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122話「薄久保薬師18歳②」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の122話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
前回までの話
ついに最終鏡面に入った「戦保怪戦」。
マッチアップは
・ブルー部隊の浦部VS戦闘員エクスズ
・酉の幹部ペルトロラVSレッド部隊獅音&紅薊
・ホワイトキーパー七宝司VS午の幹部フワリポン
・薄久保薬師が顕現した大怪獣デスメシアVSレッドキーパー赤刎
・薄久保薬師VS元グリーン部隊(千歳、翡翠、戦闘員D、薄久保天使)
のようになっています。
薬師の娘である天使には、元怪人幹部で薬師の妻のユリメリダが入り込んでいました。
天使は自分がどう行動すればよいのかわからず、ユリメリダの声に身を任せようとしましたが、いついかなる時も自分ファーストで行動する戦闘員Dの姿に心を奪われます。
そしてグリーン部隊のメンバーが再集結し、薬師の討伐にあたります。
一方、本物の桜間日々輝は、姉の世々良殺しの濡れ衣を着せられ、大戦隊のメンバーから襲撃されそうになりますが、合体幹部に連れされました。
グリーン部隊VS薄久保薬師の戦いは、グリーン部隊のコンビネーションにより、薬師の「心を読める」という能力を逆手に取られ、薬師はピンチに陥っていり、現在薬師が18歳の頃の回想に入り、ユリメリダとの邂逅や村での日々について語られています。
都会へ移住したユリメリダと薬師
怪人を受け入れる姿勢は決して見せなかった村の人たちとは決別し、ユリメリダは村の女性の皮を奪い、ユリメリダと薬師二人で都会に移住してきました。
大都会についた二人は都会らしい食べ物をほおばり、特撮版「竜神戦隊ドラゴンキーパー」の聖地巡礼に足を運んだりと、ほほえましいほど仲良くデートをしています。
住まいはボロアパートでしたが、二人は村から出て都会の新鮮さに感銘を受けていました。
薬師の仲間
そして薬師は自分の仲間にユリメリダのことを紹介します。
前回の121話では、薬師は村の人たちに「変な集まりから縁を切るこった」と怪人好きの仲間と離れるよう言われていましたが、その仲間がこの人たちでした。
この人たちは薬師同様、人間社会に適応できなかった人たちで、ユリメリダも怪人コミュニティになじめなかったため、異端者同士なじむことができました。
その際、仲間の一人に「フィアンセでも連れてきたのだと思いましたよ」と薬師は言われていましたが、ユリメリダはまんざらでもない表情を浮かべており、かわいらしい一面を見せていました。
卯の幹部ヤケコカブの登場
ユリメリダと薬師が歩いている途中、卯の幹部ヤケコカブが登場し人間をやみくもに襲います。
すでに申の幹部「チャコブル」と卯の幹部「ヤケコカブ」が合体した幹部は登場していますが、ヤケコカブ単体で登場するのは初めてとなりました。
合体幹部にはワープ能力と「○○ざる」と打消しの発言することで敵の行動を封じる、という二つの能力を持っていました。
そしてヤケコカブは、「呼吸せざる」と発言し、人間たちが呼吸できないような攻撃を食らわせます。
正直、「見ざる聞かざる言わざる」という言葉からこの技を使用するのは申の幹部のチャコブルかと思われましたが、この技を使用するのはヤケコカブでした。
ドラゴンキーパー登場
ヤケコカブの襲来によりピンチになっていましたが、そこに登場してきたのはかつてのドラゴンキーパーでした。
口元から推測するに、ブルーキーパーは青嶋庄吾よりも前の青島理久人、ピンクキーパーは桜間世々良よりも前の桃江才加だと思われます。
ちなみに、青嶋理久人は朱鷺田隼や桜間兄弟が入居していた孤児院を経営し、桃江才加についてはいまだに顔は明かされていませんが、原作第94話にて大戦隊側に口封じとして殺されたことが明らかになっています。
結果としてヤケコカブはのちに合体幹部として登場しているため、ここでは討伐できなかったようですが、薬師は命拾いしました。
プロポーズ
薬師はヤケコカブ襲撃の影響で病室におり、ユリメリダと会話をします。
まずここでユリメリダが「神具が開発されたと聞いていたが、ここまでとは…。(途中略)」と語っていることから、イエロー部隊によって鈴桐家を使って神具が開発されたこのころだとわかります。
ユリメリダは薬師に「あなたたち人間にとっては幸せなことよ」と人間と怪人には隔たりがあるという意味を含めた、若干薬師を突き放すようなことを言います。
それを聞いた薬師は「違う、俺は君と一緒に幸せになりたい。ただ守られて生きるのなんてごめんだ」とまるでプロポーズのような発言をします。
そんなユリメリダと離れてしまうことを危惧する薬師の思いを悟りユリメリダは
「私は死なないから。死んじゃったら君の話聞いてくれる人がいなくなっちゃうでしょ。」
と語っています。
これはその場しのぎで薬師を安心させているわけではなく、「人に精神を移せる能力があるから大丈夫」という意味を含ませていたのだと考えられます。
決して嘘はつかないユリメリダの意思を感じさせます。
レッドキーパーVSユリメリダ
そして薬師が目を覚ますと、レッドキーパーとユリメリダが戦闘を開始していました。
どうやらヤケコカブの襲撃の際、薬師の仲間の一人が母親が傷ついたという理由でユリメリダのことを密告したようです。
ほんと薬師の周りには味方の人間はいないみたいでかわいそうです。
ちなみにレッドキーパーは現在同様、赤刎創星だと思われます。
理由としては区長や表情の凶悪さと、青島理久人がいた頃に赤羽創星はすでにドラゴンキーパーに就任していたことは確認されているからです。
レッドキーパーは、赤の神具「火之夜藝速男神(ひのやぎはやおのかみ)」でユリメリダを苦しめます。
そしてユリメリダはぼこされてしまいました。
天使を器に
レッドに瀕死にされてしまったユリメリダの元へ薬師は一目散に駆け寄ります。
薬師は泣きながらユリメリダに話しかけますが、ユリメリダはほとんど息がありません。
ただ最後、
「怪人でよかった。ただ贅沢を言うなら、次は君と同じ人間に。」
この言葉を残し、身体から精神が抜けていきます。
原作第115話にて、「怪人幹部には殺した人間の皮を奪う擬態能力があり、弱り切った幹部だとその一部の能力のみ使える。それは精神のみ他の人間に移せるというもの。」だと述べられています。
この能力を使用し、ユリメリダの精神はたまたまそばにいた薄久保天使に入り込み、これが天使と薬師の出会いとなりました。
ユリメリダの精神は生きたままではありますが、身体自体は死んでしまったということになります。
そして薬師は固く、人間にはもう期待せず、自分だけを信じて怪人と暮らせる社会を作り出すことを決意しました。
ユリメリダ復活
そして現代に戻り、天使の自我ではなく、ユリメリダの自我が出てきてしまいました。
天使の体からユリメリダのトレードマークともいえる翼が生え、目はオッドアイではなくなってしまっています。
これはオッドアイの時は人間と怪人の狭間の状態であることを示唆していましたが、完全にオッドアイが消えたということはユリメリダの自我が前面に押し出てきたことを表しているといえます。
天使を含めたグリーン部隊が薬師を追い詰めていましたが、ユリメリダが復活したことで、戦闘員D、千歳、翡翠かのんVS薬師、ユリメリダの3対2の状況に変わってしまいました。
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