週刊少年マガジンで連載中の「戦隊大失格」
作中で正義の味方とされる組織「大戦隊」のイエロー部隊について解説していきます。
本記事は「戦隊大失格」のネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
（©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」）
目次
イエロー部隊とは
大戦隊には、赤、青、緑、黄、ピンクの計5色の部隊が存在し、それぞれの部隊ごとに適した役割があります。
その中でもイエロー部隊は研究開発専門の部隊で、未知の竜神エネルギーについて解析したり、変身システムやドラゴンガジェットなどの武器の研究や開発などを行っています。
また、日曜決戦で使われる神具や演出などもイエロー部隊が行っています。
イエロー部隊の隊員数は1000人ほどで5色の部隊の中で一番多い人数となっています。
また、大戦隊の各部隊の上位6名はランカー（位階持ち）と呼ばれ、1位から順番に正一位、従一位、正二位、従二位、正三位、従三位の称号を与えられています。
正一位：黄理谷真夜（きりたにしんや）
イエローキーパーの正体は黄理谷真夜という男です。
原作第91話で初めて名前が明らかになりました。変身した姿でも口元だけはどこかニヤついた表情をしており、どこか不穏な空気を感じさせます。
怪人を作ったのは自分だと明かしたり、神具は弛まぬ努力の末、選ばれた人達を利用して作ったとほのめかしたり、作中における謎に深くかかわっていると考えられるシーンが多く見受けられます。
戦保怪戦では仲間である茶畑にかまわず攻撃を当てるなど、非人道的な行動を当たり前のごとく行います。
従一位：錫切夢子（すずきりゆめこ）
錫切夢子は作中序盤から登場し、イエロー部隊に所属していながら、戦闘員Dと協力し、大戦隊に反旗を翻そうとしている人物です。
なぜ、大戦隊に敵対するのかという質問に対し、「ドラマでどう考えたって勝てないヒロインを応援できない」という理由から、負けっぱなしの戦闘員に協力していると語っていますが、真意のほどはわかりません。
錫切はどこか謎めいた性格をしています。一つ一つの発言が真実なのか、嘘なのかもわかりづらく、目的もはっきりしていないため、協力している戦闘員Dも「気まぐれは体外にしろよ」と発言しています。ですが一つはっきりしていることは「神具を全部集めようとしていること」です。神具を集める理由はわかりませんが、それが後々錫切の目的につながってくるのだと考えられます。
神具レプリカは「月読命（つくよみ）」を使用します。
正二位：
橙代大介（だいだいだいすけ）
橙代は元イエロー部隊正二位の男です。しかし現在は退職し、怪人保護協会に所属し、大戦隊と敵対しています。かつてはイエロー部隊で実験をしており、そこで培ってきた技術で神具レプリカver2.0を作成します。
イエロー部隊で見てきた実験や大戦隊の悪事に納得がいかず、大戦隊を退職し、その悪事を告発したり、国民に訴えかけるなどして大戦隊の支持を失わせようとしています。
山吹茜（やまぶきあかね）
山吹はイエロー部隊正二位の女性隊員で、原作84話にて初登場しました。
かつては橙代のもとで働いていましたが、橙代が退職後、現在は正二位に昇格し、日々研究や日曜決戦のための準備などに励んでいます。
自分で優秀なのは頭脳だけで、戦闘はお転婆だと発言している通り、戦闘能力はあまり高くはないようです。
正三位：茶畑渚（ちゃばたけなぎさ）
栗のような髪形をしている正三位の男隊員です。
「謎だ」というのが口癖で、謎を解き明かすのが好きなようで、イエロー部隊にうってつけな人物だといえます。
使用する神具は「火雷大神（ほのいかづちのかみ）」です。
その他の隊員
ウィンディ
原作72話で初登場しました。ハイライトが星という特徴的な瞳をしている人物です。
桜間たちと同期に当たるらしく、候補生以外のルートで正隊員になったようです。
ウィンディはファーストネームらしく、フルネームは明かされていません。本人曰く、仲良くなった人にのみ明かすようです。
雪野アンジェリカ（ゆきのあんじぇりか）
桜間らと同期で候補生だった雪野は、パイロンの試験で合格したのち、一旦はブルー部隊に配属されましたが、その後錫切の助言があってかイエロー部隊に異動になりました。
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