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今回は112話「桜間世々良13歳」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の112話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。 (©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」) |
前回までの話
「戦保怪戦」も佳境に差し掛かり、怪人保護協会陣営、大戦隊陣営ともに負傷者が続出する展開となっています。
桜間日々輝は地下に幽閉されていましたが、戦闘員エクスズの機転により脱出成功し、日々輝はもう誰にも傷ついてほしくないと争いを終わらせるため行動を開始します。
しかし日々輝はブルー部隊従三位の碧流と再会した際、正義の味方とは決して言えない言動に憤り、もみ合いになり誤って高所から突き落としてしまいます。
急いで下に行くと、そこでは日々輝の姉であるピンクキーパーの桜間世々良と午の幹部フワリポンが戦っていました。
日々輝は自分の身を捨ててでも碧流の命を優先し、碧流を助けてほしいと頼み込みます。
世々良は不意打ちでフワリポンを攻撃した後、モモの神具「天手力男神(あまのたちからのおのかみ)」のカートリッジを使用し、碧流の救護を行います。
世々良は変わり果ててしまった弟であることに気づいていませんでしたが、他人のために必死になる姿を見て薄々と弟なのではないかと疑念を抱き始めていたところ、倒されたと思ったフワリポンが背後から忍び寄っていました。
世々良の過去回想
場面は世々良が13歳のころにいた、元ブルーキーパーである青島理久人が運営していた孤児院に移ります。
世々良の両親は「怪人教」という怪人に寄り添う考えを持った宗教を信仰しており、世々良と日々輝も親の影響で信仰させられていました。
そして怪人教の信者が集まっていた協会に酉の幹部ペルトロラが襲撃した「宗教団体怪人襲撃事件」により世々良は両親を失い、また両足も大ケガし、思うように歩けなくなりました。
世々良は元々陸上に打ち込んでおり、また走れるようにとリハビリを頑張って続けていました。
しかし青嶋理久人から直接
「二度と立ち上がることはできない」と告げられ、世々良はひどくショックを受けます。
それでもあきらめることができない世々良は努力を続けていましたが、現在はレッド部隊正三位を務めている朱鷺田隼に(朱鷺田もこの孤児院に入っていた)
「意味ね―ことしてんじゃねえよ」
と蹴られてしまいます。
しかしそこに日々輝が登場し、姉さんをいじめたことが許せず、朱鷺田に対し必死に殴りかかっていました。
日々輝であることに気づいた
回想シーンから現代に戻り、日々輝は変わらず自分の犠牲にしてでも姉を守ろうとし、フワリポンのピアノ線の攻撃をまともに食らってしまいます。
日々輝は頭部が吹っ飛んでしまいます。
そこで世々良は父親の昔の発言
「お前らとっくにパパそっくりなんだからな。眼だ。この瞳は正義を見据える清く正しいものの証。そして家族の印だ。」
桜間父
を思い出し、日々輝の頭部と目が合い、ここでようやくこの少年の正体が自分の愛する弟だったと気づきます。
世々良の最期
弟だと気づいた瞬間、世々良は迷うことなく弟の身代わりになります。
気づくと日々輝は首が元通りになっており、逆に世々良は血まみれになりその場に倒れこみます。
恐らく神具「天照大神」を使用しましたが、回数などの何かしらの制限があり、そのルールに抵触し、世々良は倒れたのだと考えられます。
本当に亡くなってしまったのかはわかりませんし、これまでも倒されたと思っていたら神具により復活したという展開もあったため、復活する可能性もゼロではありません。
しかし神具「天照大神」による復活が期待できない以上、また天照大神の使用条件が明かされない以上、まだ明かされていない他のピンクのカートリッジによって状況は変わってくるのだと考えられます。
午の幹部フワリポンの真の姿
フワリポンがついに本体を表します。
三角のとんがり防止のようなものに足が4本生えており、そこに馬のような耳と毛が生えている見た目をしています。
午の干支が与えられている所以だといえます。
ついに念願だったドラゴンキーパーを倒し、非常に喜んでいました。
デスメシアの無双
大怪人デスメシアは、ピンク以外のドラゴンキーパーと戦っていましたが、そのドラゴンキーパーも倒されています。
そしてついに市街地に進出しようとしており、最悪のシナリオへと進もうとしています。
怪人たちの目標であった「世界征服」が本当に行われようとしています。
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