【サカモトデイズ】176話のネタバレ感想解説、キンダカ復活

SAKAMOTO DAYS

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7月29日に発売された週刊少年ジャンプ35号に掲載された「SAKAMOTO DAYS」の176話「醒める」について振り返っていきます。

重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。

本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新176話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)

前回までの話

世紀の殺し屋展編が幕を閉じたのち、死亡者やリストラが出てしまったORDERは、海外出張に行っていた沖さんがギャンブラーのトーレスとミュージシャンの七夕を新たに仲間に加えました。

一方の坂本商店の方は坂本が抹殺対象になってしまったため、家族を巻き込まないためにどうしようか迷っていましたが、最終的に坂本は殺連を乗っ取って坂本商店を全国チェーン展開するという、ビッグな目標に向かって突き進むこととなりました。

そしてスラー一派の方は、殺連の保有する武器製造工場で大規模テロを発生させ、篁スラーがやたらめったらころしまくっていましたが、赤尾リオン人格が何とか止めてくださいました。

そしてそのまま過去編で描かれなかった有月とリオンが行方をくらました後の話が描かれ、要約すると麻樹のせいで有月はリオンを殺してしまい、有月の闇落ちが完了しました。

リオンは全てを昌に話した

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

176話は癒しのヒロイン赤尾昌の優しさが染み渡るところから始まりました。

リオン人格は自分の身に何が起きたのかを昌に伝える際、「麻樹」と書いて「クソ野郎」と読んでいます。

実際にリオンを殺してしまったのは有月ですがリオンの恨みは全て、仕組みやがった麻樹へと向いています。

ですがリオンは

「人の命を一度でも奪ったのならば自業自得」

という考えを持っており、しょうがないという気持ちも持っています。

サカモトデイズは人が死にまくる世界観ではありますが、それでも人の命の重みを伝えんとする描写であると感じます。

だからこそリオンは愛する昌には人殺しになってほしくないと、手を汚してほしくないと伝えております。

昌はやはり優しい

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

これまでの有月とリオンの愛の逃避行編の全貌を聞いた昌は涙を浮かべています。

人の気持ちに寄り添える優しさがあふれている証拠であり、私を含め目も心も渇き切った現代人にとってはまぶしすぎるといえます。

そしてリオンに普通の生き方をしてほしいと頼まれた昌の答えは

ふたりともほっとけない

でなんと叔母のリオンだけでなく有月のことも心配する優しさを見せ読者の心を浄化しにかかります。

昌は映画監督の京から「赤尾リオンはスラーに抹殺された」と聞かされ、スラーを殺すことを目的にしていました。

ただリオンからいろいろと事情を聞き有月を殺す目的は完全に消えたといえます。

つまり昌のこれからの行動指針は気になるところですが、やはりリオンが死んだ原因は麻樹だといえるため、麻樹の成敗を目的とすると予想しますがスラー一派と協力するのか坂本商店とともに行動するのか、そこらへんは気になるところだといえます。

坂本はリバウンド

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

坂本たちに移ります。

まず坂本が無事リバウンドしています。

坂本は痩せ本にフォルムチェンジしたのち、普段は秒でリバウンドしていました。

しかし世紀の殺し屋展が終わった後はなかなかリバウンドしていませんでした。

正直痩せた状態の坂本は非常にかっこよく、ずっと痩せていてほしいという声もあるかもしれません。

ですが、自分はそうは思いません。

人は弱さを見せることで、より惹かれるんだよ。

常にスリムで身長188センチと高身長で超絶強い完璧人間ではなく、デブだという弱点があるからこそ坂本太郎という主人公に魅力が生まれ、さらにそこからスリムというギャップが生まれるため、個人的には坂本がデブになってよかったです。

修行編来るか

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そしてまあなんやかんやあって、殺連を乗っ取って坂本商店を全国チェーン展開するということはORDERを倒すということでもあり、そのためには個々人のレベルアップが必要不可欠だという結論に至ります。

そしてレベルアップのためにシンは坂本に修行を頼みますが、坂本は自分が教えるよりもそれぞれのスタイルに合った修行をすべきだと考えています。

一応これまでは坂本は平助と一緒に弾丸を箸でキャッチするトレーニングをしたり、世紀の殺し屋展の前には取っ組み合いをしたりと皆で協力しながらトレーニングをしていましたが、少し限界を感じるのでしょう。

それに坂本自身も自分の実力が足りていないと感じており、師匠を欲します。

キンダカは南雲を釣る餌

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そしてひそかに気になっていたキンダカ事情が明かされました。

これまでのキンダカの状況を説明すると、過去編でポイズンブレンダー小林の毒を食らってしまいそれ以来昏睡状態に陥っています。

ただキンダカは有月&リオン失踪時の重要参考人であるため、南雲が殺連に掛け合って延命措置を行っていたという感じでした。

しかし南雲はORDERをクビになったため、キンダカが殺されてしまうのか気になるところでした。

殺連側の判断は「このまま見張って裏切者の南雲をあぶりだす」というものでキンダカを一応生かしていました。

つまり南雲がころされたら、元ORDERであろうとキンダカも殺されるのでしょう。

南雲はキンダカを大切に想う

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

こうして南雲はしれっとまぎれこみ殺連員をさわやかに秒殺し、キンダカと二人きりの時間を過ごします。

南雲はここで思います。

赤尾は死んだからキンダカはもう生かす意味がない、と。

南雲はこれまで何かとリオンを気遣っており、四ツ村さんをパシってリオンの死の真相を探らせるなどしていましたが世紀の殺し屋展編でリオン人格と対面し、リオンがマジで死んだことを知りキンダカを生かす意味がもうないと気づきました。

でも南雲は優しいのです。

生かす意味がないのであれば、放置すればよいのです。

しかし南雲は最後にキンダカの顔を見るために、直接足を運んできたのです。

じゃあねキンダカ」と別れを告げに来たのです。

もう一つ優しいポイントがあります。

殺連員との戦闘の際、一度南雲はキンダカの掛け布団をガードに使いました。

しかしその後キンダカの上には掛け布団がありました。

これはつまり後からキンダカにそっと、掛け布団をかけてあげたということです。

世紀の殺し屋展編でも感じましたが、南雲はかなり人間味あふれるいいやつだということがわかります。

キンダカ復活

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

そして最後にキンダカが目覚めました。

過去編がだいたい9年前ぐらいのことなので、キンダカは8年ぶりに目覚めました。

おめでとうございます。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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