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今回は3月11日に発売された週刊少年ジャンプ15号に掲載された「SAKAMOTO DAYS」の158話「超相撲」について振り返っていきます。
重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。
本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新158話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)
前回までの話
9月18日から3日間開催される実在する名だたる殺し屋たちの全貌をまとめた大型企画展、「世紀の殺し屋展」
その展覧会には現殺連会長で有月憬の兄である麻樹栖が訪れようとしています。
・麻樹の暗殺を企てるスラー一派
・スラー一派を止めようとする坂本商店
・スラー一派を殺そうとするORDER
それぞれの思惑が入り乱れる世紀の殺し屋展がついに開幕しました。
これまでの流れを簡単に整理すると
①JCC編入試験後に鹿島が虎丸と真冬の体内に死んだときに起爆する爆弾を仕掛ける
②武藤エリオ、スラー一派のスパイになる
③加耳丈一郎が合流し、坂本、シン、周の4人で世紀の殺し屋展へ向かう
④ウータンから赤尾リオンについての電話がかかり、坂本は別行動
⑤虎丸と真冬の発見
⑥真冬のORDERに入りたい思いをスラーに利用され、シンVS真冬
⑦麻樹到着
⑧超迷子のお知らせという館内放送により、真冬VS大佛
⑨殺されそうだった真冬を兄の夏生が助け真冬の体内の爆弾を取り除くことに成功する
⑩真冬から取り出した爆弾がスラーの手ほどきにより制止せず、シンが何とか外に放り出すが爆発により館内はパニックになる
⑪鮫島登場&シン、夏生、真冬、加耳の捕縛
⑫指名手配された虎丸を坂本が助ける
⑬パパさんムーブ全開の坂本の活躍により虎丸出戻り
⑭ついにスラー一派ご来館
⑮南雲VS楽
⑯有月VS麻樹プラス南雲
⑰神々廻VS熊埜御、シンVSハルマ、周VSキャロライナ・リーパー
といったようになっています。
そしてシンVSハルマの戦いは、ハルマがスポーツ魂でシンを圧倒していましたが何度でも立ち上がるシンが相撲をしようと提案したところで前回は終了となりました。
相撲用意
相撲を取る気満々のシンは、どすこいポーズでハルマと立合おうとします。
ハルマはスポーツのルールを縛りと科したうえで完膚なきまでにぶち殺すのが快感のようなので、体格差が如実に結果に反映されてしまう格闘技だとハルマにとってはフェアじゃなくなってしまうため相撲がスポーツなのかどうかを懸念しています。
文部科学省が所管のスポーツ基本法によると、スポーツの定義は
「心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動」
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/hakusho/nc/__icsFiles/afieldfile/2018/06/15/1406196_2_1.pdfとあり、スポーツの中に格闘技が含まれるような包含関係が成り立ちそうなので、相撲もスポーツでOKだと思います。
デス相撲
そんなことは置いといて、シンが付けている勢羽からもらった膂力増強グローブは大きな力のためなら代償を厭わないようなドラッグのような武器で、何度も使用してしまうと手がボロボロになってしまいます。
ハルマはそれを見破っており、シンの手が限界に近いと気づいていましたがシンもこのまま戦っても勝ち目はないとして数少ない強力パンチに賭けようとしています。
どうしてそこまでして殺連でもないシンが戦うのかハルマは不思議に思い問いただすと、シンは憧れの人からの信頼や期待にこたえたいという、最高の後輩力を見せたため、部活の先輩ムーブをかますハルマは殺スポーツマンシップにのっとって相撲の勝負を受けてくれました。
ただし普通に相撲をやっても決着はつかないので、ハルマは殺し屋展に展示されていた刀や剣を土俵の周りに設置し、押し出された方は「死」というデス相撲ルールへと変更になりました。
あまりにも手慣れた手つきでデスルールを付け加えていたハルマを見ると、やっぱりパワハラの臭いがすごいです。
