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144話「家でゴロゴロ」が更新されたため振り返っていきます。
本記事は「戦隊大失格」の144話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
毎週日曜午後4:30からアニメ放送中です。ぜひ!
前回までの話
怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。
怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。
そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。
まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。
死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。
その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。
新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。
こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。
そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けようとしています。
Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、グリーン部隊とピンク部隊の合同でスラム街に出向き、違法薬物「チョップ」の調査を行います。
結果としてわかったことは、チョップの正体は討伐済みの未の幹部エメマタイの肉片ということと、チョップマンの流通に人の心とかないイエローキーパーもかかわっていた疑いがある、ということでした。
また、荒れ狂うチョップマンを沈めトラウマを乗り越えた萩野乃愛がピンクキーパーに就任したり、桜間日々輝が発足した新戦隊「ジェネラルナイト」の台頭など、先の読めない展開が続いています。
前回は新生大戦隊になってから初めての大直来が開かれ、新戦隊「ジェネラルナイト」と協力関係にあろうと方向性が定まったと思ったら、ドラゴンキーパーの一人千歳がしれっと大戦隊をぶっ潰そうとしております。
羨ましい
144話のサブタイトル「家でゴロゴロ」と書いてあるように、144話はアパートで薄久保天使と戦闘員Dが仲良くまったりしているシーンから始まりました。
この部屋は千歳が天使のために借りてくれたようですね。
元グリーン部隊の仲間ということもありますが、辞めた仲間の面倒まで見てくれる素晴らしい上司だといえます。
天使が大戦隊を辞めて怪人保護協会に戻り、その後の戦保怪戦でも千歳は天使に対し、
「お前の怪人への使命は義務感としか見えない」
などと敵対しながらもボコさずに言ってあげており、天使の父親からの期待にこたえたいという考えを見抜いていたため、千歳には良い上司の資質があると思われます。
そんな感じで千歳が用意した天使の部屋で、Dはぐーたらしており、いつでも来られる隠れ家ができて満足しています。
ただDを運命の人だと決定しちゃってる天使は、同棲シチュエーションを妄想し、鼻血を出すほど興奮していました。
かわいらしいです。
神降りの儀
場面はイチャコラしている人たちから、千歳と錫切のいる神社へと移ります。
錫切が巫女の格好をしているため、この神社は鈴桐家の神社だといえます。
鈴桐家とは、古来より龍神に仕えていた巫女の一族のことです。
錫切夢子は、本名が鈴桐六子となっており、鈴桐家の唯一の生き残りとなっています。
悲しいことに夢子以外の巫女は、竜神の力を降ろして来れる特別な能力があったため、人の心とかないイエロー部隊によって神具の材料に変えられてしまいました。
神具を使う前に、「神具神降」と口にしているのは、神具の材料にされた鈴桐家の力を借りて竜神の力を降ろしているからだと思われます。
そしてこのくっそデカくて立派な神社の一角に、古風で花のある一室があり、そこは大事な儀式をするための神聖な舞台だと述べられています。
その大事な儀式というのが「神降りの儀」というもののようです。
これは恐らく現実世界で言う降神の儀(土地の神様を招き入れる儀式)みたいなもので、竜神の力を降ろしてくるものだと予想します。
ただ夢子の訳ありな感じの喋り方から、神降りの儀が結構やばいものにも見えなくはないですね。
夢子にとっては、神具の姿でも家族は家族なんだよ
夢子は現在、赤の神具と青の神具を保持しています。
赤の神具は作中序盤で戦闘員Dと協力して奪取し、青の神具はパイロンの試験で奪うことに成功しました。
先ほども述べた通り、人の心とかないイエローキーパーが鈴桐家の血と骨髄を使って神具は作成されたため、夢子は神具を家族として大切にしています。
そして千歳の保有している緑の神具(別名、ラースハンマー)も夢子は奪取しようとしてます。
夢子の
「それが何か知っていても?」
というのは、「神具が自分の家族の断片だとしてもてめえが持っとくのかよ?」
という意味で、千歳自身もそのことは理解していますが、本気で大戦隊をつぶそうとしているため、神具を渡そうとしません。
千歳はガチで大戦隊と潰そうとしており、もしかすると椛ちゃんとモノホンのレッドキーパーから早苗さんが亡くなったことを聞いて、決意が固まったのかもしれません。
夢子の残りのクローン?
イエロー部隊は、貴重な神具の材料である夢子を大量にストックするため、夢子のクローンを大量に生成するという、人としての倫理観がもうイッチャッテルことをしていました。
その大量のクローンは、戦保怪戦編、原作第96話で確認されています。
そして夢子はこの自身の大量のクローンとともに、どこかへ出かけ大戦隊を後にしました。
そしてそのクローン(ぽいもの?)が今回で確認されており、眠らされているのか、なんかやばい感じで一つの部屋に置かれていました。
夢子は
「私の命の使い方はもう決まっているから」
と自分が神具にされる運命なんだと、もうあきらめた表情をしており、千歳とたくらんでいたであろう大戦隊の撃墜には協力しなさそうです。
正直、ここのシーンの解釈は難しいですが、とりあえず夢子の生きるモチベーションがなくなりかけていることはわかります。
メディア担当翡翠
シーンは大戦隊と新戦隊のメンバーが出演するバラエティに移ります。
前回翡翠は、ピンク部隊がドラゴンキーパーが変わって忙しいため、メディアの担当を命じられがちで嫌そうな顔をしていました。
バラエティでは、翡翠と新戦隊の瑠憂那がバトル企画で、基本翡翠は用意した台本をそのまま読む感じの大根っぷりをあらわにしていましたが、途中で瑠憂那になめた発言をされ
「あ?」
とテレビでは放送できないぐらいのイラついた表情をかましていました。
正直、この翡翠っぽい表情こそが、テレビを見ている視聴者にとっても、そして我々読者にとっても、惹かれるポイントではなかろうか。
さすがにかっこよすぎる
ラストシーンで外で何か騒ぎがあったため、Dが8階から飛び降りて向かいます。
そのシーンが戦闘員ならではのカッコよさがあり、痺れます。
カッコよさを解説すると、まず飛び降りるときにきをつけの姿勢で平然と降りているところが芸術点が高いです。
そして戦闘員の崩壊と構築の能力を活かし、着地の瞬間にまるでフェニックスのごとく自分の体を再構築するところが、中二病ごころをくすぐります。
天使もさすがにメロメロでした。
ここのシーンまでアニメ化されることを心から願います。
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