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2022年12月にはテレビアニメ化されることが決定しました。
原作では予想ができないストーリーと手に汗握る展開で非常に盛り上がりを見せています。
今回は103話「山吹茜 10・17・23歳」について振り返っていきます。
重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。
本記事は「戦隊大失格」の103話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。 (©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」) |
前回までのあらすじ
ついに幕を開けた、怪人保護協会&幹部VS大戦隊の戦い「戦保怪戦」。
各部隊がそれぞれの場所でマッチアップを組み、戦闘を繰り広げられています。
イエロー部隊とレッド部隊の朱鷺田と薔薇木、戦闘員D、それからマガティアは現在左山が作り出した夢の世界のデスレースに参加させられています。
戦闘員Dの煽り
左山の気が動転したことによって夢の世界のデスレースは崩壊しかけています。
そのため全員が一刻も早くゴールしようと必死になります。
そんな中でも朱鷺田とマガティアは戦闘を繰り広げており、そこに戦闘員Dが登場します。
朱鷺田は「てめえとはケリつけねえとなあ!」
マガティアは「どんな目に合わせてあげようか」と
復讐する気満々の2人ですが、Dはその2人を無視し
「悪いがお前ら負け組コンビのリベンジは受けつけてねえよ」と煽りその場を颯爽と通り抜けます。
そのくらいDは一刻も早く地上に出て、薬師に怪人らしさを譲らないという気持ちを持っています。
山吹茜の過去
最初にゴールにたどり着いたのは黄理谷と山吹茜でした。
そこで山吹は茶畑をまき沿いにした黄理谷のことを信用できなくなっていました。
そんなとき、ふと過去の自分を思い出します。
10歳の時、学校のウサギ小屋を襲うカラスを仕掛けを使って撃退したこと
17歳の時、クラスの女子が夜な夜な悪い大学生に呼び出されている噂があったので、隠し撮りをして証拠をばらまいたこと
23歳の時、ドラゴンガジェットのバーストフォルムを作り出したこと。
これらのことを思い出し、自分の行ってきたことは正義だと確信し、黄理谷は間違っていると指摘します。
これに対し黄理谷は
「自分が悪であることは百も承知」と悪であることを認めます。
同時に「自分の悪事は認めてるのさ。君と違ってね。」と付け加えます。
その言葉をきっかけに山吹は、過去の自分が本当にしたことを思い出します。
・10歳の時、カラス撃退のために使った仕掛けは毒で、カラスだけでなくウサギもろともころしてしまった。
・17歳の時、隠し撮りした写真に女子たちの未成年飲酒もとらえており、女子生徒を退学に追い込んだ。
・23歳の時、バーストフォルムの開発に、多くの隊員の犠牲の命を犠牲にしていた。
このように山吹は自分の正義のために行った行動について、都合の悪い部分は忘れ、都合の良いきれいな部分のみ記憶し、自分は正義であると思い込んでいました。
山吹茜の贖罪
自分の汚い部分を自覚した山吹は、自分の身を投げ出して、敵である戦闘員Dをみちづれにします。
「加害者を罰することしか考えていなかった。被害者を救う気もないのに自分だけが満足していた。」
と自分の行動を悔い改めます。
そして贖罪として、自分を犠牲にしながら最後に本当に正義だと思う行動を為しました。
被害者を救うため加害者を罰することが本筋であるべきですが、加害者を罰することが目的となる。
こういった手段の目的化が山吹には起こってしまったと考えられます。
自分さえよければいいイエローキーパー
そして1人ゴールにたどり着いたイエローキーパーは、ゴール後デスレースをぶっ壊します。
イエローキーパーは自分さえよければよい性格であり、またその性格を自分でも自覚しています。
そして他人のことなど正直言ってどうでもよいと発言しています。
そのため山吹が自分の身を投げ出したことに対し、何の心配をすることもなく夢の世界をぶち壊していました。
まとめ
戦隊大失格の103話「山吹茜 10・17・23歳」について振り返りました。
山吹茜の過去について掘り下げられた回となりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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