週刊少年マガジンで連載中の「戦隊大失格」
この記事では戦隊大失格に登場する怪人幹部・ペルトロラについて解説していきます。
本記事は「戦隊大失格」のネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。 また、記事に使用する画像は「戦隊大失格」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」)
アンデレガとは
戦隊大失格に登場する幹部は合計12体で、それぞれに干支が割り当てられています。
アンデレガは寅の干支が割り当てられています。幹部は大戦隊に討伐済みの幹部と未討伐の幹部がいますが、アンデレガはすでに討伐済みの幹部となっています。
神谷という男に擬態
怪人は基本的に殺した人間に擬態して、人間社会に溶け込みます。
アンデレガが初登場したのは原作第48話となっています。ブルーキーパーである青嶋庄吾はブルーキーパーに就任する前は、仲間とグループを組んで現金輸送車を襲うという悪事を働いていました。
そのグループの中に神谷という男がおり、具体的な指示出しや情報操作などを行っていました。しかし、青嶋らはこの神谷という男に嵌められ、殺人は行っていないにもかかわらず、警察に強盗と殺人死体遺棄の罪で逮捕されることになります。
そのあと神谷の正体が人間に擬態していたアンデレガだと明かされ、青嶋はアンデレガに復讐することを誓います。
アンデレガの能力
アンデレガの能力は、敵意すべてを反射する絶対防御である「聖域」を作り出すというものです。
つまり、意図して自分に向けられた攻撃は反射することができる、ということです。そのため、不用意にアンデレガに対し攻撃をしてしまうと、反って自分が攻撃を食らってしまいます。
アンデレガの能力に対する攻略法
一見無敵とも思えるアンデレガの能力ですが、攻略する方法があります。
それは「味方に攻撃すること」です。正確には味方に対し攻撃し、そのおこぼれをアンデレガに当てるということです。聖域は敵意のある攻撃を反射しますが、味方への攻撃だと敵意がアンデレガに向いていないため聖域の対象外になるため、この方法が有効となっています。
実際、イエローキーパーはアンデレガの能力を引き継いだ右京に対し、仲間である茶畑渚ごと健御雷神で打ち抜くことで、聖域を突破していました。
アンデレガの討伐
アンデレガは青嶋に討伐されたことは原作48話明らかになっていましたが、どういう経緯で討伐したのかという詳細は原作第98話にて明かされました。
レッドキーパーに推薦され、ブルーキーパーになった青嶋とブルー部隊がアンデレガの討伐に向かっていました。アンデレガ1体に対し複数人で討伐しようとしていたものの、幹部は非常に強力なため隊員も何名か倒され、手こずっている状況でした。
しかし、アンデレガに対する攻略法でも述べたように、ブルー部隊の蒼馬圭介に青嶋が攻撃することでアンデレガの聖域を突破しようと試みます。そして、無事青嶋がアンデレガの討伐に成功しました。
アンデレガの性格
アンデレガは人間とともに悪事を働くのが好きな性格だと考えられます。
「また一緒に悪いことしようよ」
アンデレガ
神谷に擬態していたアンデレガは、青嶋に対しまた一緒に悪事を働くことを提案しています。そもそも怪人というものは世界征服を目的に人間と敵対する生物でありますが、わざわざ人間に擬態し悪事を働くということは、人間を悪に染めることに快感を覚えているともとらえられます。
以上、寅のアンデレガについて解説しました。
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