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今回は11月27日に発売された週刊少年ジャンプ2023年52号に掲載された「SAKAMOTO DAYS」の145話「カチカチ」について振り返っていきます。
重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。
本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新145話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)
目次
前回までの話
9月18日から3日間開催される実在する名だたる殺し屋たちの全貌をまとめた大型企画展、「世紀の殺し屋展」
その展覧会には現殺連会長で有月憬の兄である麻樹栖が訪れようとしています。
・麻樹の暗殺を企てるスラー一派
・スラー一派を止めようとする坂本商店
・スラー一派を殺そうとするORDER
それぞれの思惑が入り乱れる世紀の殺し屋展がついに開幕しました。
スラー一派は、JCC編入試験でスカウトしてきた勢羽真冬と虎丸尚の体内に死んだときに起爆する爆弾を仕掛け、二人を麻樹の近くにいるORDERにころさせることで麻樹とORDERにダメージを与えようとしています。
シンはスラーの狙いを真冬に伝えますが、真冬は何としてでもORDERを一人倒して、ORDERになろうとしており、シンのいうことには耳を傾けません。
シンと真冬は激しい追いかけっこを始めますが、エレベーターに入った際、大佛に見つかってしまい、激しいバトルが始まります。
シンは大佛に対し自分たちは敵ではないことと、真冬の体に爆弾が仕掛けられており、殺したら起爆してしまう旨を伝え説得を試みますが、大佛には意味を成しませんでした。
そして大佛はシンと真冬をエレベータの外に吹っ飛ばし尾久旅新国立美術館2階の40年代アメリカの殺し屋街を再現したジオラマコーナーで真冬と大佛の戦闘が始まります。
真冬は有月からもらった寿命の前借りの代わりに心肺機能を向上させてくれるガスマスクを起動させ、
大佛の武器である大型電ノコを使えなくさせるために錆発生材を用意するといった用意周到さも見せますが、まるで痛覚のない大佛にボッコボコにされてしまいました。
勢羽兄弟の過去
145話は瀕死寸前の真冬の回想から入ります。
勢羽兄弟の父親は結構スパルタ系の親で二人を一流の殺し屋にするという理由でまだ幼い二人を野外訓練として山に行かせていました。
真冬は別に殺し屋になりたいわけもなく潔癖症なため汚い山ではやる気も出ず夏生はいつも真冬を撒こうとするため、真冬は隅っこで泣きながら夏生が来るのを待っています。
ただなんだかんだやばい時には夏生はいつのまにか現れて助けてくれ今回も真冬を迎えに来てくれていました。
真冬の仕込み武器は夏生が自作しプレゼントしたものだった
手を怪我して心が折れた真冬を見て夏生は「これやる」といって、かかとのピンを抜くと刃が出てくる仕込み武器をプレゼントしました。
潔癖症の真冬にとっても使いやすい武器で、真冬は目をキラキラさせながらいたく気に入りました。
現在も真冬はこの仕込み武器を使用していますが、この武器は夏生が作ってくれたものでした。
そしてそれ以来真冬と夏生は親に山に行かされるたび訓練のふりをして、夏生が作った新作武器を試しまくるようになりました。
怖かった夜の山での訓練は勢羽兄弟の遊び場になり二人は楽しくサボっていました。
夏生の夢
「つぎはどんなのつくんの?」
そう真冬が聞くと夏生は
「んー透明スーツとか。透明人間になってこんなとこさっさと抜け出してプロの武器職人になりてー。」
と真冬に夢を語っていました。
現在夏生が使用しており、JCC武器製造科学部卒業制作でヨツムラ賞を受賞した透明スーツは、幼少期のつらい経験から生まれたものでした。
真冬は兄の夏生の夢を聞き、絶対になれると思ったのと同時に、自分にはなりたい職業などなく自分一人だけ置いて行かれるような気になり冷たく当たってしまいます。
それ以来楽しかった夜の遊びは減っていきました。
弟をかばうお兄ちゃん
