ジャンプ+にて初回から圧倒的な人気で、現在も人気絶頂中の漫画「怪獣8号」。
2024年にはテレビアニメが放送されることも決定しています。
今回は怪獣8号に登場する大怪獣のうちの1体「怪獣10号」について解説していきます。
本記事は「怪獣8号」のネタバレを含むため、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「怪獣8号」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©松本直也・集英社/「怪獣8号」)
基本情報
怪獣10号は、10番目に識別付与番号をつけられたコードネーム付きの大怪獣です。
頭部に1本の角があり、糸目で十字の瞼が特徴の開眼キャラクターとなっています。
フォルティチュードは初登場時で、8.3を記録しており、またその後には9.0を記録しており、大怪獣と呼ばれる指標であるフォルティチュード8.0を超えており、相当災害レベルの高い怪獣となっています。
原作第23話から、第3部隊の駐屯地である立川基地に、上空から本獣クラスの翼竜系怪獣を引き連れて登場しました。
翼竜系怪獣とは、翼が生えドラゴンのように空を飛ぶことができる怪獣のことで、核がある背中が弱点という特徴があります。
また翼竜系怪獣は群れず、単独行動が特徴の怪獣でもあります。
そんな怪獣たちを率いて統率を取ったリーダー的怪獣であったことから、怪獣10号が注目されるようになりました。
能力、特徴
人の言葉を話す
まず、10号は人の言葉を理解し、人の言葉を話すことができます。
最初に保科と対面した時から「この基地で一番強いのはお前か」と第一声に話していました。
デコピン攻撃
10号は超強力なパワーを持っている怪獣です。
通常のパンチも隕石みたいな威力で、一発でも食らったらおしまいだと言われるほどの威力をしています。
また、デコピンを空振りするだけで、その衝撃波で建物をぶち壊すほどの威力を出すことができます。
全身に目
10号のスキンについても注目です。
まず皮膚の硬さは8号以上とも言われており、剣術使いの保科宗四郎の刀でも簡単に皮膚を貫くことはできませんでした。
そして何より、体全身に目がついていることが何よりの特徴です。
そのため背後に回られたとしても、容易に敵の存在に気づくことができるため、死角はゼロだといえます。
余獣爆弾
超巨大な余獣爆弾を上空に作ることができます。
雄たけびを上げることで作ることができるため、死に際の断末魔だと思わせておきながらの、奇襲をかけることができます。
実際、10号は保科にやられそうになった時、断末魔と見せかけしれっと余獣爆弾を作っていました。
ナンバーズ10
10号は防衛隊によって討伐され、識別怪獣装置、通称ナンバーズとして兵器登用されることとなりました。
スーツ
10号スーツは長い尻尾がついており、胸元には10号の顔にもついていた十字の瞼に一つ目がついています。
また、胸元に特徴があり、かつしゃべるスーツであることからぴょん吉みたいになっています。
使用者
そしてナンバーズ10の使用者は第3部隊副隊長の保科宗四郎になりました。
10号スーツをつける隊員が保科に決まった理由は、立川基地襲撃の際に保科と対戦し、そこで実力とタイプから保科のことを気に入り、自分を兵器化して着用しろと逆指名をしたからです。
怪獣自ら兵器化を希望することなど稀有ですが、10号は戦闘狂で同じく保科にも同様のバトルジャンキーさを感じたことから指名したようです。
10号も保科もお互い、「使われるのはお前だ」というスタンスでいるため、戦闘の最初はいがみ合い、解放戦力も低いままでしたが、徐々に意思疎通していき、戦闘を楽しむという点でタイプの合うタッグだったため、解放戦力も100%と完全開放に成功しています。
9号によって作られた
10号は怪獣9号によって作られた試作品であると自ら明かします。
怪獣9号には、新しい個体を作り出す能力があり、その試運転として10号を作り、防衛隊立川基地を襲わせたと言われています。
言い換えるとかませ犬だった10号ですが、戦闘を楽しむことばかり考えているため、さほど気にしてはいませんでした。
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