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今回は1月22日に発売された週刊少年ジャンプ8号に掲載された「SAKAMOTO DAYS」の151話「南雲VS楽」について振り返っていきます。
重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。
本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新151話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)
目次
前回までの話
9月18日から3日間開催される実在する名だたる殺し屋たちの全貌をまとめた大型企画展、「世紀の殺し屋展」
その展覧会には現殺連会長で有月憬の兄である麻樹栖が訪れようとしています。
・麻樹の暗殺を企てるスラー一派
・スラー一派を止めようとする坂本商店
・スラー一派を殺そうとするORDER
それぞれの思惑が入り乱れる世紀の殺し屋展がついに開幕しました。
これまでの流れを簡単に整理すると
①JCC編入試験後に鹿島が虎丸と真冬の体内に死んだときに起爆する爆弾を仕掛ける
②武藤エリオ、スラー一派のスパイになる
③加耳丈一郎が合流し、坂本、シン、周の4人で世紀の殺し屋展へ向かう
④ウータンから赤尾リオンについての電話がかかり、坂本は別行動
⑤虎丸と真冬の発見
⑥真冬のORDERに入りたい思いをスラーに利用され、シンVS真冬
⑦麻樹到着
⑧超迷子のお知らせという館内放送により、真冬VS大佛
⑨殺されそうだった真冬を兄の夏生が助け真冬の体内の爆弾を取り除くことに成功する
⑩真冬から取り出した爆弾がスラーの手ほどきにより制止せず、シンが何とか外に放り出すが爆発により館内はパニックになる
⑪鮫島登場&シン、夏生、真冬、加耳の捕縛
⑫指名手配された虎丸を坂本が助ける
⑬パパさんムーブ全開の坂本の活躍により虎丸出戻り
⑭ついにスラー一派ご来館
といったようになっています。
単独行動を始めた楽に対しては、南雲が対応することになり南雲VS楽のバッチバチのバトルが絶賛繰り広げられています。
楽以外のハルマ、熊埜御、キャロライナ・リーパーが暴れ散らかしていたところ、ORDERの神々廻が単身でどつきまわしにきました。
お互いの認識
館内で爆発が起きましたが、今は亡き鮫島が出入り口を封じたせいで館内の避難が完了していないため
いつものごとく一般人がいるところでド派手な戦闘が開始されます。
南雲は楽に対し
「強いな。たぶん今まで僕がやってきた誰よりも」
という印象を抱いています。
南雲は過去編での不良撲滅任務の後、そのまま坂本とともにORDERに入隊したため最低でも9年以上はORDERに所属しています。
長期間殺し屋界の最高戦力と言われるORDERに所属しているため、名だたる敵と何度も戦っていると思われますがそんな中でも楽は誰よりも強いとのことなので、楽の株は爆上がりです。
一方の楽も
「一人とこんな長くやりあうの久々だぜ」
と発言しています。
楽はたいていちゃちゃっと敵を片付けるか、強すぎるジジイ篁からちゃちゃっと逃げるかなど一人の人間と長い時間戦うことはないようなので、篁さんほどではないにしろ南雲の実力を認めています。
南雲の武器の機能「大鎌」
そしてトイレ休憩の確認を済ませた後、楽はミートハンマーを振り下ろしブリッジごと破壊します。
南雲は落下しますが、南雲の武器である巨大なアーミーナイフを大鎌に変形させ、戦闘機の羽の部分に引っ掛けて体制を整えます。
そして今度は南雲が楽に対しそのまま大鎌で攻撃すると、楽は武器の棒の部分でガードをします。
楽の戦闘スタイル「寸勁(すんけい)」
さらに今度は楽がガードをしたまま、手を構えて南雲の胸元に優しくセットします。
そして白目むき出し楽は一気にパワーをのせ、南雲を吹っ飛ばします。
楽が繰り出したのは「寸勁」という中国武術における特有の拳法の一種でした。
寸勁は別名「ワンインチパンチ」とも呼ばれる拳法で、ほぼ予備動作なしで至近距離から強烈なパワーを与えることができます。
レンガをぶち壊している動画などが、ユーチューブなどで流れてきた方もいるのではないでしょうか。
