【サカモトデイズ】141話のネタバレ感想解説、世紀の殺し屋展がついに開幕

SAKAMOTO DAYS

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今回は10月30日に発売された週刊少年ジャンプ2023年48号に掲載された「SAKAMOTO DAYS」の141話「邂逅(かいこう)」について振り返っていきます。

重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。

本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新141話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)

前回までの話

9月18日から3日間、実在する名だたるころし屋たちの全貌をまとめた大型企画展「世紀の殺し屋展」が開催されます。

その展覧会に訪れようとしている、現殺連会長で有月憬の兄である麻樹栖

スラー一派はその麻樹をころすために美術品と客もろとも爆破しようとしています。

ただ世紀の殺し屋展にはORDERを始めとする殺連の面々が警備にあたっており、警備システムも万全であるため爆弾をセットすることは困難とされていますが、有月はすでに何らかの形で爆弾をセットしているようです。

坂本商店はスラー一派の狙いを鹿島から聞きスラー一派の悪事を阻むため、殺し屋展に仕掛けられているかもしれない爆弾の除去を試みます。

そしてORDERはスラー一派の狙いについては殺連には伝えず、麻樹をころそうと現れたところで確実にスラーをころそうとしています。

・麻樹の暗殺を企てるスラー一派
・スラー一派を止めようとする坂本商店、
・スラー一派を殺そうとするORDER

それぞれの思惑が入り乱れる世紀の殺し屋展がついに開幕します。

>>>140話のネタバレ解説

開幕、世紀の殺し屋展

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

ついに幕を開けた世紀の殺し屋展には朝から長蛇の列ができるほどものっそい人だかりで初日から大盛況です。

展覧会についてニュース番組でも取り上げられチケットは1年前から完売しており、坂本たちのように闇オークションサイトで超高値で取引されているといったほどとてつもない人気っぷりです。

会期中は美術館の内外を殺連の殺し屋やフローター、ORDERのメンバーが巡回しています。

通常運転の大佛

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

一般の客には子供を連れた家族も訪れており、担当区域外を平然と警護している大佛は

殺しに使われたテディベア

という物騒な展示品に興味を持った子供のために、素手でショーケースをぶち壊してくまさんを渡してあげるという優しさを見せます。

麻樹栖が訪れるのは初日

そこで大佛を注意しに来た神々廻の回想で、麻樹が来るのは初日だと判明します。

また残り1時間ほどで来るとも言われています。

思った以上に早く来るようです。

助っ人メンバーは加耳丈一郎

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

坂本らは助っ人メンバーを待っているようです。

前回シンが一人呼びたい奴がいると言っていましたが、その人物はJCC編入試験で登場した加耳丈一郎でした。

加耳はとてつもなく耳が良く、聴力を活かして爆弾を探すという算段でシンは助っ人を依頼したようです。

JCC編入試験で軟柔を介してリモートで楽と戦った際に、加耳はけがをして入院していたようです。

また復帰するタイミングでJCCを襲いに来たクラブジャムと京との戦闘でJCCは無茶苦茶になってしまい、まだ1回も登校していないようです。

極度の人見知りの加耳にとってはどんどん学校に行くのがハードル高くなりそうで気の毒です。

ウータンからの一本の電話

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

とここで坂本のもとにマフィア一家陸家のコンシリエーリで、ルーのことを愛してやまないウータンから、一本の電話がかかります。

ウータンは個人でスラーの二重人格について調べておりその件についてわかったことがあるとして、坂本に電話をしました。

現状、赤尾リオンの人格が確認されているスラーですが何か重要な手掛かりになりそうです。

加耳の聴覚&シンのエスパーで調査開始

そして展覧会に先に入館したシン、周、加耳たちは、加耳の聴覚で探索を開始します。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

加耳は人の話し声や衣擦れの音、足音、心音、スマホ、空調、腕時計、ペースメーカー、監視カメラの音などを聞き分けられるといった、異常なほど優れた聴覚で調べていきますが、特に不自然な音は聞こえないようです。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

シンも加耳とともにエスパーの能力を使って異常を探ろうとしますが特に怪しいものもないようです。

周は加耳のあまりのすごさに疑念を抱き小さい声でボソッと「ホントに聞こえるのかな」と発言し、加耳はしょんぼりしていたことから決して不調なわけではないようです。

そしてシンと周のペアと加耳の二手に分かれて調査することにします。

シンたちは古代の殺し屋コーナーをそのまま調査し、加耳は近代の殺し屋コーナーを調査します。

周と神々廻の再会

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

シンと周が調査しているとき、ORDERの一人である神々廻とすれ違います。

神々廻はかつて周の父親である四ツ村暁とペアを組んでおり、神々廻は四ツ村の家に訪れたことがあります。

そのとき周はまだ小さかったですが、神々廻のシルエットを覚えていたようです。

そもそも周が坂本たちについてきた理由は、父親である四ツ村暁を探すためであり周はシンに伝えることなく神々廻についていきました。

考察:周のこれからの動向

周は父親になぜ母親をころしたのか聞こうと思っています。

四ツ村が妻である慈乃をころした理由は、慈乃が当時の反殺連体制派の人間だとわかったからです。

慈乃は反体制派の人間として四ツ村のことをずっとそばで監視し、子供をこしらえることで四ツ村の弱点を作ろうとも企んでいました。

そしてこの反体制派のリーダーはおそらく、現殺連会長の麻樹栖だと考えられます。

結局、当時の殺連会長だった天羽宗一は襲撃されてしまい、その会長殺しの濡れ衣を四ツ村は着せられてしまい行方をくらましていました。

つまり麻樹は反体制派の革命を成功させたからこそ、現在殺連会長の座につけているということだと思います。

その結果周は両親とは別れてしまい幼いころから祖父であるデータバンク廟堂に、JCCで育てられることになりました。

もし周がこの事実を知ってしまったら、すべての元凶である麻樹に殺意がわき、同じく麻樹の暗殺を目標とするスラー一派に協力するのではないかと考察できます。

勢羽真冬と虎丸尚の登場

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

話を戻し、加耳は近代の殺し屋エリアを探索します。

爆弾の音が聞こえ、その方向に振り向くと、そこにはなんと勢羽真冬の姿がありました。

真冬は名前は憶えていませんでしたが加耳のことを覚えていました。

しかし真冬は加耳のことを認識したうえで、加耳に向かって喉元を一突きします。

この場には同じくスラー一派に捕らえられていた虎丸尚も来ていました。

完全にスラー一派に協力しているようです。

加耳は爆弾のトリックに気づいたが…

加耳は爆弾のトリックについてわかったようですが、喉をつぶされたため助けを呼ぶことができません。

頭の中でシンに必死に呼びかけますが、シンのエスパーの有効範囲は半径20メートルなため届きそうにありません。

爆弾は一体どこにあるのでしょうか、また二人はどうやって侵入したのでしょうか。

虎丸はスラーに推し変したため協力する理由はわかりますが、真冬はなぜスラー一派に協力するのでしょうか。

前回楽と何かトレーニングをしていましたが、何の意図があったのでしょうか。

今後の動向に注目です。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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