【戦隊大失格】幹部について作中エピソードを踏まえて解説

戦隊大失格

2021年2月から週刊少年マガジンで連載中の「戦隊大失格」

そこで今回は「戦隊大失格」に登場する悪の怪人組織のなかの幹部について解説していきます。

本記事は戦隊大失格のネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

幹部とは

幹部とは大戦隊と対立する悪の怪人組織のTOPに立つ、抜きんでた力を持つ12体のことを指します。

そしてその12体には個別に干支が割り振られています。

12体のうち8体はすでに大戦隊によって討伐されています。

素性が明かされている幹部を紹介していきます。

不明(討伐済み)
不明(討伐済み)
アンデレガ(討伐済み)
ヤケコカブ
不明(討伐済み)
マガティア(討伐済み)
フワリポン
不明(討伐済み)
チャコブル
ペルトロラ
不明(討伐済み)
トドマスク
幹部一覧

能力

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

幹部には、人間の皮を奪い、人間に成り代わる擬態能力が備わっています。

その能力を使って人間社会に溶け込むことが可能です。

また弱り切った状態の時は、自分の精神のみを人間の中に入れることもできます。

つまり人間を器のようにして使うことができるということです。

酉の幹部:ペルトロラ

ペルトロラ(初登場時の姿)
©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」
ペルトロラ(覚醒後)
©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

酉の幹部であるペルトロラ原作第23話にて初めてその名が明らかになりました。

初めて登場した時は左の画像のような翼で体を覆い隠し、神様のような恰好をしていましたがパイロンの試験編で大戦隊に出現し、力を蓄えたのち、左のような酉の名前を当てられるにふさわしい姿に変化しました。

能力は、自身と同じもしくはミニマムサイズの分身体を出現させたりレーザー光線のようなものを発射したりする能力です。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」
レーザー攻撃

「戦いなんて悲しい出来事、この世からなくなった方がいい」
「争いという手段を取らなくていい平和な世界を私は望む」

ペルトロラ

と、ペルトロラは言っているように、目的は「争いの終結」であるようです。

大戦隊と怪人組織が争うのはあくまで大戦隊が存在するからであり、諸悪の根源は怪人ではなく、大戦隊であるというのがペルトロラの考えです。

巳の幹部:マガティア

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

巳の幹部であるマガティアは原作第60話で姿を現しました。

マガティアは第7巻から始まる「夢の学園編」で標的となる幹部です。

ある日突然姿を消す学生が増加し、その神隠し事件を引き起こしているのがマガティアだと大戦隊は考え、裏怪人討伐専門部隊のグリーン部隊が捜査へと出向き、対決することとなりました。

能力は「幻覚を見せる」というものです。

どのような幻覚を見せたかというと、作中では突然学校の中に連れてこられ、日常生活をさせられていました。

また、そこでマガティアは自由にルールを決められ、ループする設定にしたり、他者が校則違反を認識したら強制的にスタート地点に戻したりしていました。

マガティアに夢の世界に連れてこられたグリーン部隊一同
©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

「理想郷を作り直す」
「楽園を作るその日まで!」

「忘れるな!我々幹部はお前たち正義の味方の被害者だ」

マガティア

マガティアもペルトロラと同様に争いは望んでおらず、理想郷を作ることを目的としています

そのため、悩みを持った学生を自ら作り出した夢の世界に閉じ込め、そこを理想の世界としようとしていました。

なぜ理想郷を作りたかったのでしょうか?

推測になりますが、大戦隊という正義を担う組織と敵対し、悪として扱われる自分たちの居場所がないから、だと考えられます

尚、グリーン部隊によって討伐されました。

午の幹部:フワリポン

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

午の幹部であるフワリポン原作第79話にて初登場しました。スーツ姿に被り物を身につけた格好で表に出ています。

動画配信サイトにて大戦隊の仕組んだマッチポンプのことを告発することで、国民の大戦隊への不信感を煽っています。

また、「怪獣」と呼ばれるむやみやたらに暴れる化け物を各地に投入し、”大戦隊が存在する限り怪獣は出現し続ける”という姿勢を貫くことで、大戦隊に少しずつヘイトが向かうよう仕向けています。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

能力は、首を切り落とせば、その対象を自由自在に操れるというものです。

また操られた人間はリミッターが外れ、人間離れした力を発揮するようになるそうです。

「ここにいる人は勝つのです。怪人として生まれ変わって」

フワリポン

これまで国民に訴えかけることで大戦隊を間接的に攻撃していましたが、その訴えに賛同した人間を一か所に集めました。

してそこに集まった人たちを全員怪獣に変えてしまいました。(怪獣の正体は人間)

まずは数で大戦隊を上回るために国民を怪獣に変えたとのことです。

申の幹部:チャコブル&卯の幹部:ヤケコカブ

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

申の幹部であるチャコブルと卯の幹部であるヤケコカブは、第97話で2体の幹部が合わさった「合体幹部」だということが判明しました。

その正体は怪人保護協会理事に入っていた騎偉寿と瑠憂那でした。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

騎偉寿と瑠憂那は第73話で登場し、とてもラブラブなカップルで、なぜ怪人保護協会に入っているのか謎な人物でした。しかしその正体が幹部であったことが発覚します。

能力は申の幹部「チャコブル」と卯の幹部「ヤケコカブ」の2つの能力を受け継いでいると考えられます。

ヤケコカブの方の能力はいまだ明かされていません。ただウサギのような軽やかな動きを見せるシーンは見受けられるため、瞬発力は高いと言えます。

チャコブルの方の能力は「見ざる」や「立たざる」などのように、動作に「ざる」と打ち消しの言葉をつけることで、敵の動きを封じるというものです。

瑠憂那「騎偉寿、ええの?」

騎偉寿「こいつらには借りがある、俺らのこと見逃してくれんなら逃げてもいいぜ」

合体幹部と化した騎偉寿と瑠憂那

正体が騎偉寿と瑠憂那であることが判明しましたが、騎偉寿と瑠憂那の姿のときから恩がある人間には感謝の意を示していました。

自分たちを助けた桜間に対して、「恩人を死なせるわけにはいかない」と非常に感謝していました。

このように恩がある人間には敵対したくないという、人間らしい一面も持っていると考えられます。

寅の幹部:アンデレガ

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

寅の幹部アンデレガはすでにブルーキーパー青嶋庄吾によって討伐されました。

「神谷」という人間になりすまし、青島たちとともに悪事を働いていましたが、ある日青島たちを裏切り、青島たちは警察に捕まってしまいます。

復讐に燃えた青嶋を含むブルー部隊に最終的に討伐されましたが、非常に厄介な能力を持っていました。

それは「自らに対する害をすべて反射する聖域を作り出す」という能力です。

ブルー部隊もこの能力に苦戦し、あえて自分たちを攻撃し、そのおこぼれを何とかしてアンデレガにあてるという作戦を取らざるを得ませんでした。

亥の幹部:トドマスク

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

他の幹部とは比べ物にならないほど大きな体をしています。

かつてグリーンキーパーに討伐されました。

戦隊大失格
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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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