【甘神さんちの縁結び】主人公、上終瓜生について本編エピソードを踏まえて解説

甘神さんちの縁結び

週刊少年マガジンで連載中の「甘神さんちの縁結び」

本作主人公、上終瓜生(かみはてうりゅう)について解説していきます。

本記事は「甘神さんちの縁結び」のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「甘神さんちの縁結び」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」)

プロフィール

©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」
誕生日1月21日
年齢17歳
身長175センチ
血液型
その他・高校三年生
・夕奈と同じクラス(3年3組)
・児童養護施設「きせき園」出身
・甘神神社に居候中
・京大医学部受験生
・家事得意
・うぶ
・ローラースケートはうまい

上終瓜生は175センチとすらっとした体形に、金髪の短髪ヘアーでさわやかな容姿をしているキャラクターです。

整った容姿をしていることから、クラスの女子からもイケメンだといわれています。

小さいころに母親を亡くし児童養護施設「きせき園」に引き取られ、そして甘神神社の宮司である甘神千鳥が里親に申し出てくれ、甘神神社に居候することになりました。

高校については、三年生に進級したタイミングで夕奈と同じ高校に転入しましたが、その高校は元々女子高で今年度から共学になったこともあり、男子は瓜生一人のみでとても肩身が狭い思いをしています。

甘神三姉妹との出会い

瓜生は甘神神社に居候としてやってきましたが、実際はただの居候ではなく、甘神神社の跡継ぎとして招かれました。

甘神神社の宮司である甘神千鳥は、孫娘である甘神夜重甘神夕奈甘神朝姫のうちの誰かの婿養子に迎え入れようとしています。

瓜生には医者になるという夢があり、神社の跡を継ぐなど考えてもいませんでしたが、帰る家もなく従うしかないと考え、甘神三姉妹とのお見合いなども引き受けます。

性格

勤勉家

瓜生は京大医学部を目指しているだけあり、勉学に一生懸命に励む勤勉家です。

高校では夕奈と同じ特進クラスに所属しています。

また成績優秀なため、予備校「京習ゼミナール」には特待生として学費免除で入校しています。

うぶ

©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」

瓜生は超うぶな性格で、女の子の触れ合いの中でよく鼻血を出しています。

甘神三姉妹の着替えを覗いてしまったり、水着姿をみたりとラブコメ主人公ならではのラッキースケベなシーンでは必ず鼻血を出しています。

あまりのうぶさに、朝姫には「うぶーさん」と呼ばれてしまう始末です。

お節介ナルシスト野郎

瓜生は他人のプライベートなことにでも構わず突っ込んでいく、お節介な性格をしています。

そしてそのお節介な行動をとる根底には、「自分が力になるしかない」と自分が常に必要とされていると思い込んでいるナルシストな一面が影響しています。

その行動があまりにエスカレートしてしまった際は、夕奈に「がり勉むっつりどスケベ意識高い系ナルシスト」や「むっつりドスケベお節介ナルシスト女たらし」などと揶揄されてしまいます。

©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」

実際、原作第46話では、朝姫のためを思って朝日のやりたいことを瓜生が勝手に考えて先走りすぎてしまったとき

女の子の気持ちを理解した気でいて、自分勝手を押し付けてんじゃねぇぞ、このお節介ナルシストやろー。って感じですね

と宵深子さんに指摘され、恥ずかしくなっていました。

しかし瓜生は人のためを思って行動するという立派なもので、三姉妹もその性格に幾度も救われています。

神様を信じていなかった

瓜生は神様を信じないし、頼らないと豪語しています。

夢をかなえるのは自分自身だという考えを常に持っています。

瓜生は昔は神様のことを信じていました。

©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」

瓜生は幼いころに母親を亡くしていますが、亡くなる前は毎日神社で母親の完治を祈っていました。

しかしその願いは叶わず、それ以来神様のことは信じなくなりました。

ただ甘神三姉妹の神社に対する誠意を目の当たりにし考えを改め、「願いを叶えるのは自分自身だ」という考えは変わってはいませんが、神様に願う気持ち自体を否定する気持ちはないようです。

