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186話「今日の運勢」について振り返っていきます。
重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。
本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新186話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
（©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」）
前回までの話
世紀の殺し屋展編が幕を閉じたのち、死亡者やリストラが出てしまったORDERは、海外出張に行っていた沖さんがギャンブラーのトーレスとミュージシャンの七夕を新たに仲間に加えました。
一方の坂本商店の方は坂本が抹殺対象になってしまったため、家族を巻き込まないためにどうしようか迷っていましたが、最終的に坂本は殺連を乗っ取って坂本商店を全国チェーン展開するという、ビッグな目標に向かって突き進むこととなりました。
そしてスラー一派の方は、殺連の保有する武器製造工場で大規模テロを発生させ、篁スラーがやたらめったらころしまくっていましたが、赤尾リオン人格が何とか止めてくださいました。
リオンと有月の逃避行の際に起こった出来事が明かされ、そして過去編以来昏睡状態だったキンダカが復活したことで、坂本たちはキンダカを師匠に迎えることになりました。
しかし坂本はレベルが高すぎるため、キンダカの指導を受けることができずどう成長するか悩んでいたところ、新生ORDERの一人トーレスと相対することとなり、自身の衰えを痛感します。
一方のシンと平助はキンダカとの修行後、超能力の向上のため、名の知れた占い師のいる殺連監獄へと潜入することとなりました。
シンと平助は殺連監獄の中で、占い師がいる最下層のB3を目指しており、前回はB1エリアの看守長枷を見事打ち破ることに成功し、B2エリアに進み、そこでアルカマルのメンバーの天弓と邂逅します。
ゴキブリジョーク
アタリは、看守たちに対し、ここにいると全員死んでしまうため脱獄しようと伝えます。
どうやら、183話で予言していた「3つの命が亡くなる」というのは、てっきりゴキブリのことかと思っていましたが違ったようです。
シンたちのことかと思いきや、ゴキブリのことかと思いきや、結局この看守たちのことを指していたようです。
アタリ曰く、ゴキブリはジョークだったようです。かわいらしいところが感じられます。
ラッキーアイテム
看守らを含めた3人は、どうやらすっごく大凶のようです。
大凶のさらに上みたいな感じなんでしょう。
ただ、そういった悪運を変えることもできるようです。
それは、ラッキーアイテムです。
ラッキーアイテムがあれば、運命を変えることができるため、アタリのラッキーアイテムである「運命の人」を探しに、B3エリアを出て、B2エリアに行くことなりました。
これはつまり、シンたちがB3エリアに行く手間が省けたということになりそうですね。
ちなみに、アタリは占いが当たらないせいでスラー一派共謀を疑われ監獄に入れられており、別に凶悪犯というわけではないため、看守たちとのやりとりもほっこりしています。
変わり果てた徳積み男
B2エリアは、看守たちも把握できてない迷路になっており、アタリらが到着したのは、なんと樋口の部屋でした。
樋口とは、過去編で登場した殺し屋のことで、樋口はペアのポイズンブレンダー小林とともに、当時の殺連会長の妻子を狙っていましたね。
樋口は、何かいいことをしたらそれが自分に返ってくるという考えを持っており、あらかじめ行っておいた善の行為を徳ポイントとして貯めている、通称徳積み男です。覚えていた人も多いのではないでしょうか。
ただ、過去編の時は髪の毛がなく、きんたまのような頭をしており、丸眼鏡もかけていましたが、現在の姿はだいぶかわっていました。
また、武器についてですが、過去編の時はブリーチのチャドみたいな腕につける武器を使用していましたが、現在はそれは没収され、弓矢を使っているようです。
見た目はかなり変わっていますが、「久々にごみを殺して徳を積もう」とあるように、徳積みの精神は忘れていないことがわかります。
アタリの実力
アタリVS徳積み男樋口のバトルに入ります。
単純な戦闘能力では、かわいらしい女の子のアタリに勝ち目はありません。
ただ、アタリの超能力は、「占いで、その時最も運がいい行動を選択できる」というものであるため、占いに沿って行動すれば、いろいろとうまくいくようです。
そのため、マッチ棒占いを使用して、アタリは占いの通りに行動することで、見事樋口の攻撃をかわしており、最終的に樋口は運勢操作で自爆することになってしまいました。
看守も言っていますが、アタリに対してはどんな技や経験なども無意味なので、反則級の強さだといえます。
積み上げてきた徳は、足りませんでした。
樋口は、自分が仕掛けたトラップに引っかかるという、なんとも運の悪いことになってしまいました。
樋口は、徳を積むといいことが自分に返ってくる、という考えを持っていただけに、今回の負け方で自分の徳が足りていなかったと思うことになるでしょう。
徳積みと運勢という、似た概念を持った者同士の戦いは、個人的にはマッチしていていいなと感じました。
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