【戦隊大失格】151話のネタバレ感想解説、衝撃の藍染怪人化

戦隊大失格

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151話「戦闘員戦闘中⑦」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の151話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。

怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。

そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。

まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。

死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。

その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。

新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。

こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。

そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けました。

Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、グリーン部隊とピンク部隊の合同でスラム街に出向き、違法薬物「チョップ」の調査を行います。

結果としてわかったことは、チョップの正体は討伐済みの未の幹部エメマタイの肉片ということと、チョップマンの流通に人の心とかないイエローキーパーもかかわっていた疑いがある、ということでした。

また、荒れ狂うチョップマンを沈めトラウマを乗り越えた萩野乃愛がピンクキーパーに就任したり、桜間日々輝が発足した新戦隊「ジェネラルナイト」の台頭や、裏でこっそり千歳が大戦隊をつぶそうとしているなど、先の読めない展開が続いています。

そして今は、天の川テレビの生放送で、急遽大戦隊代表の翡翠と新戦隊代表の瑠憂那の戦闘員D討伐バトルが始まってしまい、戦闘員Dは必死こいて逃亡しています。

そんな中で闇落ちした藍染にも見つかってしまい、戦闘員Dは藍染と激しいバトルを交えています。

>>>150話のネタバレ解説

藍染が大戦隊を目指した理由

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

冒頭では藍染が大戦隊を目指したきっかけ、理由について明かされました。

あるときスーパーの帰り道、藍染は小さい子が躓きそうなところを目撃しました。

藍染は持っている買い物袋を投げ捨てたならば、その子供を助けることができましたが、藍染は買い物袋に入っている生卵のことをふと考えてしまいました。

その結果、その子供は打ちどころが悪かったのか大けがを負ってしまいました。

藍染はこのことがきっかけで、なりふり構わず、助けられるような存在になりたいと決意し、大戦隊を目指すことになったようです。

今とは比べ物にならないくらい穏やかな表情で語っています。

藍染VSジェネラルナイト

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

藍染はジェネラルナイトのワンツースリーの3人と戦っています。

七宝君と桜間が二手に分かれて攻撃し、その二人を瑠憂那がリングでサポートする形を取っています。

藍染の神具レプリカVer2.0によって誕生した巨大な腕はあまりにもデカすぎて、巨人を討伐するかのような動きになっちゃっています。

あまりに強大な力を持った藍染はやはり上手で、後方支援の瑠憂那をボコしました。

幹部との再会

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

一方の戦闘員Dは騎偉寿と二人きりとなっています。

騎偉寿の正体は申の幹部チャコブルで、騎偉寿は自分の正体をDに明かします。

その瞬間、Dはこれまでの鬱憤を晴らす如くガチギレします。

戦闘員Dあらためダスターは、幹部が殺されたと思っていたのでおとなしく大戦隊の言いなりとなって日曜決戦という屈辱の戦隊ショーをやらされていました。

しかし幹部らは実際地上でひそかに生きていました。

そのことを知った戦闘員Dは、未の幹部エメマタイ以外の幹部に対し憤りを感じているため、騎偉寿に対してもブチギレたのでした。

騎偉寿の考え

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

Dに怒鳴られた騎偉寿はチャコブルの能力を使って周りの音を遮断します。

騎偉寿の考えは、申し訳ない気持はあるが自分らも殺されそうだったと述べていました。

そしてまた、怪人というものに対する考えですが、「怪人だから戦わなければいけないなんてことはない」と思っているようです。

騎偉寿含め瑠憂那も今は怪人幹部として悪事を企てようなどとは思っていません。

完全に角が折れてしまっています。

D自身は怪人は戦ってなんぼだろと思っており、正義と対なす存在であり続けることこそが怪人である的な考えを持っているため、騎偉寿の考えて唖然としています。

確かに騎偉寿の言う通り、これまでの怪人に対する固定観念を振り払ってもいい時代なのかもしれませんね。

藍染、まさかの怪人化

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ジェネラルナイトの3人との戦闘に、Dも擬態しながら加わり、完全に藍染の不意を突くことに成功し、藍染は絶体絶命の一撃を食らってしまいました。

完全に倒されたと思いましたが、なんと藍染はここで完全に怪人化してしまいました。

幼くかわいい見た目をしていた藍染の片りんはもうどこにもありません。

ウルトラビーストみたいな姿になってしもうています。

これは衝撃の展開ですね。

恐らく、神具レプリカVer2.0を使用したことで、竜神の力を引き出しすぎたことが原因だと思われます。

これまでも戦保怪戦で、元イエロー部隊正二位の橙代が作った怪人化剤を使用した立花音呼や左山十字などが、幹部トドマスクやマガティアに完全に変貌したことがありました。

このように人間が竜神の力を使いすぎることで、幹部になってしまうという事例があります。

もしかすると、これまでに登場してきた幹部のペルトロラなども元は人間で、イエロー部隊がつくったものを使用したことで幹部になり果てたという可能性も否定できません。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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