部活の後輩にもこういうことをやっていそうなのが容易に想像できます。
シンの狙い
はっけよいのこったをやろうとした瞬間、土俵にあった噴水がわきあがり、シンは近くに落ちてあった「高密度液体窒素爆弾」をぶん投げます。
高密度液体窒素爆弾は勢羽が作った武器の一つで、あらゆるものを一瞬で凍らせることができ、裏梅も笑っちゃうほどの氷結噴水でハルマの動きを止めました。
シンはセバにグローブを作ってもらったり、高密度液体窒素爆弾で爆弾を防いだり、真冬が大佛にやられそうだった時には助けてもらったりと勢羽夏生様様だとわかります。
しかしゴリッゴリのフィジカルをもったハルマは氷から脱出しようとしますが時すでに遅く、シンは超破壊力満載の猫だましをハルマの目の前で食らわせハルマの鼓膜を破りにかかります。
猫だましは相撲の戦法の一種なので、ようやく相撲っぽい戦いになってきました。
JCC編入試験で楽が軟柔を介してリモートで戦った際、加耳丈一郎がこの戦法で攻撃を食らっていたためシンもここからアイデアを得たのかもしれませんし、原作第18話ではインカム越しで大声で叫んで敵の居場所を把握していたためシンは聴覚を攻撃することを、一つの選択肢として常においているようです。
ただ耳が聞こえなくなっただけでは、ハルマの攻撃を防ぐことはできませんが、人間は鼓膜の奥にある内耳を損傷すると平衡感覚に支障が出るようなので、シンはハルマの平衡感覚を奪うことで数少ない超強力パンチを確実に当てるために聴覚を狙ったようです。
ハルマには通用しない
そしてシンはこの一発にかけてハルマに拳をぶち込みますが、ハルマの脅威の腕力というか握力でがっちりとホールドされてしまいました。
平衡感覚を失っていたハルマは床と壁の位置が入れ替わったかのような感覚になっていましたが、氷の床を拳で支えることでバランスを保っていました。
アイスクライミングの要領で体を支えていたためハルマは登山やボルダリング系のスポーツもいけそうです。
ただ床に手をついてしまっているため、相撲だとハルマの負けです。
そしてハルマはホールドしたシンの手を見てるこっちが痛くなってしまうほどの超絶握力で握りつぶしシンは悶絶してしまいました。
シンの覚醒
続けざまにハルマはシンにとどめを刺そうと押し出そうとしてきたところ、とうとうその時が来ました。
シンの覚醒です。
シンが心の中で「止まれ」と強く念じたことでハルマの動きが止まってしまいました。
このことからわかるように、シンの新たな超能力は
「念じた動きを相手にさせることができる」
というサイコキネシスというかブレインダイブみたいな能力でした。
シンはラボの所長朝倉からエスパーの能力を授かり、死刑囚の一人で感動の死の演出家ソウとの戦いで「未来視」が芽生え、一日の使用限度は5分、一回の使用で未来が見えるのは0.5秒という条件はありますが、相手の運動準備電位を読み取ることで敵の動きを先読みすることができるようになっていました。
しかし真冬の体内に仕掛けられていた爆弾を間近で食らってしまったため、未来視どころかエスパーの能力も消えてしまっていました。
この超能力の消失がシンの覚醒の予兆だという意見もありましたが、ついにシンの覚醒の時が来たようです。
この能力についての感想としては、まずは言わずもがな便利だなです。
しかも脳内で念じるようなので喉をつぶされても大丈夫なところが強いです。
ただこんなに便利な能力に何の制約もないとは考えにくいです。
実力差によって効果が変わったり、強い言葉だと自分に反動があったり、回数に制限があったり、もしかすると相手の心が一定時間読めなくなるのもシンの新能力の制約なのかもしれません。
ハルマ、危うい
そして急に体が動かなくなったハルマは汗をかくほど焦っています。
そんなハルマに対し、シンがハルマに最後の力を振り絞ってまだ力が残っている左手でパンチを食らわせたところで、158話は終了となりました。
このままハルマが外に出てしまえば、決まり手は「突き出し」でシンの関の勝利となりますが、ハルマ富士は平衡感覚を失っているとはいえまだ粘り強いスポーツ魂を見せ耐えるのではないかと思われます。
シンの能力についてはまだわかってない部分が多いので、これからの展開に期待です。
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