【サカモトデイズ】150話のネタバレ感想解説、スラー一派の猛攻とマジになる南雲

SAKAMOTO DAYS

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今回は1月6日に発売された週刊少年ジャンプ6,7合併号に掲載された「SAKAMOTO DAYS」の150話「いじめっ子」について振り返っていきます。

重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。

本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新150話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)

前回までの話

9月18日から3日間開催される実在する名だたる殺し屋たちの全貌をまとめた大型企画展、「世紀の殺し屋展

その展覧会には現殺連会長で有月憬の兄である麻樹栖が訪れようとしています。

・麻樹の暗殺を企てるスラー一派
・スラー一派を止めようとする坂本商店
・スラー一派を殺そうとするORDER

それぞれの思惑が入り乱れる世紀の殺し屋展がついに開幕しました。

これまでの流れを簡単に整理すると

①JCC編入試験後に鹿島虎丸真冬の体内に死んだときに起爆する爆弾を仕掛ける
②武藤エリオ、スラー一派のスパイになる
加耳丈一郎が合流し、坂本シンの4人で世紀の殺し屋展へ向かう
④ウータンから赤尾リオンについての電話がかかり、坂本は別行動
⑤虎丸と真冬の発見
⑥真冬のORDERに入りたい思いをスラーに利用され、シンVS真冬
⑦麻樹到着
⑧超迷子のお知らせという館内放送により、真冬VS大佛
⑨殺されそうだった真冬を兄の夏生が助け真冬の体内の爆弾を取り除くことに成功する
⑩真冬から取り出した爆弾がスラーの手ほどきにより制止せず、シンが何とか外に放り出すが爆発により館内はパニックになる
⑪鮫島登場&シン、夏生、真冬、加耳の捕縛
⑫指名手配された虎丸を坂本が助ける
⑬パパさんムーブ全開の坂本の活躍により虎丸出戻り

といったようになっています。

>>>149話のネタバレ感想解説

そして虎丸の救出により、ひとまずは爆弾による麻樹の暗殺は防ぐことができましたが、真冬に仕掛けられた爆弾の爆発により館内がパニックになったところに乗じて、スラー一派のキャロライナ・リーパーハルマ熊埜御がご来館しました。

楽は別行動をし雑魚狩りをしていたところ、麻樹の護衛から外れた南雲が登場し、楽VS南雲の戦闘が開始されます。

尾久旅新国立美術館の状況

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

ハルマがヘリをぶち壊し、熊埜御が電磁石の能力を使ってヘリの破片を集結させて美術館にぶつけたためすぐさまテレビで報道されています。

このアナウンサーは

「14時ごろから館内は出入りが制限されており…」

と述べており、これは鮫島が虎丸に指名手配をし出入り口を封鎖したときのことを指しています。

麻樹が到着したのは13時45分で、14時ぐらいに爆発が起こったと考えられお昼時から矢継ぎ早に面倒ごとが起こっています。

ちなみに世紀の殺し屋展は9月18日から3日間開催されており、現在は1日目なので初日から波乱な展開が続いています。

スラー一派、バケモノ

そして楽とは別行動の熊埜御、ハルマ、キャロライナ・リーパーも、押し寄せてくる殺連員たちを蹴散らしていきます。

熊埜御の攻撃

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

熊埜御は電磁石の能力で鉄パイプを引き寄せて、殺連員に突き刺します。

手をクロスさせたこの格好が躍動感があって非常にかっこいいです。

ちなみに熊埜御の右手は豹との一戦で失ってしまったため義手になっているのですが、右手を失ったときにはすでに鹿島は坂本たちに連行されていたので、どうやってこのカッコイイ義手を用意したのか注目です。

ハルマの攻撃

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そしてハルマは必殺頭部ボレーシュートを決めます。

殺連員の頭を蹴り飛ばし、その頭部をボールのようにしてほかの殺連員たちを貫通させます。

ハルマが使用する武器は砲丸でこれまではバレーボールのような、砲丸サーブのみを見せていました。

ただハルマは原作第139話で「スポーツ、特に球技は得意でね」と語っていたり、根っからのスポーツマンだといえるような言動を繰り返したりしていたため、バレーボールだけでなくサッカーも難なくこなせたのでしょう。

