【戦隊大失格】152話のネタバレ感想解説、大戦隊のオリジン「宮司プロダクション」

戦隊大失格

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152話「戦闘員戦闘中⑧」が更新されたため振り返っていきます。

本記事は「戦隊大失格」の152話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

前回までの話

怪人だけの世界を作ろうとする怪人保護協会&幹部と、その悪事を見過ごさない大戦隊との戦い「戦保怪戦」は常に終戦し、大戦隊が勝利し幕を閉じました。

怪人保護協会サイドの主導者である会長の薄久保薬師は、グリーン部隊の策略によって敗北し、協会の地下に餓死するまで幽閉されることとなりましたが、それまでの間戦闘員Dも一緒に仲良くだべってあげることにしました。

そして、Dと薬師が地下に閉じこもっていた間の1年間、大戦隊の方にも動きがあり、激動の1年間となっていました。

まず、レッドキーパーの赤刎創星があまりに横暴だったため、クビになり爆撃され、無理やりクローンとスイッチさせられてしまいました。

死んだと思われた赤刎でしたが、記憶喪失にはなっていましたが生き延びており、緑川親子の家でお世話になりました。

その後、なんやかんやあり、赤刎は記憶を取り戻し、緑川椛ちゃんとともに「新戦隊」の仲間入りを果たしました。

新戦隊とは、大戦隊から取りこぼされた被害者たちを救済する活動を行っている、いわば大戦隊と敵対する組織のことで、桜間日々輝が発足したものとなっています。

こんな感じで、戦闘員Dが地下で薬師とだべっていた1年の間に、新たに新戦隊が台頭したストーリーがありました。

そしてついに戦闘員Dも復帰し、新たなストーリーが幕を開けました。

Dはついにグリーン部隊への復帰を果たし、グリーン部隊とピンク部隊の合同でスラム街に出向き、違法薬物「チョップ」の調査を行います。

結果としてわかったことは、チョップの正体は討伐済みの未の幹部エメマタイの肉片ということと、チョップマンの流通に人の心とかないイエローキーパーもかかわっていた疑いがある、ということでした。

また、荒れ狂うチョップマンを沈めトラウマを乗り越えた萩野乃愛がピンクキーパーに就任したり、桜間日々輝が発足した新戦隊「ジェネラルナイト」の台頭や、裏でこっそり千歳が大戦隊をつぶそうとしているなど、先の読めない展開が続いています。

そして今は、天の川テレビの生放送で、急遽大戦隊代表の翡翠と新戦隊代表の瑠憂那の戦闘員D討伐バトルが始まってしまい、戦闘員Dは必死こいて逃亡しています。

そんななか藍染に見つかってしまった戦闘員Dは藍染とのバトルも開始し、そこで薄久保やジェネラルナイトなども参戦してきたなか、なんと藍染が怪人化してしまうという目まぐるしい展開となっています。

>>>151話のネタバレ解説

怪人化した藍染、強すぎる

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

怪人化した藍染は、辺り一帯を簡単に吹き飛ばすほどの強さを持っているとわかります。

かつて自分の右手を切断した桜間でさえ、藍染に対しやばさを感じています。

急に伝説のポケモンみたく叫び始めただけで、激しい衝撃波を生み出しDは死にかけます。

ですが、藍染の攻撃は神具が元になっていないようなので、Dは体をもとに戻すことができました。

藍染は神具レプリカVer2.0を使用したことで、海坊主がパワーアップしていましたが、怪人化した今は神具の力ではなくなっているようです。

どういうロジックで神具の力ではなくなるのかはわかりませんが、完全に怪人化したということはわかります。

では、藍染の攻撃は何だったのかというと「不可視の拳」でした。

意味通り見えない拳で攻撃しているということで、怪人化した姿は腕がくっついていないため、みえない拳を放てたのでしょう。

何はともあれ、かなり強くなっているとわかります。

藍染(怪人Ver)VS騎偉寿&瑠憂那(合体幹部Ver)

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ここで現れたのは合体幹部でした。

合体幹部は、チャコブルとヤケコカブの正体である騎偉寿と瑠憂那が合体した怪人幹部のことです。

合体幹部は、これまで登場しているシーンからわかるようにワープ能力と相手の動きを制限する能力により非常に強いため、藍染ともいい勝負をします。

合体幹部の姿で「愛の力がうんたらかんたら」と言っているのは初めて見ました。

適応手術の本当の目的

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ここでこのテレビ放送を仕組んだイエローキーパーの黄理谷真夜が登場します。

そしてここで適応手術について黄理谷真夜の口から詳しいことが明かされました。

適応手術とは、原作第98話にて初めて登場した言葉で、竜神の力に耐えるための体にするためにドラゴンキーパーになるものが受ける手術のことと説明されています。

ちなみに成功率は半分とも言われています。

ただ今回、黄理谷の口からもっと詳しいことが明かされ、それは

そうしないとみーんな幹部になっちゃうから

とのことでした。

つまり、神具や神具レプリカなどの竜神の力を降ろしてきて使用する武器だと、使いすぎると幹部になっちゃうということです。

藍染が神具レプリカVer2.0を使用しすぎたことで、幹部になってしまったのでしょう。

大戦隊の起源「宮司プロダクション」

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

そして桜間の口から大戦隊の起源について明かされます。

それは「大戦隊並びに悪の怪人を作ったのは宮司プロダクション」ということでした。

桜間がこれまで一人でいろいろと探っていましたが、恐らくこのことを探っていたのでしょう。

つまり、黄理谷も宮司プロダクションのうちの一人で、大戦隊と怪人を作ったうちの一人なのだと考えられます。

そして名前に「宮司」と入っており、マガジン読者なら甘神さんちの縁結びで聞いたことあると思いますが、宮司とは神社の神職を意味します。

そして、錫切夢子もとい鈴桐六子出生の竜神を祭っていたのも神社でした。

宮司プロダクションは、錫切がいた神社と関係が深いと考えられます。

作られた存在であることを受け入れられない

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

戦闘員Dは、自分たちが大戦隊によって作られた存在であることを受け入れられません。

デスメシアからダスターは人工的に作られた存在であるといわれていましたが、信じられませんでした。

しかし、今回の人間が幹部に代わる姿を見て、怪人は人工的に作られるという事実を目の当たりにしてしまいました。

Dは、ブチギレていますが、自分が正義に対して抵抗し続ける存在でありたいと願う気持ちさえもが、人工的に作られたものかもしれないと思ったのでしょう。

自分の意思が自分の意思でないように感じたのでしょう。

もしわれわれのいる世界でクローンとか作ってしまったら、こういった気持ちになるのでしょう。

そのため、倫理的に考えてクローンを作ってはいけないとされています。

しかしイエロー部隊は神具の材料を確保するために夢子のクローンを作っていました。もうお前ら人間じゃねえよ。

千歳、どう動く

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

ここで七つ道具の一つ「強欲な目撃者(グリード・アイ)」で見ていた千歳がDに語り掛けます。

千歳は、以前錫切のいる神社に訪れ大戦隊をつぶそうとしている考えを打ち明けていました。

そのため、ここでイエロー部隊含め大戦隊をつぶしにかかるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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コメント

  1. 野上翔馬 より:

    151話のところに152話が、入ってますよ

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