【戦隊大失格】巳(へび)の幹部「マガティア」について徹底解説

戦隊大失格

週刊少年マガジンで連載中の「戦隊大失格」

この記事では戦隊大失格に登場する怪人幹部・マガティアについて解説していきます。

本記事は「戦隊大失格」のネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)

マガティアとは

戦隊大失格に登場する幹部は合計12体で、それぞれに干支が割り当てられています。

マガティアは夢の学園編で登場した幹部です。

その中でもマガティアはの干支が割り当てられており、作中ではグリーン部隊と激しい戦闘を繰り広げており、作中でもマガティアとの戦闘は非常に盛り上がるものとなっています。

マガティアの能力

マガティアの能力は、高度な幻覚を見せたり、敵を洗脳したりするというものです。

そのため大戦隊は幾度となくマガティアに逃げられていました。また、マガティアと対峙した隊員は命を失うか、自我を失うかの2択だったそうです。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

夢の学園編では、神隠し事件の被害者である学生たちを廃校に集め、その学生たちにあたかもその廃校で学校性格をずっと送っていたかのような幻覚を見せたり、洗脳したりしていました。

マガティアの洗脳する力は非常に強力で、薄久保天使翡翠かのんもマガティアの洗脳に落ちてしまいました。

自由に夢の世界を展開させられるため、作中では学校だけでなく、長く続く階段だけの不思議な空間を作り出してもいました。

マガティアの目的

マガティアの目的は皆にとっての楽園である、理想郷を作ることです。

ここでいう理想郷とは、決して大戦隊にや自分らにとって不都合なものと切り離された世界だと考えられます。

「理想郷を作り直す」
「楽園を作るその日まで!」

「忘れるな!我々幹部はお前たち正義の味方の被害者だ」

マガティア

と述べているように、マガティアは自分らが悪と考えているというよりは、大戦隊の行動によって生み出された被害者という意識があるため、大戦隊から逃げたい、と考えているようにも見えます。

廃校に連れてきていた人間を招き入れて夢の学園を作っていたのも、大戦隊や悲惨な社会から逃れるための理想郷を作るためだったのだと考えられます。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

「世界征服なんて今更流行らないから」

マガティア

怪人の本来の目的は世界征服ですが、マガティアはこの目的に沿って活動しているようではなく、あくまで理想郷のために活動しているようです。

マガティアの性格

マガティアはひときわ警戒心が強く、用心深い性格です。

夢の学園編でも学生を大量に配置し、自分の姿は不用意には出さず、決して尻尾は出しませんでした。

©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」

また、非常に自分本位な性格をしています。原作第70話ではただの尺稼ぎとして戦闘員を爆破させること前提で送り込んでいます。そのうえ、戦闘員に対し「死なないことしか取り柄のないなり損ないの唯一の特技を生かしてやろうという僕のやさしさが分からないかな」と悪態をついています。

また、自分の身体がダメージを負ったとき、何のためらいもなく我藤に対し身体を差し出すよう提案しています。

現代社会に不満のある学生らを廃校に閉じ込めておいてあげたのも、あくまで自身の目的である理想郷の作成のためであるといえます。

マガティアとグリーン部隊

裏怪人討伐専門であるグリーン部隊は、4年前に常盤奏正二位をはじめとする常盤班が討伐に向かっており、マガティアに接触することに成功していました。

しかし、マガティアの洗脳に苦戦し、常盤はとちくるった仲間の若葉京助に殺され、若葉もマガティアの世界に閉じ込められ、常盤班は壊滅させられました。

そして4年後、千歳、翡翠、薄久保、戦闘員Dの新生グリーン部隊で討伐に向かい、紆余曲折ありながらも最終的に、マガティアの討伐に成功しました。

戦隊大失格
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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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