キャロライナ・リーパーの攻撃

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そしてキャロライナ・リーパーは、火炎放射で殺連員を蹂躙します。

これまでキャロライナ・リーパーの能力や戦闘スタイルは明らかになっていませんでしたが、今回で火を使う能力だと判明しました。

ちなみにキャロライナ・リーパーとは、世界で一番辛いとされている唐辛子のことで火を扱う能力も唐辛子からきていると考えられます。

着ている服にも唐辛子のシルエットがあり、キャラを徹底しているところがかわいらしいです。

弟のクラブジャムはインドの世界で一番甘いお菓子とされている「クラブジャムン」が由来だと考えられクラブジャムの額には「sweet tooth」という甘党という意味の英語が記されており、兄弟で甘党と辛党とで対になっていることがわかります。

仕事する武藤エリオ

ハルマは「武藤さんによると会長は特別収蔵庫にいるらしい」
と皆に伝えます。

武藤は南雲にあっけなくスパイであるとバレながらもちゃっかり仕事をこなしています。

神々廻参戦

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

とここへ手が壁を突き破って出てきて、ハルマを引きずり出します。

引きずり出したのは我らが神々廻で、そのまま神々廻のお気に入りの武器のトンカチでハルマを攻撃しようとします。

それを見た熊埜御が電磁石で引き寄せられトンカチは没収されますが、トンカチには爆弾が仕掛けられており熊埜御は爆弾をくらいまんまと神々廻のフェイクにはまってしまいます。

神々廻がこのフェイクを成功させたのは、原作第133話で熊埜御と戦闘した平助から能力について聞き出していたからでした。

ごちゃごちゃ考えるのが嫌いでシンプルイズベストな考えの神々廻は、やっぱり武器はシンプルがいいようです。

その後ハルマは持ち前のパワーで神々廻を放り投げ、その感触から神々廻は今は亡き豹ほどのパワーであると感じています。

こうして神々廻VS熊埜御、ハルマ、キャロライナ・リーパーの1対3での戦闘になってしまいました。

南雲VS楽

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そして場面は南雲VS楽の戦闘に移ります。

楽は南雲を見て作中最強爺さんさんではないと知り、安堵しています。

がっかりしているとも受け取れますが、楽自身も篁さんには勝てないといった旨の発言をずっとしているため楽的にはよかったといえると思います。

そしてお互いターゲットじゃないから話を合わせて素通りしようとしたところ、お互い奇襲を仕掛けるといったかなり姑息な戦い方をします。

南雲は登場時から嘘をよくついているのでわかりますが、楽もちゃっかり奇襲を仕掛けました。

楽の猛攻

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そして楽は武器のミートハンマーの手持ち部分のスイッチを押し、ミサイルのようなものを発射します。

これまでの戦闘描写でミートハンマーは振り回すだけだったので新たに楽の武器の情報が更新されました。

そして背後から南雲を隣の部屋にぶっ飛ばし、序盤は楽が圧倒します。

南雲の口からは血が出ており「君とスラーってどっちが強いの」と言わせるほど、楽の実力を見せつける展開となりました。

南雲の反撃

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そして反撃に転じようとする南雲が取り出したのは、2本の剣でした。

南雲が使用する武器はいろんな機能が付いた巨大なアーミーナイフで、普段はサイコロを使用し
出た目の数字で武器を決めて戦っていましたが、さすがに今回はそんな舐めプをかます余裕はありませんでした。

楽は南雲とやりあい、パワーは楽に分がありスピードは互角だという体感のようで、南雲がギアをあげても攻撃をすべて見切っていましたが、南雲がしれっとだしたサイコロにつられて視線をそらされてしまいその隙に南雲の反撃を食らってしまいました。

「ん、なんか見えた」

と煽ってくる南雲に対し楽がピきついたところで150話は終了となりました。

展開予想

少しだけ展開予想をします。

やはりいくら神々廻といえども3人相手はさすがにきついため誰かしらの援護が来ると思いますが誰が来るのでしょうか。

まだピンピンしているのは

・坂本、虎丸、勢羽、大佛
・それから援護で来ているとされる平助
・あとはORDERは4人来ているといわれているためあと一人のORDERです。

個人的には坂本と大佛がたまたま戦闘に出くわし戦闘に参加し、残る一人のORDERが麻樹を襲いに来たスラーを迎え撃つのではと考えています。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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