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現在週刊少年ジャンプで連載中で人気絶頂中の漫画「SAKAMOTODAYS(サカモトデイズ)」。
アクションシーンに定評があり次期ジャンプ看板作品との呼び声の高いサカモトデイズ。
今回は10月9日(紙版は10日)に発売された週刊少年ジャンプ2023年45号に掲載された「SAKAMOTO DAYS」の138話「デリバリー」について振り返っていきます。
重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。
本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新138話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)
目次
前回までの話
上終はORDERとしての任務で坂本たちが展覧会に来るのを阻んでいるわけではなく、自身の私情のために坂本たちの行く手を邪魔していました。
その私情とは、ジョン・ペイチーの遺作「ある殺し屋の最期」を坂本に見られてしまうと、自分の功績がなかったものにされてしまうと思ったから、というものでした。
なにがなんでも展覧会に坂本が来るのを防ぐため、上終は目の前の敵である平助を倒そうとします。
追い詰められていた平助でしたが、「上終の弾道と全く同じ軌跡をたどらせれば弾が当たる」と思い、銃弾をスコープで受け、その後上終の弾道と全く同じルートをたどらせて発砲し、反撃に成功します。
上終の周りの状況をコントロールする能力が強い
何とか一発上終に当てることができた平助でしたが勘は戻ってきたがもう一歩超えないとと述べている通りまだ何かが足りていないと自覚します。
ボルテージが上がっている上終は「んじゃこれも打ち返してみろよ下手くそ」と電柱と消火栓に向かって発砲します。
消火栓からは水が噴き出て平助はずぶ濡れになりそこに電柱を狙撃したことで電線が上から降ってきて感電死させられそうになります。
ピー助の援助
目に水が入り平助は一歩出遅れ感電寸前のところでしたが、相棒のピー助が平助に体当たりすることで救ってくれました。
ピー助は平助と非常に仲が良く坂本たちと出会う前はお金がないにもかかわらず平助はピー助の餌代には2万円をかけ自分の食事代には2千円しかかけておらずピー助のことをとても大切にしていました。平助とピー助のきずなの深さがわかるシーンでした。
しかしピー助はこの衝撃で負傷してしまいます。
「曲がる弾」の習得
平助が銃を構えた時銃口のすぐ前にけがをしたピー助が入ってきてしまい平助は危うくピー助を撃ってしまいそうになります。
このとき銃を振りながら発砲したことで運よく曲がる弾を撃つことに成功し平助は「曲がる弾」のコツをつかみました。
上終の狙撃に対する考え
そして居場所がばれている上終はこれまではずっと狙撃の体制でとどまっていましたがついに立ち上がって動きます。
狙撃はデリバリーと同じだ。熱いモンをなるはやで届けて、クレームを言われる前に去る
上終
と上終は独自の考えを述べています。
上終にとって狙撃は意気込んで行うものではなく、ちゃちゃっとやってちゃちゃっと終わらせるものだという認識なのだとわかります。
上終VS平助、ビル越しの戦い
流石はORDERというべきか、引きこもりといわれている上終ですが建物と建物の間を飛んで移動するという圧倒的な跳躍力を見せ、空中で発砲し、ビルの中を通して平助に銃弾を当てようとします。
怪我をしているピー助を抱えている平助は銃を構える暇もなく先ほどコツをつかんだ曲がる弾を放とうとします。
ボールを投げるように遠心力を使いながら発砲することで銃弾を曲げ見事ビル越しに反対にいる上終に向けて銃弾を飛ばすことに成功します。
そしてお互いの銃弾は命中し二人とも地面に落下し今度は地上での戦いに移ります。
上終VS平助、踏切越しの戦い
先ほどまではビル越しでの戦いでしたが、今度は踏切越しでの戦いとなります。
電車が来たタイミングで同時に発砲し、相も変わらず一般人のすれすれを銃弾が通ります。
そして上終の撃った弾は平助にあたっており、これまでは坂本商店特性防弾ベストのおかげで軽傷で済んでいましたが、同じ場所に二発くらったため平助は大きなダメージをうけてしまいます。
(坂本商店特性防弾ベストはどんな攻撃も一発は防ぐことができるが、同じ場所への二発目の攻撃は防げない。)
一方、平助の弾は上終には当たっておらず、電車が通り過ぎた後上終は平助の背後に移動しており平助は完全に追い詰められてしまいました。
ついに上終のベールが取れる
しかし平助は追い詰められたふりをして電車に跳弾させるかのようなブラフを見せます。
跳弾を警戒した上終が気を取られた瞬間、平助は背後に発砲しますが反射神経のよい上終は間一髪で回避します。
その際身に着けていたフード付きのストレートマントがとれて上終の素顔が明らかになります。
平助は顔が見えた瞬間、「おま・・・」と口にしており、顔見知りであるかのようなリアクションを取っています。
一体上終はどんな顔をしているのでしょうか。平助の反応からすでに出会った人物の可能性もありますし、すでに出会った人とそっくりな顔をしているという可能性もあります。
また男性かそれとも女性かということについてですが、お天気お姉さん好きであることや一人称が「俺」であることを踏まえると、男性の可能性が高いのではないかと考えられます。
上終は平助を殺そうとしていることやそもそも面識がなさそうなので
平助が一方的に知っている人物だと考えられます。
ついに次回は平助対上終の戦いが決着するようなので期待です。
またスラー一派が展覧会に向けて動き出すとも述べられています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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