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123話「戦保怪戦㉓」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の123話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
前回までの話
怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」もついに最終局面となっています。
これまでの内容を簡単に振り替えると
①フワリポンを筆頭に怪人保護協会サイドが怪獣を至る所に出現させ、大戦隊が解体しない限り怪獣を出現させるとし、国民の大戦隊への不信感を煽る
②大戦隊は新ブルーキーパー蒼馬圭介を筆頭に、ヒーローショーで大戦隊の株を保とうとする
③怪人保護協会と大戦隊が話し合う「戦保談義」が行われる
④戦保談義でレッドキーパー赤刎がやらかし、大戦隊の信頼は失墜し、怪人保護協会へ賛同するものが集まる
⑤怪人保護協会サイドは、協会に賛同してくれた国民を集め、そいつら全員を怪獣に変えて、怪人だけの世界を作るべく侵略を開始
⑥そこで大戦隊が助けに来て、「戦保怪戦」の開始
⑦薄久保天使&怪人化剤により幹部トドマスクの力を受け継いだ立花音呼 VS グリーンキーパー千歳
⑧怪人化剤によりマガティア化した左山十字とアンデレガ化した右京楓
⑨左山十字の作り出した夢の世界で、戦闘員D、レッド部隊朱鷺田隼と薔薇木噴牙、イエロー部隊の黄理谷真夜と山吹茜と茶畑渚が巻き込まれてしまう
⑩怪人保護協会の橙代大介VS錫切夢子
⑪ブルーキーパー蒼馬圭介VS合体幹部
⑫ピンクキーパーVSフワリポン
⑬グリーンキーパー、立花音呼をボコす
⑭レッドキーパー、橙代大介をボコす
⑮ブルーキーパー、合体幹部から味方を守り一時退却
⑯マガティア完全復活、右京楓死す
⑰茶畑渚、山吹茜を失いながらもイエローキーパーが夢の世界を破壊し、脱出成功
⑱薄久保薬師、マガティア化
⑲ドラゴンキーパーVSマガティア化した薄久保薬師
⑳薄久保天使 VS 戦闘員D VS ブルー部隊従一位藍染小町 の三つ巴
㉑翡翠かのん、桜間日々輝、エクスズの協力により脱出
㉒ピンクキーパーVSフワリポンの戦いで、碧流亜乱と桜間日々輝の介入もあり、桜間世々良死す
㉓日々輝は世々良殺しの疑いをかけられるが、合体幹部により連れ去られる
㉔ドラゴンキーパーは薬師に敗れ、薬師は街への侵攻を開始
といったようになっています。
そして現在の様子は
マッチアップは
・ブルー部隊の浦部VS戦闘員エクスズ
・酉の幹部ペルトロラVSレッド部隊獅音&紅薊
・ホワイトキーパー七宝司VS午の幹部フワリポン
・薄久保薬師が顕現した大怪獣デスメシアVSレッドキーパー赤刎
・薄久保薬師VS元グリーン部隊(千歳、翡翠、戦闘員D、薄久保天使)
のようになっています。
前回122話では、天使の中に眠るユリメリダが天使の自我を乗っ取り、薬師とともにグリーン部隊のメンバーに反撃を開始しようとしていました。
数的同数に
薄久保薬師を翡翠と千歳の機転から、協会本部に戻すことに成功し、さらに天使がDに惚れてしまったことから、元グリーン部隊と薬師の4対1の状況で戦っていました。
しかし天使がユリメリダに乗っ取られ、千歳は薬師の攻撃により気絶してしまいました。
よって現在は戦闘員D、翡翠かのん VS 薬師、ユリメリダの 2対2のイーブンになってしまいました。
神具レプリカVer2.0
ユリメリダは神具レプリカVer2.0を取り出します。
神具レプリカVer2.0は、見た目は球体の形をしており、元イエロー部隊正二位で現在は怪人保護協会に所属する橙代大介が作った神具の模造品です。
効果は神具の技を一つ、使用できるというものです。
天使は持っていた神具レプリカVer2.0を一つ藍染小町に奪われてしまいましたがまだ持っていました。
そしてこの神具レプリカを目にはめ込み、繰り出された技は、黄色の神具の一つ「建御雷神(たけみかづちのかみ)」でした。
ただ、天使は自我を何とか掘り起こし、体を乗っ取り返し、ユリメリダの攻撃を何とかそらします。
「親のイチャイチャ聞かされるの、ちょっときついかも」
と話し、またもユリメリダから自我を取り戻すことに成功しました。
薬師、とんでもない厄介ファンと化す
薬師は学生の頃からずっと、怪人に味方を示す考えを持っており、周りからは異端者として扱われていました。
18歳の時にはユリメリダをかばっていたことがばれ、近所の人に家を燃やされたり、怪人大好き仲間から裏切られたりしました。
「なぜ誰も私を理解しない」と嘆く薬師に対し、「理解されたいなら怪人になんじゃねえよ」と核心をついた返答をDは返します。
図星な薬師は、いつものように自分の考察を特撮版の伏線だと勝手に決めつけ、姿も凶悪になりパワーアップします。
薬師は「自分が一番怪人を理解している」、「私が未完の名作を救った」などと、自分の願望をばかりを押し付ける厄介系オタクとなり下がってしまいました。
特撮版「竜神戦隊ドラゴンキーパー」の結末
すべての始まりである、特撮版「竜神戦隊ドラゴンキーパー」の最終回の予定について明かされます。
特撮版「竜神戦隊ドラゴンキーパー」は、原作第100話にてレッドキーパー役だった赤刎創士の不祥事により放送が中止となったため、完結を迎えることができませんでした。
そして情報屋である千歳の情報網により、特撮版はハッピーエンドで終わる予定だったと明らかになりました。
デスメシアの弱点
流石千歳の情報網というべきか、デスメシアの弱点も知っており、Dと翡翠と共有していました。
そしてその弱点とは、「額の角」でした。
デスメシアの捕縛成功
翡翠は千歳から緑の神具「ラースハンマー」を受け取っていました。
神具神降をし、少名毘古那神を使用し武器を大きくして攻撃しようとしますが、適応不足で体がボロボロになってしまいます。
ドラゴンキーパーになるには、竜神パワーに耐えうる体にするために適応手術というものを受けなければなりません。
翡翠は従一位であるため、適応手術は受けておらず、神具の力に耐えられなかったのでしょう。
しかし何とかデスメシアの角を折ることに成功し、Dとともに翡翠と桜間日々輝が監禁されていたのと同じような部屋に閉じ込めることに成功しました。
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