【サカモトデイズ】136話のネタバレ感想・解説・考察、上終の周りをコントロールできるスナイプ

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現在週刊少年ジャンプで連載中で人気絶頂中の漫画「SAKAMOTODAYS(サカモトデイズ)」。
アクションシーンに定評があり次期ジャンプ看板作品との呼び声の高いサカモトデイズ。

今回は9月25日に発売された週刊少年ジャンプ2023年43号に掲載された「SAKAMOTO DAYS」の136話「上終②」について振り返っていきます。

重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。

本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新136話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)

前回までの話

スラー一派の狙いが1か月後に尾久旅新国立美術館で開催される
世紀の殺し屋展」という展覧会に訪れる
現殺連会長の麻樹栖を殺すために
美術館と客もろとも爆破することだと
鹿島から聞いた坂本たち。

世紀の殺し屋展では殺し屋の様々な資料を展示する
国内最大規模の大型企画展となっています。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

ちなみに世紀の殺し屋展の開催日程は10月末となっていましたが
正しくは9月18日と巻末コメントにて記載されておりますので
お見知りおきを。

坂本はその展覧会に侵入するため
JCCに入学した時にもらえるスターターセットの一つであるコルトガバメント
元伝説の殺し屋が愛用していた武器として出品し
関係者として侵入することを試みます。

しかし「The end」という名の謎の人物が
坂本の愛銃コルトガバメントを出品しており
先を越された坂本たちは出品できませんでした。

行く手を阻まれた坂本たちでしたが
陸家コンシリエーリのウータンが教えてくれた闇オークションサイトにて
殺し屋展のチケットが転売されていることに気づき
100万と高額スタートでしたが
坂本は落札することを決めます。

しかしまたしても「The end」という男が立ちはだかり
坂本の入札額を上回る金額を入札してきます。

そしてその「The end」という人物はORDERの一人である上終
上終は何としてでも坂本の展覧会への参加を防ぐために行動をとっていました。

幾度となく行く手を阻んでくる上終に対し
坂本は全面的に争うことにし
坂本、シン、周VS上終のバトルが始まりました。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

上終は殺連史上最強のスナイパーだと謳われており
どこからともなく飛んでくる銃弾に坂本たちは苦戦し
坂本は利き手を怪我したり
いつのまにか購入していた坂本商店の社用車も
めっきめきに壊れてしまいました。

ピンチになっていた坂本たちでしたが
そこへスラー一派の幹部の一人
熊埜御との戦闘でスランプに陥っていた平助が助けに来て
「ここは俺がやる」とたった一人で
ORDERの一人である上終を相手にしようとしていました。

平助の頭脳プレー

平助はタイから帰国してきて以来
射撃演習で一度もまともに的に当てることができていません。
スコープを除くと
原作第127話で熊埜御にむけた銃弾が
コースを変えられて一般人に当たってしまったことがフラッシュバックし
まともに狙撃することができませんでした。

しかしこのまま引いてしまったらスナイパーとして一生ダメなままな気がすると感じた平助は
恐怖を振り払ってこの場に登場しました。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

それに憩来坂商店街大サバゲー大会の際に坂本に
俺はここまで凄腕のスナイパーと戦ったのは初めてだ
という言葉を糧に自信をもって戦うことを決意します。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そして坂本は平助が一人で戦うことを承諾し
坂本商店特性防弾ベストを平助に渡します。

この防弾ベストはどんな攻撃でも1発は防ぐことができますが
同じ場所に2発目を食らってしまうと防ぐことはできないようです。

そして平助はピー助とともに上終との戦闘に出向き
坂本たちは一応ついていくことにします。

上終は平助に狙撃されたことから
自身の居場所が割れていると気づき
狙撃ポイントを別の場所に移動します。

そのため平助は敵の場所が分からなくなってしまいます。

そこで平助は上終がうった銃弾を空中に上げ
それを撃つことで宣戦布告を行います。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

腹が立った上終は平助に向けてヘッドショットを狙いますが
平助はそれを見越して真上にジャンプし
坂本からもらった防弾ベストに当てさせます。

平助は上終が自分の狙撃の腕に自信があることを見越し
頭を狙ってくることを予測していました。
ただタイミングを合わせることは至難の業だといえます。
いくら頭を狙ってくることが分かっていたとしても
ジャンプするタイミングと敵が発砲してくるタイミングが合わないと
胴体に当てさせることはできません。

宣戦布告の合図をしてから
発砲するまでの時間を勘で予測していたと考えられるため
狙撃の達人同士で理解できる部分があるのでしょう。

平助の意外な頭脳プレーが炸裂し
平助は上終の居場所を特定することに成功します。
必ず頭を狙ってくる。思った通りだぜ
という発言を
頭を指でたたくジェスチャーとともに行います。

上終の反撃

上終には普段から遠距離で敵を見るからなのか
読唇術を使うことができます。
そのため平助の思った通りという言葉まで伝わり
上終は「てかフツーに今の練習みたいなつもりだったわ。全然本気じゃないから。
焦りすぎでしょアイツ。きも。

などとぶつくさと怒りをあらわにし、ここから反撃に転じます。

上終は今度は狙いを作業中のクレーンに定め狙撃し
クレーンを丸ごと倒さずきれいにフックだけを落とさせます。

そして今度は一方通行の道路標識を狙撃し
その勢いで道路標識はぶっとび建物に突き刺さります。

そして先ほど落下させたフックの縄の部分を
ぶっ刺した道路標識に引っ掛けさせます。

支点をもったフックは落下する勢いを利用し
下にいた平助に向かって進んでいき襲い掛かります。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

まるでピタゴラスイッチのような攻撃を瞬時にできてしまう上終は
やはりとんでもない実力を持っており
長距離狙撃ギネス記録の保持者で
世界で最も影響力のある殺し屋100人に選ばれることにも納得がいきます。

またアクションシーンに定評のあるサカモトデイズですが
前回に引き続き今回もアクションシーンが目立った回となりました。
前回は坂本が車の助手席から電柱をわしづかみし
そこから方向転換をするというダイナミックなシーンをみせ
今回はクレーンのフックを道路標識を支点にして攻撃するといった
これまた迫力満点のアクションを見せていただきました。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

このピタゴラスイッチ攻撃を食らった平助でしたが
なんとか空中で体制を整え
特定した上終の居場所に向かって
得意の三連跳弾を使用し
建物を利用しバウンドさせながら狙撃しようとしますが
うまく狙いが定まらず失敗します。

平助に宣戦布告された上に煽られてしまい激おこの上終は
平助の跳弾をみて自分にもできるとムキになり
弾の軌道を変えれるとアピールしようとします。

通りすがりのバイクに向かって狙撃し
バイクの部品がバラバラに飛び散ります。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そして回転しながら空中を飛んでいるタイヤに向かって
上終は銃弾を放ちタイヤのリムの部分にこすらせ
タイヤの回転を利用して銃弾の軌道を変え
平助に銃弾を当てることに成功します。

そして坂本の口から
上終の強さは長距離狙撃だけじゃない。
1発の銃弾で周りの状況すべてをコントロールできる狙撃手だ

と説明されます。

上終は自身のプライドを傷つけられるとキレる
難しい性格をしていますが
今回の戦闘で見せた通り
周りの物をうまく利用して
自分の思った通りの状況を作り出せることができるという
圧倒的な実力を持っているとわかります。

今後平助は上終に太刀打ちできるのか、
どう立ち向かっていくのか見ものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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SAKAMOTO DAYS
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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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