【戦隊大失格】150話のネタバレ感想解説、新戦隊は大幅に株を上げに来る

戦隊大失格

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150話「戦闘員戦闘中⑥」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の150話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。

怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。

そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。

まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。

死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。

その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。

新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。

こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。

そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けました。

Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、グリーン部隊とピンク部隊の合同でスラム街に出向き、違法薬物「チョップ」の調査を行います。

結果としてわかったことは、チョップの正体は討伐済みの未の幹部エメマタイの肉片ということと、チョップマンの流通に人の心とかないイエローキーパーもかかわっていた疑いがある、ということでした。

また、荒れ狂うチョップマンを沈めトラウマを乗り越えた萩野乃愛がピンクキーパーに就任したり、桜間日々輝が発足した新戦隊「ジェネラルナイト」の台頭や、裏でこっそり千歳が大戦隊をつぶそうとしているなど、先の読めない展開が続いています。

そして今は、天の川テレビの生放送で、急遽大戦隊代表の翡翠と新戦隊代表の瑠憂那の戦闘員D討伐バトルが始まってしまい、戦闘員Dは必死こいて逃亡しています。

そんな中で闇落ちした藍染にも見つかってしまい、戦闘員Dは藍染と激しいバトルを交えています。

>>>149話のネタバレ解説

休戦

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

戦闘員Dの愛人薄久保天使は、レッド部隊従一位へと昇格した朱鷺田とバトルしていましたが、休戦しました。

朱鷺田は、作中序盤でザコと馬鹿にしていた戦闘員Dにしてやられた経験から、常にリベンジしたいとおいう気持ちを持っており因縁があります。

そのためここで藍染に消されてしまうことは何としてでも避けたいと思っているのでしょう。

天使の方はDのことを愛しているため、無事であることを願っています。

戦闘員DVS藍染、再び

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

前回、浦部はぐったりしてしまい、戦闘員Dは浦部のことを想って七宝君に浦部のことを託し、完全に藍染との1対1になってしまいます。

まず手始めに特大ラリアットをDは食らってしまいますが、崩壊の能力を使って換気扇フィルターから脱出します。

ただこの際、薄久保薬師からもらった義足は本体ではないため、足は通り抜けることができませんでした。

片足になってしまったDは体を思うように動かせないため、さらにピンチになりますが、デパートで一般人に紛れ込むことで対処しようとします。

そしてDはリュックサックに擬態して何とかやり過ごそうとしますが、鬼の目をした藍染をだますことはできません。

絶体絶命のピンチでしたが、運よく電動キックボードを乗っている女性が近くを通り、Dはその電動キックボードを強奪し、なんとかその場を切り抜けることに成功しました。

片足がないDにとってはありがたかったでしょう。

余談ですが、この乗り物公道だと結構危ないですよね。

ユリメリダの魂

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

場面は朱鷺田と天使のタクシーへと移ります。

朱鷺田は神具レプリカの影響でかなり疲弊しています。神具は竜神の力を引き下ろして使用するため、かなり体力を使用します。

一方、天使の方もかなり体力を奪われています。天使の方は、元イエロー部隊の橙代が作った神具レプリカVer2.0を戦保怪戦で取り入れたため、神具レプリカVer2.0を使用しています。

こちらも体力の消費は激しそうですが、天使には「消耗するのはむしろ、精神」と語っています。

天使の中には元幹部のユリメリダの魂が体内に未だ入っており、今は天使の自我があるので抑え込むことができています。

ただ天使が体力を失ったとき、ユリメリダが出てくるのかもしれないです。

新戦隊のヒーロー化

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

戦闘員Dはさっそく電動キックボードで逆走をかまします。しかも右側通行です。

その際、朱鷺田らもDに気づきますが、同時に藍染も攻撃を仕掛けており、藍染は何とタクシーをDの方にぶん投げます。

これはやってしまいました。

一般人にも被害を出す、これはもう一線超えてしまいました。

さらにDにクレーンを投げつけるなど攻撃をしましたが、間一髪登場したのはジェネラルツーの桜間日々輝でした。

藍染は恐ろしい形相でなぜ怪人を守るのか問いただしますが、日々輝は藍染に対し、今市民がこの状況をどうとらえているのか教えてあげます。

この場にとっての敵は藍染で、その敵を倒すのは新戦隊ジェネラルナイトだということを。

つまり、完全に正義と悪の構造が出来上がってしまったということです。

私の主観も入ってしまいますが、ここのシーンから読み取れることは、藍染の大切な人のために復讐する気持ちもわかりますが、「正義とはマジョリティーの意見を集約した結果にすぎない」ということです。

正義か悪かは、個人の意見で決まるものではなく、市民などの多数派意見によって決まってくるため、今この場では市民が藍染を敵だと感じているため、そのまま藍染が悪だということになるのでしょう。

幹部との再会

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

戦闘員Dは、とりあえず難を逃れ、隣には騎偉寿がいます。

騎偉寿の正体は、チャコブル&ヤケコカブの合体幹部の片割れであるため、Dは幹部との再会を果たしたといえます。

Dは、幹部のことを基本的によく思っていないため、どういう会話になるのでしょうか。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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