将来の夢

医者を目指す理由

瓜生の将来の夢は医者になることで、そのために日々勉強に勤しんでいます。

医者を目指す理由は、自分がお世話になった児童養護施設「きせき園」にいる子供たちを救うためです。

©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」

原作第78話では、きせき園の子供たちのような親のいない子供たちといった家族の力になりたいからだと語られています。

©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」

また原作第50話では、もうすでにこの世を旅立ってしまった人に対し話しかけたり祈ったりするのは苦手で、そうならないためにたくさんの命を救うという理由もあるようです。

そしてお世話なった舞昼さんに対するあこがれの気持ちも含まれているようです。

神社を継ぐ

©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」

そして甘神神社の跡を継ぐことも決意しています。

最初は甘神神社を継ぐつもりはなく、きせき園の子供たちを跡継ぎに薦めていました。

しかし甘神三姉妹の巫女として働く姿を見て、お祈りをしてくれるその役目が誰かの救いになっているのだと気づきます。

そしていつしかその手助けをしたいと思うようになり

医者になって人の命を救い、神様のもとで人の心を救う

それが瓜生の新しい夢となりました。

女装しても美形

©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」

瓜生は周りからも顔がいいといわれており、女装しても美形であることがわかっています。

神社の舞をする際、朝姫がけがで出れなくなってしまいましたが、代役の巫女として瓜生が躍ることになります。

その際巫女の格好をして出た瓜生は、とても美人で、きれいに踊りもこなしていました。

瓜生の恋模様

モテ男瓜生の恋模様について解説していきます。

甘神朝姫

朝姫は早い段階から瓜生に対し、心が惹かれていました。

そして瓜生ともにタイムループという不可解な現象を乗り越えた経験から明確に好意を寄せ、瓜生に自分の思いを告白しました。

甘神夕奈

夕奈は中々自分の気持ちを認められない性格をしています。

夕奈は瓜生と入れ替わってしまうという不可解な現象を経験し、お互いに対する理解が深まります。

そして高校の文化祭「撫子祭」で「とりかへばや物語」という演劇で、瓜生の用意されたセリフに付け加えられた「…頑張れよ」という言葉にときめき、恋心が芽生えます。

しかしツンデレな性格をしている夕奈は、この気持ちを穢れだとして祓おうとしており、なかなか自分の気持ちを認められないといった状況になっています。

甘神夜重

瓜生と夜重は、小学生のころに一度出会っていました。

夜重は京都三大名家の一つである一乗寺家のご令嬢で、幼いころから自由はなく、友人との遊びもシャットアウトされており、ガッチガチの箱入り娘として育てられていました。

そんな時に小学生の瓜生と出会い、二人で大人の目を盗んでいろんなところに回りました。

そして夜重の「自由になりたい」という気持ちを汲み取り、瓜生は「俺が力になる」と夜重の不安を払しょくし、助けになってくれたこともあり、夜重は瓜生に恋心を抱きました。

自分の気持ちを認めた夜重は、夕奈とは真逆でアプローチを果敢に続けています。

鶴山白日

白日は瓜生と同じきせき園出身の同級生です。

白日は家族を交通事故で亡くしふさぎ込んでいましたが、瓜生がぶっきらぼうな態度ながらも接してくれました。

そんな瓜生の自分の力でどうにかしようとする姿勢惹かれます。

いたずらっ子で瓜生によくいたずらを瓜生にしていましたが、それは自分の気持ちをごまかすための行動でした。

高校生になって瓜生と再会し、「暗神さんのお呪い」で無理やり瓜生と結ばれる世界にやってくるという非現実的な現象を起こします。

しかしそれでも瓜生と結ばれることは叶わず、最終的に自分の思いを告白しますが、瓜生は三姉妹のことが好きだと伝え、縁が結ばれることはなさそうです。

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