【ダンダダン】オカルト好きの少年、高倉健、通称オカルンについて能力や特徴など解説

ダンダダン

現在、少年ジャンプ+にて毎週火曜日に更新される「ダンダダン」。

本作は総合ランキングにおいて第5位をキープしており、高い人気を誇るジャンプ+の看板作品となっています。

今回はそんなダンダダンに登場する主人公のオカルトマニア、高倉健、通称オカルンについて解説していきます。

本記事は「ダンダダン」のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「ダンダダン」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©龍幸伸・集英社/「ダンダダン」)

基本情報

©龍幸伸・集英社/「ダンダダン」

本作主人公である高倉健(たかくらけん)は、怪奇現象オタクの男性高校生です。

身長は低く、メガネで地味な雰囲気を漂わせています。

ヒロインの綾瀬桃(あやせもも)は、有名俳優の高倉健のような硬派な男が好みで、その高倉健と同姓同名である男がイメージと全く違うことから、オカルト好きからもじって「オカルン」と呼ばれるようになりました。

極度のオカルト好きで、オカルトの話になるとオタク特有の早口で、未確認航空現象(UAP)の存在や計画などをまくしたてるように話してます。

そんな地味でオタクな性格からか、オカルンは小さいときから友達ができず、おまけにいじめられてもいました。高校に入っても暇つぶしに物を投げつけられてもいました。

ずっと独りぼっちだったオカルンは、宇宙人なら自分の友達になってくれるのではないかと思い、小学生のころから空に向かってUFOを呼んでいました。

綾瀬桃との出会い

ヒロインの綾瀬桃(愛称、モモ)は、オカルンとクラスは違いますが同じ高校に通っており、いじめっこがオカルンに対し磁石を紙で包んだものを投げつけようとしたところ、胸糞悪いと感じ、オカルンに話しかけてその場を回避したことがきっかけで、二人は出会いました。

モモは霊媒師家系の娘で幽霊などは見たことはありませんが、存在は信じていました。しかしUFOなどのオカルト系は全く信じていませんでした。

一方、オカルトマニアのオカルンは逆に幽霊などは全く信じておらず、二人は言い争いになり、勝負することになりました。

勝負の内容は、オカルンは心霊スポットに行き幽霊なんていないということを証明し、モモは奈木病院というUFOの聖地と呼ばれる場所に行き宇宙人なんていないということを証明するというものでした。

結果はオカルンの方はターボババアと幽霊に身体を乗っ取られ、モモの方はセルポ星人という惑星セルポから来た宇宙人に襲われます。

モモが超能力に目覚め、何とか窮地を脱した二人は、実際に痛い目を見た初めてお互いの言ってたことを信じるようになり、二人のストーリーが始まっていきました。

オカルトモードを手に入れる

©龍幸伸・集英社/「ダンダダン」

オカルンは初めてターボババアに出会った際に呪われてしまいます。

呪いの内容は、オカルンのイチモツを奪われているときは身体を乗っ取られる、というものです。この呪いを解くためにはトンネルに潜んでいるターボババアからイチモツを取り返さなければなりませんでした。

ただ呪われている状態であっても、モモが超能力によるゴッドハンドでオカルンの身体を押さえつけておけば、体の乗っ取りを一時的に抑えることができていました。しかしモモが押さえつけていないと呪いが進行してしまうため、二人はトイレにいるときでさえ常に一緒に行動しなければならなくなりました。

そして二人は協力してターボババアからオカルンのイチモツを取り返しに行きます。

ターボババアを倒すのは難しいため、二人はターボババアのテリトリーである正能市から追い出すという作戦を決行し、地縛霊である蟹に追われながらもなんとかターボババアを倒すことに成功します。

しかしオカルンのタマは戻っては来ませんでしたが、ターボババアの霊力のみがオカルンの中に残り、オカルンはターボババアの能力を普段から使えるようになりました。

©龍幸伸・集英社/「ダンダダン」

オカルトモードになったオカルンは、髪が白く逆立ち、目元は黒く、瞳は赤くなり、口元には口が裂けたようなマスクのようになり、顔には縦模様の赤いラインが入った見た目となり、非常にかっこよくなっています。

ただ性格はネガティブになり、気分がどっと落ち込むようになり、「萎えるぜ」だったり、高倉健の常套句「自分不器用なんで」だったりをたびたび口にするようにもなります。

また普段は照れて綾瀬さんと呼んでいるオカルンですが、変身した時はモモちゃんと気安く呼ぶようになります。

能力、強さ

©龍幸伸・集英社/「ダンダダン」

ターボババア状態になったときの能力は、一番は圧倒的なスピードです。

ターボババアは元々、足に絶対的な自信を持っており、かつその自信に見合った圧倒的なスピードを持っていました。100キロババアという異名もあり、ターボババアにかけっこで負けると呪われるというルールもあるほどスピードを軸にした幽霊です。

そんなターボババアの霊力を引き継いでいるため、オカルンもそのスピードを生かすシーンが多々見られます。

ターボババア&地縛霊の蟹との戦闘では、モモをおんぶしながら逃げ切っていたり、セルポ星人とネッシーとシャコ星人が合体した生物との戦いでは、水中にもかかわらず圧倒的なスピードで逃げ切ることに成功したりしていました。

ただターボババアの力を使うのには相当エネルギーを消耗するため、全力を出せるのは2回までという制限があります。

その2回を出し切った後は、変身が解け力を出せなくなってしまうという欠点があります。

モモとの恋愛

©龍幸伸・集英社/「ダンダダン」

オカルンは元々友達がいなかった頃もあり、モモと話せるだけで嬉しくなり、最初は恋愛など考える以前に友達ができたことに非常に喜んでいました。

しかしその後コミュニケーションを続けていくうちに、モモがかわいいということを自覚し、心が徐々にひかれていきます。

一方、モモもオカルンとともに戦っていくことで気になるようになり、オカルンが別の女の子と話しているのを見る嫉妬とするようになります。

そして原作第80話では、本人の前ではありませんが「自分は綾瀬さんが好きなので…」と到頭口にします。

本作はバトル、ギャグ、青春、恋愛などいろんなジャンルをごちゃまぜにした漫画で様々な側面から楽しむことができる漫画となっています。オカルンとモモの恋路はこれからどうなっていくのか、注目です。

以上、高倉健、あらためオカルンについて解説してきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人
たなかっぱ

「途中離脱防止」をモットーに漫画の解説記事や一覧ページを作成していきます。できる限りわかりやすく解説したり、紹介したりしていきます。

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