現在、少年ジャンプ＋にて毎週火曜日に更新される「ダンダダン」。
本作は総合ランキングにおいて第5位をキープしており、高い人気を誇るジャンプ＋の看板作品となっています。
今回はそんなダンダダンに登場する、円城寺仁、通称ジジについて解説していきます。
本記事は「ダンダダン」のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「ダンダダン」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
（©龍幸伸・集英社/「ダンダダン」）
基本情報
円城寺仁（えんじょうじじん）は、原作第27話から登場した男性キャラクターで、綾瀬桃（通称、モモ）の幼馴染で初恋の相手です。
耳のピアスをしており、髪型や顔もかっこよく、出で立ちから完全にスポーツマンのような見た目をしています。
好きなサッカーチームは、サンジェルマンです。
さらに誠実そうな見た目もしていることから、硬派なタイプかと思われましたが、その見た目に反しかなりおちゃらけた性格をしています。チャラチャラした言葉遣いに、変なポーズを取ったり、高校で女の子の前でもおふざけをしますが、超イケメンなため好印象を持たれていました。
引っ越し先で怪奇現象が続き、その問題を解消してもらうため、有名霊媒師の星子の元を訪れました。
星子に救われる
モモは小さかったころ、好きだった男の子に星子に教わった変なポーズのおまじないをバカにされていたと述べていましたが、その男の子がまさにジジでした。
ただ、高校生になった現在、ジジはモモの家のことをバカにしたことを後悔していおり、モモに対し深く謝罪をしました。
中学生になるタイミングでジジの一家は自然が多い山の方面へ引っ越しをしました。両親が自然が好きということや父親が近くの大学で火山の研究をしていたという理由から引っ越しました。
最初はテンションが上がっていましたが、徐々に違和感を感じるようになり、そして到頭幽霊が見えるようになってしまいました。
そこから両親も体調を崩すようになり、霊媒師にお祓いを頼みますが、頼んだ5人の霊媒師の中3人が自殺をするという怪奇に悩まされます。
しかし最後の伝手でお祓いをして救ってくれたのが、モモのおばあちゃんの星子でした。
このことがきっかけでモモの家に対する無礼を猛省したようです。
邪視と合体
合体した経緯
ジジは原作第40話にて、幽霊の邪視と合体をします。
ジジの引っ越してきた村には、大蛇信仰という土地に眠る大蛇がお腹を空かせると火山が噴火するという考えがあり、昔から村の人々は村の子供一人を供物としてささげることで大蛇の空腹を抑えていました。
そのおかげで200年間噴火することなく、温泉の恵みを受けているといわれています。
そしてその生贄作業を牛耳っている鬼頭家という一族があり、邪視は普通の男の子でしたが鬼頭家によって無理やり生贄にさせられてしまいました。
現在のジジの家の地下にて邪視が人間だったときの遺体があり、妖怪化した邪視がジジを救ったことをきっかけにジジは邪視に感情移入するようになり、最終的に邪視はジジの身体を乗っ取ってしまいました。
能力、見た目
邪視は合体する前はブリーフパンツ一丁でがりがりの体系をしていましたが、ジジのスポーツマンのようながっちりした体型を乗っ取ることで、筋肉質な体系となりました。
顔の周りにはクマのような黒い模様が出ており、額には一つ目があり、その瞳は渦を巻いた見た目となっています。
星子が散々天才だといっていたように、ジジは天才的な霊力を持っており、かつフィジカルも強いため、邪視と合体したジジはとても強い能力を持っています。
呪いの怨念を凝縮させた蹴鞠を生み出し、それを蹴って敵に当てる攻撃ができます。ジジはサッカーが好きであることから、この能力は生み出されたのだと考えられます。
また、家のような空間を作り、バリアをすることもできます。
合体後
ジジの身体を器にした邪視でしたが、人体模型の太郎の中に封印することで、ジジの意識を戻すことに成功します。
そしてそのあとは、水をかけると邪視の意識が出て、お湯をかけるとジジの意識に戻るといった状態になってしまいます。
そのため少しでも水が当たってしまうと、邪視が暴れまわってしまうといった問題が発生します。
囃子と呼ばれる、霊を外に追い出すお祓いをしてくれる人たちに頼み、邪視を永遠に封印しようとしますが、ジジはずっと独りぼっちだった邪視のことをかわいそうに思い封印を拒みます。
そして最終的に、オカルンが
「毎週火曜日の学校終わりに一回戦ってあげる代わりに人を殺さないこと」
を約束させることに成功し、邪視はむやみやたらに暴れないようになりました。
ジジの必殺技
ジジ自身も戦力アップを図るため、星子に修行をつけてもらいます。
そして原作第97話で、「邪銃（じゃがん）」という名の手からビームを出せる必殺技を出せるようになりました。
天才的な霊力を持っているといわれていたように、邪銃の威力も相当なものになっています。
ジジの恋愛
ジジは普段はチャラチャラとした態度で、クラスの女の子に対してもほめるようなことを平然と言いますが、原作第33話にてモモに対して恋心を抱いていると判明しています。
オカルンとは恋敵に当たりますが、友達が今まで作れなかったオカルンと仲良く接しており、非常にほのぼのとした関係性となっています。
肝心なモモは小学生の頃はジジに好意を寄せていましたが、オカルンと出会い協力した経験から心を惹かれていっています。
今後の3人の関係にも注目です。
以上、ジジについて解説しました。最後までお読みいただきありがとうございました。
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