【サカモトデイズ】183話のネタバレ感想解説、ボイルの非ハードボイルド化

SAKAMOTO DAYS

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183話「枷錠」について振り返っていきます。

重要なポイントに絞って解説したり感想を述べたりしていきます。

本記事は「SAKAMOTO DAYS」の最新183話までのネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「SAKAMOTO DAYS」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©鈴木祐斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」)

前回までの話

世紀の殺し屋展編が幕を閉じたのち、死亡者やリストラが出てしまったORDERは、海外出張に行っていた沖さんがギャンブラーのトーレスとミュージシャンの七夕を新たに仲間に加えました。

一方の坂本商店の方は坂本が抹殺対象になってしまったため、家族を巻き込まないためにどうしようか迷っていましたが、最終的に坂本は殺連を乗っ取って坂本商店を全国チェーン展開するという、ビッグな目標に向かって突き進むこととなりました。

そしてスラー一派の方は、殺連の保有する武器製造工場で大規模テロを発生させ、篁スラーがやたらめったらころしまくっていましたが、赤尾リオン人格が何とか止めてくださいました。

リオンと有月の逃避行の際に起こった出来事が明かされ、そして過去編以来昏睡状態だったキンダカが復活したことで、坂本たちはキンダカを師匠に迎えることになりました。

しかし坂本はレベルが高すぎるため、キンダカの指導を受けることができずどう成長するか悩んでいたところ、新生ORDERの一人トーレスと相対することとなり、自身の衰えを痛感します。

一方のシンと平助はキンダカとの修行後、超能力の向上のため、名の知れた占い師のいる殺連監獄へと潜入することとなりました。

シンと平助は殺連監獄の中で、かつて坂本とバトルした男ボイルと再会しますが、B1エリアの看守長枷錠に阻まれ、最下層へ進むことができないでいます。

殺連特殊分遣隊

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

前回は、枷の実力が示される展開となり、打撃と手錠アクションによるダイナミックな攻撃からかなりの実力があると判明しました。

ここでボイルの口から枷についての情報が明かされました。それは

元殺連特殊分遣隊
・「この殺し屋がすごいランキング」1位

といった経歴があり、当時最もORDERに近かった人物であるようです。

147話にて世紀の殺し屋展編で登場した鮫島は、特殊護衛分遣隊の隊長を務めていました。

枷もこのような殺連の一隊に所属していたのでしょう。

つまり、楽に首ちょんぱされた鮫島も一応ORDERに近かった実力を持っていたのでしょう。

ボイル、非ハードボイルド

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

シンと一触即発したボイルでしたが、今は3人で大人しくシャワーを浴びています。

ボイルはシンと平助に殺連監獄に来た目的を聞き、二人は「強くなるため」と答えると、ボイルは空かした感じで答えます。

「強さは命あってのもんだぜ。死んじまったら意味ない」と。

よって、ボイルは二人に協力しませんでした。

個人的には、枷という男を突破するため、ハードボイルドなボイルが協力する展開になると思っていました。

あのときの暑く、ハードボイルドな男はどこにいってしまったのでしょうか。

ボイルが落ちぶれてしまった理由はわかりませんが、殺連監獄に捕まっている理由と関係あると思われます。

個人的にはペアの帯黒と破局したんだとみています。

アタリの占い

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

アタリが監獄されている部屋に移ります。

部屋にはたくさんのぬいぐるみがあることがわかり、女の子っぽいかわいらしい部屋です。

アタリは少し不思議ちゃんっぽい雰囲気があり、急に看守の手に火のついたタバコをぶち当てました。

当然看守はブチギレますが、どうやらアタリは手相が悪かったから変えてあげたようです。

その後看守の元へ電話がかかり、ばあちゃんのヘルニアが治り宝くじの一等が当たったと知り喜んでいました。

アタリの占いのすごさと、いい子なのが伝わってきます。

ただ現在、監獄に捕まっている理由は占いを外しただけでスラーとの共謀を疑われたからとなっているため、外すこともあるのでしょうか。

加えてアタリは「今日3つの命が監獄で消える」と占いました。正直、どの命が狙われるのかといった具体性がないため、当たりそうな感じはします。

あと、あどけなさを感じる少女ですが、タバコを吸う一面もあり、ギャップ萌えですね。

個人的にアタリはかなり人気出るんじゃないかと予想しています。

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

シンと平助とボイルの3人は、暴れた罰則として枷にマイナス30度の中での作業を命じられました。

そして途中で平助が低体温症をおこしてしまいます。

シンは枷に対し平助は何もしてないから助けるよう発言しますが、枷は独特の構文で言いくるめ適用とします。

なのでシンはとても寒い中、自分の服で平助を温めてあげる優しさを見せますが、枷はそれすらも許しません。

やってることもやばいとは思いますが、表情もやばく、なんというかもうこういう人は関わりたくないですね。

シンの能力の有効活用

©鈴木裕斗・集英社/「SAKAMOTO DAYS」

イカレ看守はシンをマイナス30度の部屋に手錠を使って閉じ込めました。

「頭をそこで冷やしなさい」といっていますが、まさかの物理的に冷やそうとしてます。

警察呼んだ方がいいですね。

ただ、シンはひっそりと反撃のチャンスを狙っていました。

シンは、ここぞとばかりに開花したエスパーの能力を使い、なんと「止まれ」を連続使用することで、人間ドミノ方式で枷にものをぶつける攻撃をかましました。

そして見事、大量のコンテナを枷にぶつけることに成功しました。

坂本のようなアクションもいいですが、こういったシンにしかできない攻撃方法もよいのではないでしょうか。

ここからすぐに下のエリアに行けるのかどうか気になるところではあります。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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