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141話「重岡智茂と萩野乃愛」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の141話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
毎週日曜午後4:30からアニメ放送中です。ぜひ!
目次
前回までの話
怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。
怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。
そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。
まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。
死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。
その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。
新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。
こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。
そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けようとしています。
Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、千歳、翡翠かのんらともに、違法薬物「チョップ」の調査に出かけました。
そしてその違法薬物を使用していた男、重岡智茂は、赤刎が記憶喪失で緑川親子に世話になっていた時に襲ってきた怪人と同一人物でした。
そんな重岡は再びチョップを服用してしまい、人間の面影もなく暴れ散らかしていたところ、もう堪忍袋の緒が切れたピンク部隊の萩野乃愛が重岡を始末しようとします。
しかしどうやらチョップとは未の幹部エメマタイの肉片だと判明し、戦闘員Dがエメマタイの情報を得るために重岡をしれっと生かそうとします。
荒れ狂うチョップマン重岡と、乃愛とDのそれぞれの思いが入り乱れる展開となっており、激しいバトルが繰り広げられたのち、最終的に重岡さんが何とか人の心を取り戻しました。
そして前回は、重岡さんがチョップを前にしても動じないかのチェックが始まり、重岡さんは何とか動じない強さを見せました。
チョップマンズVSピンク部隊&グリーン部隊
前回、チョップこと未の幹部エメマタイの肉片はすでに複数ばらまかれていたことが明らかとなり、そのチョップを服用していたチョップマンが複数襲ってきていました。
140話での戦闘シーンでは、グリーンキーパーの千歳がさすがドラゴンキーパーといえるほどの実力を見せ、またピンク部隊従一位の撫子が一般人の取材陣を守っていました。
また、そこまで目立った戦闘シーンがありませんが、ピンク部隊正二位の鉛丹千代子おばさんと、従二位の珊瑚礁いちごが応戦しています。
幹部エメマタイの能力は、再生と増幅の能力を持っており、チョップマンはエメマタイの能力を引き継いでいるため、大戦隊側は再生の能力にかなり苦戦を強いられていました。
誰かに許されることで、救われた気がするんだよ
ここからは前回、なんやかんややり取りがあった重岡さんとピンク部隊正三位の萩野乃愛の場面へと移ります。
重岡さんは、元々先は短いと医者に言われており、もうすぐ来る死への恐怖があったため、チョップに手を出してしまいました。
そして、加えてチョップマンに変身し後のダメージもあってか、重岡さんは今にも息を引き取りそうな状態となっていました。
孤独と死の恐怖があったとはいえ、チョップというか薬に手を出すのはよくないとは思いますが、最終的には自らの意思でチョップを断ち切ったことは評価できます。
そんな重岡さんは近くにいる萩野乃愛に対し、最後に
「誰かに許してもらいたい…。それだけでいいんだ。」
と許しを請う発言をします。
乃愛は別に自分に対し直接的な害があったわけではなく、あくまで仕事で倒そうとしただけなので、自分にそんな権利はないと断りますが、それでも許しを求めている重岡さんに
「私は、あなたの行いを許します。」
とまるでシスターのように、重岡さんが今わの際に言ってほしかったであろう言葉をかけてあげました。
最期にこんな感じで看取ってもらえるのは、マジで聖母ですね。
許しをもらった重岡さんは、最後に
「ならば儂もあんたを許そう」
と言葉をかけてあげました。
これは、もちろん重岡さんが乃愛に対し直接的な恨みがあったわけではありません。
ただ、乃愛がどこか過去の過ちに囚われている印象を受けたため、乃愛に対し言ってあげたのでしょう。さすが人生経験豊富な方の勘ですね。
乃愛は実際、闇をもみ消す黒子部隊に所属していたことに罪悪感を感じており、その罪悪感に常に苛まれていました。
しかし、「誰かに許される」それだけで、少しだけ心は晴れたのではないでしょうか。
撫子がピンクキーパーを断る理由
撫子はピンクキーパーになることをかなり薦められていますが、本人はピンクキーパーになるつもりはないようでした。
もちろん最初は、尊敬する桜間世々良を待ちたいという気持ちが一番強かったですが、いつまでも空席にするわけにはいきません。
そして記者の前では、ドラゴンキーパーに憧れた、的なことを言っていました。
しかし撫子は別にドラゴンキーパーにあこがれていたわけではなく、女児アニメ「プリティ戦士ソラシド」に憧れていたため、そこまでドラゴンキーパーへの執着はないことが明らかとなりました。
リアルで言うプリキュアだと思われます。
全然女児アニメが好きなのは個性なのでいいですし、ドラゴンキーパーにならないのもいいんですけど、撫子さんは何を目指してるんですか?
新ピンクキーパー
そしてとうとう新しいピンクキーパーが誰になるのか決まりそうです。
取材陣に向けて撫子は、ピンクキーパーにあこがれを持っており、実力も申し分ないという理由から、乃愛をピンクキーパーに推薦しました。
そして乃愛自身も、重岡さんの許しが効果があったためか、どこか吹っ切れており、スランプで使用できなかった神具も使えるようになっていました。
撫子だけでなく、正二位の鉛丹千代子や従二位の珊瑚礁いちごも納得した様子だったため、乃愛が次期ピンクキーパーで決まりでしょう。
ひそかにピンクキーパーの座を狙っていたDは、
「嘘だあああああああああああああああああ」
とブチギレていましたw
乃愛の神具レプリカ
乃愛の神具レプリカは、オシャンティーなステッキであることはすでに明らかになっていました。
ただ、乃愛の神具レプリカで度の技が使用できるのかは、いまだ明らかになってはいませんでしたが、今回141話にて明らかとなりました。
それは「天手力男神」でした。
これはすでに戦保怪戦で世々良が使用済みであり、能力は全細胞を限界まで活性化させ、回復を促すという、ケア専門のピンク部隊っぽい技でした。
ただ今回は、かなり攻撃を当てていたので、能力についてはもう少し新情報を待ちたいです。
ピンクのカートリッジで登場済みの技は、撫子の”天照大神”、鉛丹千代子の”思金神”、それから今回の”天手力男神”の3つとなっています。
残り2つが何なのか気になるところですね。
いじける戦闘員D
というわけでチョップマンだった人らも、無事人間の姿に戻り、大戦隊がこの場を収めることに成功しました。
ただ戦闘員Dは、ピンクキーパーの座を奪われ、さらにエメマタイの情報も得られなかったというのもあり、いじけていましたが、翡翠さんが話しかけてあげていました。
翡翠はDにピンクキーパーなられると思いバチクソに焦っていましたが、今回の様子を見るになんだかんだ上司の余裕が感じられます。
新戦隊の登場
とここでなんと、変な恰好をした3人組が登場し
「怪人討伐の協力感謝します。”旧”戦隊の皆さん。」
と挨拶をかましていました。
つまりこれは新戦隊だと思われます。
新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことです。
桜間日々輝が発足し、元大戦隊の浦部英玄や怪人保護協会だった左山十字などが所属しています。
ついに動きを見せそうです。
ちなみにこの3人が誰なのか予想すると、01はムキムキなため七宝君で、02は喋り方的に日々輝で、03は女性だと思われるため、レッド部隊で紅倭の妹の紅薊か、戦闘員エクスズか、バカップルの瑠憂那の誰かかと思います。
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コメント
新戦隊で、日々輝が2で、七宝が1なの、何でなんでしょうね
ありがとうございます。日々輝が譲ったんですかね。