そしてある日、山の訓練場に置いてあった夏生の大量の武器が父親に見つかってしまいます。
夏生の鼻に鼻血がついているため必死に父親に抵抗したのでしょう。
父親は二人を呼びつけ
「訓練すると嘘をついて山で遊んでたのか。こんなゴミばかり作って。」
と説教します。
兄の斬新でかっこいい武器が大好きだった真冬は、父親のゴミ発言にイラっとし言い返そうとしますが夏生は「俺が勝手に作って遊んでただけだよ」と真冬をかばいます。
勢羽パパは武器職人など断固反対で夏生を虐待します。
勢羽パパは”アルカマル”に真冬を入れようとしていた
そしてある日の夜、真冬は両親がこっそり話している内容を聞いてしまいます。
「もう夏生はだめだ」
「これは極秘なんだが、殺連直営のORDER育成施設があると聞いた。そこに真冬を送ろうと思う。」とパパがママに話しているのを聞いてしまいます。
この施設は鹿島以外のスラー一派が所属していた「アルカマル」のことだと考えられます。
アルカマルとは表向きは殺連直営の児童養護施設のことです。
ただその実態は”身寄りのない子を引き取って幼いころから徹底的に殺しを教え込ませORDERを人工的に作る計画のこと”です。
鹿島以外のスラー一派のメンバーは、このアルカマルに入居していたことが確認されており、スラー一派の一人、熊埜御は何一つ望んでいない力と戦いと人生を、殺連に用意され、殺連に恨みを持っていると語っています。
勢羽兄弟の母親は、愛する息子を黒いうわさが絶えない施設に入れたくなく、父親に必死に抵抗しますが父親は
「今まで俺を馬鹿にしてきたやつを見返さないといけない。なんとしてもうちからORDERを輩出する。
と子供を道具のように考え、耳を傾けようとしません。
またも夏生は真冬をかばう
そこで二人の話を聞いていた夏生が登場し、JCCを卒業したらその施設に俺が行くと伝えます。
そして同時に夏生は
「必ずORDERになってみせる。だから真冬は勘弁してくれ。」
と弟の真冬をかばうために、自分は親の願いを叶える選択を取る決断をしました。
真冬がORDERになりたい理由が判明
その話の一部始終を聞いていた真冬は、自分だけ助かってしまうとお兄ちゃんの夢である
「プロの武器職人になること」
が叶わなくなってしまうと思い、真冬は夏生を父親の手から解放するために夏生がJCCを卒業するまでにORDERになることを決意しました。
真冬は登場時からずっと、ORDERになることに固執していましたが、その理由は早くORDERになって夏生に夢を追わせてあげたいという、素晴らしき兄弟愛があったからでした。
お兄ちゃん登場
そして世紀の殺し屋展に戻ります。
既に瀕死の状態の真冬に向かって、大佛はまたも容赦なく真冬に蹴りをかまそうとしますがシンが何とか助け出します。
シンはぐったりしている真冬をおんぶして、大佛から必死に逃げますが、追いつかれそうになり絶体絶命のところ透明スーツを身にまとったお兄ちゃんが登場します。
透明な姿のまま大佛の攻撃を止めた後、今度はカチカチに凍るボールを大佛にぶつけ、大佛はなんかいい具合に美しく凍りました。
この武器は原作第83話にて登場した、一瞬で凍るけど補充するのに二日かかる「高密度液体窒素爆弾」だと思われます。
幼少期に山の訓練で真冬に紹介していた、マイナス250度でソッコー獣とか凍らす「冷え冷えボム」を発展させたものだと考えられます。
だからこそ真冬は透明なのにもかかわらず、すぐにくそあにきが来てくれたのだとわかりました。
なんだかんだピンチの時に助けてくれるお兄ちゃんでした。
展開予想
あと殺連直営の児童養護施設「アルカマル」は、すでに全焼して廃校になっているため、夏生はアルカマルに入ることはなくなりました。
父親の手から解放されたまではいきませんが、とりあえずJCC卒業後にアルカマルに入る選択は潰えたため、勢羽兄弟がこれからどう父親と向き合っていくのか注目です。
また勢羽パパの発言で
「勢羽家の汚点」や「うちからもORDERを輩出する」
などあったことから、家系に関するストーリーが展開されるとも予想され非常に楽しみです。
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