、作中では隊員候補生である桜間日々輝に擬態し、大戦隊に潜入しますが、日々輝の姉である桜間世々良にも決してばれることなく潜入することができています。世々良は日々輝と家族であるうえ、日々輝のことを愛してやまないにもかかわらず、正体をばれていないということは相当な擬態能力なのだと考えられます。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

しかし、擬態するときにサイズを大幅に変更することができないという欠点があります。例えば、小さい子供に擬態しようとしても、顔や髪形などは再現できるが、身長は小さくできないといった感じです。

戦闘員Dの戦闘力と思考力

戦闘員は戦うことしか能がない、ザコ戦闘員とののしられており、大戦隊からはもちろん、国民からもなめられています。

戦闘員Dも決して戦闘力が高いとは言えませんが、機転が利く思考力を持ち合わせているため、あらゆる場面で活躍しています

レッド部隊の神具を盗むことを決行した時、レッド部隊正三位である朱鷺田隼と対峙します。

基本的な戦闘力は朱鷺田の方が上ですが、構築と持ち前の機転の良さで朱鷺田を倒すことに成功します。

また、ドラゴンキーパーらと対峙した時も、とっさに自分の腕を神具に擬態させ、神具を奪うことに成功するなどの活躍を見せています。

戦闘員Dの目的

元々、悪の怪人軍団の目的は世界征服となっており、戦闘員Dもその目標を達成しようという考えを持っています。

そしてその目的のためには大戦隊をつぶすということは避けては通れないため、桜間に擬態し単身、大戦隊に潜入します。

桜間も現在の大戦隊の体制には不満があり、外側から大戦隊を正すために、Dは内側から大戦隊をつぶすためにそれぞれが活動しています。

そしてその最終的な目標を達成するためにどうすればよいかわからないDは、協力者である錫切夢子に従い、神具の奪取も目的に添えて活動しています。

そして原作50話までで赤と青の2つの神具の奪取に成功しています。

戦闘員Dの心情の移り変わり

当初は、散々屈辱を味合わされたため大戦隊全員を敵対視していました。実際、パイロンの巣の隊員候補生達は、ホログラムを使ったダスターを倒す演習では、容赦なく殺しにかかっていたため、Dもはらわたが煮えくり返っていました。

しかし、大戦隊に潜入しているうちに情が移ったのか、大戦隊の人間全員が敵であるとは思えなくなってしまい、敵であるはずの隊員に「お前は敵か」と問うシーンがあります。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

また、怪人保護をうたい、自分たちの味方をしてくれる怪人保護協会に味方するか、それとも怪人としての矜持を忘れ大戦隊に味方するかをきめかね、最終的には「すべての希望に仇なす存在」というDの思う怪人のあるべき姿に則したムーブをすることを決意します

戦隊大失格
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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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