原作第149話で楽が有能オーラを醸し出していた鮫島を首ちょんぱしたときに使ったのも、どうやらこの寸勁でした。
楽は寸勁を使いこなしているようですが、寸勁は中国武術とのことなので個人的には絶賛干され中のヒロイン、陸少糖に習得してほしいなと考えています。
ルーは中国の有名なマフィア一家の一人娘ということで、太極拳や酔拳などの中国武術には心得があり寸勁も頑張ったら習得できるのではないでしょうか。
最近は見せ場がなさ過ぎて坂本商店の雑務を押し付けられているので、なんかもうちょっと頑張ってほしいです。
中国の武道家「ブルース・リー」を彷彿とさせる
南雲は楽の戦闘スタイルを見て「ブルース・リー好きなの?」と発します
代表作「燃えよドラゴン」で知られる、中国の有名な武道家兼俳優のブルース・リーは空手大会でワンインチパンチを披露したことがあるほど寸勁をお手の物としています。
楽はブルース・リーを知らず誰それ状態でしたが、ブルース・リーには燃えよドラゴンの中で発した
「考えるな!感じろ!」
という名言があり、楽の運動神経で殴ってくるようなセンスゴリ押しの戦い方に通ずるものがあるといえます。
南雲の武器の新機能「斧」
そして戦闘中瞳のハイライトが消えてマジで怖い南雲が、次に取り出したのは斧でした。
南雲が使用する巨大なアーミーナイフには全部で6種類の機能がついているといわれており、ミニマリストの首を刈り取ったときに使用した宴会用の缶切り、前回登場した双剣、先ほど登場した大鎌に続いて斧は4種類目の機能となりました。
ちなみにデフォルトの状態でもガードができるなど一応武器として成り立っているためデフォルトを一つの機能として含むのであれば、既に登場した機能は5種類となります。
そして斧に変形させた南雲は戦闘機の翼の部分を思いっきり叩いて、反対側にいた楽に機体をぶつけさせます。
この攻撃方法は決まったら脳汁ドバドバ出て気持ちよさそうです。
毎度アクションの構図も素晴らしいですが、アクションのネタ自体もおもろいものばかりですごいです。
バトルジャンキー、ゲーマー楽
南雲の武器に苦戦する楽でしたが、バトルジャンキー楽はごちゃごちゃ考えるのはやめ自分は今殺しのゲームを楽しんでいるかのように、状況を俯瞰してみます。
楽は空いた時間によくゲームをするほど大好きで、このゲーム機は楽が普段からピコピコしています。
そして楽は名前の漢字の通り殺しを楽しもうとし南雲に突っ込んでいきます。
戦闘激化
南雲は今度は双剣を取り出し、楽の右腕に突き刺します。
しかし楽は右腕を回転させてナイフを折って振りほどきます。
楽は右腕を篁さんに切断されたとき「いらね」と言いながら蹴り飛ばしていたため、人間離れした痛覚と動きを見せています。
楽が繰り出した右腕パンチを土台に南雲はダイナミック右足キックをかましますが、楽は南雲を吹っ飛ばし今度は楽が全体重を乗せたミートハンマーアタックを決めようとします。
南雲は武器のデフォルトモードでガードしますがピきっとヒビが入ります。
楽は武器に必要なのは頑丈さと重さだと述べていることから、楽の武器はかなり重いものだと推測され前回パワーは楽の方が上であると言っていたことにも納得がいきます。
南雲のブラフ
南雲は透明な刃を用意しており、楽に突き刺します。
これには楽もびっくりしており読者もびっくりしたのではないでしょうか。
この透明の刃について二つのパターンが考えられます。
・一つは南雲が使用していた双剣が透明の機能を隠し持っていた
・もう一つはアーミーナイフの機能に透明の刃という種類があった
の二通りが考えられます。
南雲が最後に「殺しに必要なのは嘘でしょ」と言っていることから、南雲が普通に使用していた双剣に実は透明化の機能があったんですよという意味で嘘をついていたのだと考えられます。
南雲の家はスパイの家系で、JCCでは暗殺科に転科する前は諜報活動科に属していました。
また初登場時から嘘ばっかついておりかつ他人の嘘には敏感なので、こういったブラフをかけるのが非常にうまい人物だと今回の戦闘でわかりました。
劣勢の楽ですが、このままくたばるような男ではないと思われるためもうちょっと頑張ってくれると思います。
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