週刊少年マガジンで連載中の「戦隊大失格」
作中で正義の味方とされる組織「大戦隊」のグリーン部隊について解説していきます。
本記事は戦隊大失格のネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
目次
グリーン部隊とは
大戦隊には、赤、青、緑、黄、ピンクの計5色の部隊が存在し、それぞれの部隊ごとに適した役割があります。
その中でもグリーン部隊は裏怪人討伐専門の部隊で、主に幹部などの戦闘員以外の怪人の調査を行っています。
グリーン部隊はほかの部隊と比べて人数がとても少なく、現在は4人で活動しています。
かつてはもう少しだけ人数がいましたが、幹部の捜査中、行方をくらましてしまいました。
大戦隊の各部隊の上位6名はランカー(位階持ち)と呼ばれ、1位から順番に正一位、従一位、正二位、従二位、正三位、従三位の称号を与えられています。
正一位:千歳(ちどり)
千歳は普段は情報屋として幹部の捜査に当たっています。
また非常に疑い深い性格をしており、他の隊員は疎か、同じグリーン部隊の隊員にも自分がグリーンキーパーであるとは明かしていません。
普段は落ち着いた性格ですが、変身して戦闘スーツを着用するとよくしゃべるようになり、性格が変貌します。「ガハハ」とよく笑うようになります。
また家庭を持っており、娘含め3人で生活しています。
グリーンキーパーなだけあり、様々なカートリッジを使いこなすことができ、幹部マガティアを討伐する活躍を見せています。
従一位:翡翠かのん
翡翠かのんは女子高生と同年代ですが、高校には通っておらず大戦隊の一員として働いています。
8歳のときに家に怪人が襲撃し、両親を失ってしまいました。その後、隣人のさやかちゃんの家族が翡翠の身元を引き取りましたが、怪人に対する恨みは消えず、ある日怪人の保護を訴える人間をボコボコにしました。
その光景を見たさやかちゃんは恐怖で翡翠のことを拒絶し、その瞬間翡翠は自分自身が壊れているのだと悟り、大戦隊への入隊を決意しました。
パイロンの試験を最年少で突破した記録を持っており、従一位でありながらたった一人で怪人保護協会理事の相手をし、壊滅寸前に追い込むなど相当な実力の持ち主です。
神具レプリカは「保食神(うけもちのかみ)」を使用します。
正二位:常盤奏(ときわかなで)
常盤は元グリーン部隊正二位の女性隊員でした。
任務で幹部マガティアの捜索中、マガティアの能力により夢の世界へと閉じ込められた常盤班が、マガティアに追い詰められ、最終的には仲間である若葉に背後から刺され、死亡してしまいました。
翡翠に対し、敵を見誤ってはいけないと諭したり、マガティア捜索中も率先して手がかりをつかもうとするなど、責任感の強い性格だったとうかがえます。
敵を見誤ってはいけないと教えていた常盤が、敵を見誤った仲間の若葉に殺されたのは非常に気の毒です。
神具レプリカは「大国主神(おおくにぬしのかみ)」を使用しており、チート扱いされていました。
その他の隊員
若葉京助(わかばきょうすけ)
若葉は元グリーン部隊の隊員です。
若葉は常盤班に所属しており、常盤達とともに幹部マガティアの捜索中に行方をくらましました。
夢の学園編でマガティアの作った夢の世界に閉じ込められたと判明しましたが、既にマガティアによって操られていました。
現状に不満がある者ほどマガティアに自我を奪われやすく、常盤正二位を殺してしまったことに対し罪悪感を感じていたり、憧れていた大戦隊が実はやらせの集団で失望したりと、現実の世界に嫌気がさした若葉はマガティアの夢の世界で、争いを終わらせようとグリーン部隊と敵対します。
最終的には、若葉はグリーン部隊に倒されることになりました。
戦闘員D
主人公の戦闘員Dもパイロンの試験に合格したのち、グリーン部隊に配属されました。
桜間の擬態をしたまま大戦隊としての活動を行っています。
薄久保天使(うすくぼえんじぇる)
戦闘員D同様、薄久保天使もグリーン部隊に配属されました。
パイロンの試験ではグリーン部隊の人員として戦闘していたため、そのままグリーン部隊に引き取られました。
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