【戦隊大失格】153話のネタバレ感想解説、とびっきりのバッドエンドへ

戦隊大失格

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153話「戦闘員戦闘中⑨」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の153話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。

怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。

そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。

まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。

死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。

その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。

新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。

こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。

そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けました。

Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、グリーン部隊とピンク部隊の合同でスラム街に出向き、違法薬物「チョップ」の調査を行います。

結果としてわかったことは、チョップの正体は討伐済みの未の幹部エメマタイの肉片ということと、チョップマンの流通に人の心とかないイエローキーパーもかかわっていた疑いがある、ということでした。

また、荒れ狂うチョップマンを沈めトラウマを乗り越えた萩野乃愛がピンクキーパーに就任したり、桜間日々輝が発足した新戦隊「ジェネラルナイト」の台頭や、裏でこっそり千歳が大戦隊をつぶそうとしているなど、先の読めない展開が続いています。

そして今は、天の川テレビの生放送で、急遽大戦隊代表の翡翠と新戦隊代表の瑠憂那の戦闘員D討伐バトルが始まってしまい、戦闘員Dは必死こいて逃亡しています。

人間の怪人化や大戦隊の起源など、当初からの謎が解明されていき、戦闘員についても人工的に生み出せることが確定した中で、戦闘員Dはどう行動していくのでしょうか?

>>>152話のネタバレ解説

千歳の考え

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

前回のラストで、千歳が戦闘員に対してグリードアイ(とかげ型のラジコン)で語り掛けていました。

千歳は現在、鈴桐家の神社に訪れており、原作第144話では「大戦隊をつぶす」という発言をしていました。

そのため、戦闘員Dに対しても協力的な発言をすることが予想されます。

戦闘員Dは、怪人は人工的に作られたという事実を知ってしまい、やけになって戦うことが自分の意思であるということを思い込みながら、合体幹部と藍染との戦闘に加わろうとします。

ただそこを冷静に桜間がさとし、千歳の話に耳を傾けるよう説得しました。

そして千歳はまず、Dに対し当初の目標であるドラゴンキーパーの抹殺を思い出させることで、初心に帰させます。

さらにこの茶番の番組を終わらせるために、桜間に対し「戦闘員Dをやっつけたふりをしろ」とアドバイスします。

この番組は、悪とされる戦闘員が倒されることでカタルシスが生まれるため、そのようなアドバイスをしました。

黄理谷は神具をこれ見よがしに見せびらかす

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

薄久保天使とイエローキーパーの戦闘へと移ります。

薄久保は元イエロー部隊正二位の橙代大介が作った神具レプリカVer2.0を使用しています。

加えてユリメリダの力も使用していると思われます。

そんな薄久保を見てイエローキーパーは、「正規品をお見せしようか」といって自身の神具を見せつけます。

この雷の演出は、イエローキーパー部隊の茶畑渚が使用していた火雷大神のカートリッジだと思われます。

正規の神具は黄理谷を始めとするイエロー部隊が作っているため、いい気になってます。

黄理谷のこのにやけた表情を見たらわかります、気持ちよくなっているということが。

レッドキーパー、参上

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

翡翠と朱鷺田の戦いに、レッドキーパーの赤刎が登場しました。

この赤刎は、原作第125話にて登場した赤刎のクローンで、125話以降レッドキーパーはこのクローンに入れ替わっています。

ザ・レッドキーパーといえるような正義の味方っぷりを演じています。

ですが一瞬で怪人化した藍染にボコされました。

レッドがこんなにもあっさりやられるだなんて、番組的にはこれでいいのでしょうか?

桜間はDの意見を尊重する

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

千歳は、ジェネラルツーの桜間に対し、Dを倒すふりをしてくれと頼みます。

桜間はそれに応じますが、「決めるのはD君です」と発言し、Dの意見を尊重しようとします。

桜間は作中初期からDといろいろと語り合っており、Dが大戦隊の茶番に辟易としていたことも知っています。

そんなDに対し、茶番を今度はこっちから仕掛けることに疑問を感じたためか、Dの意見を聞こうとしたのだと読み取れます。

そして「この戦いはまごうことなくDのものである」と本人に伝えることで、あくまでDが主人公であることを伝え、Dのしたいようにする権利があることを教えてあげます。

Dとしても、ずっとやられることが当たり前だったため、うれしさもあると思います。

なぜなら、Dは倒されることが嫌なのではなく、自分の意思もなく、命令されてただ役割として倒されることに当初からうんざりしていたからです。

とびっきりの全員不幸なバッドエンド

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

こうしてDは、自分の意思で責任をもってこの番組を終わらせることにします。

ただ、千歳の命令や国民の望む展開に従う気は一切なく、「全員不幸なバッドエンド」を迎えることを宣言します。

全員ぶったおすのがバッドエンドだとは思いますが、それは不可能に近いため、どうするのでしょうか。

なんか個人的にものすごい終わりそうな雰囲気を感じてしまったのですが、どうなってしまうんでしょうか。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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