週刊少年マガジンで連載中の「甘神さんちの縁結び」
作中に登場する甘神3姉妹の三女、甘神朝姫(あまがあさひ)について解説していきます。
本記事は「甘神さんちの縁結び」のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「甘神さんちの縁結び」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」)
目次
プロフィール
誕生日 | 4月8日 |
年齢 | 14歳 |
身長 | 149センチ |
血液型 | O型 |
その他 | ・甘神家三女 ・中学三年生 ・陸上部所属 ・狭いところが苦手 ・甘神神社宣伝部長 ・週マガヒロイン総選挙第1位 |
※これらの情報は甘神さんちの縁結び公式ツイッターにて公開されています。
朝姫は白髪ショートヘアで、149センチという小柄な体格で、小悪魔チックな見た目が特徴の女の子です。
甘神家の三姉妹がつける組紐を左側につけています。
現在中学3年生で進路選択を控えた受験生です。
あざとくて可愛いところや不器用ながらに努力する一面が非常に魅力的で、2022年10月に行われた週マガラブコメヒロイン総選挙では、見事第1位に輝いています。
陸上部所属
陸上部のエース「薄明の走り姫」
朝姫は中学では陸上部に所属しており、その中でもエースとして活躍しています。
陸上界を揺るがす美少女「薄明の走り姫」という二つ名が普及しています。(自分で普及させた節もある)
基本的に体を動かすことが好きで、迷った時なども走って解決しようとします。走ってる時だけは周りを気にせず一人でいられるから好きなようです。
陸上の実力については、府大会で優勝をしていたり、駅伝で有名な名門校の東都高校からスポーツ推薦が来るほど高い実力を誇っています。
ちなみに運動神経がよいため陸上だけでなく、サッカー、トランポリン、バドミントンなどもそつなくこなすシーンも見受けられます。
ライバル「松ヶ崎花蓮」
中学で同じクラスで陸上部にも所属している、松ヶ崎花蓮(まつがさきかれん)とは、陸上部のエース同士でライバルです。
花蓮はずっと朝姫の記録が抜けず、年々負けず嫌いが激しくなっており、陸上に関係ないところでも張り合うようになっています。
ライバルでもあり、切磋琢磨する仲の良い友達でもあります。
性格
小悪魔チックでおませさん
朝姫はおませさんのような小悪魔チックな雰囲気を漂わせ、子供っぽい可愛さのある人物です。
瓜生のいる部屋に平気で押しかけて、年上の瓜生の反応を見てからかうシーンがよく見られます。
原作第12話では瓜生の耳を食します。
努力家
朝姫はちゃんと努力もできる人間です。
スポーツに打ち込んでいるだけでなく、しっかりと勉学にも励んでいます。
もちろん陸上においても日々のトレーニングを欠かさない努力があってこそ、結果を出しているのだといえます。
負けず嫌い
朝姫は非常に負けず嫌いな性格をしています。
朝姫は一度、陸上部のレギュラーから外されてしまいます。その間、決して腐ることなく、夜遅くまでひたすらランニングをしていました。
また補欠に回った際ははらわたが煮えくり返るほど悔しい気持ちを味わっていました。
しかし朝姫はその状況にこそ燃えており、「最後に優勝するのはこのうちなんですから」という意気込みのもと努力を続け、最終的にレギュラーを奪還しました。
不器用
朝姫は細かい作業がてんでダメな不器用で、折り紙をきれいに織ることができなかったり、タイピングも二本指じゃないとできなかったりします。
また性格の部分でも不器用で、一番年下にもかかわらず人一倍背伸びして大人びた振る舞いをしようとします。
大人びようとした振る舞いが逆に子供っぽい可愛さを引き出しているともいえます。
泣き虫
子供っぽい可愛さに相まって、泣き虫なところがあります。
狭いところが苦手で泣いていたり、ハロウィンの仮想で瓜生が脅かしたことでも本気で心配し泣いていました。
瓜生とのタイムループ
『甘神さんちの縁結び』では、タイムリープや入れ替わりなど、たびたび不可解な現象が起きています。
朝姫は瓜生とともにタイムループに陥ってしまいました。
6月28日から7月7日の七夕を永遠に繰り返してしまうというもので、瓜生と朝姫以外は誰もループしたという記憶はありませんでした。
7月7日には朝姫のマラソン大会と、甘神神社での七夕まつりがブッキングしていました。
マラソン大会に出場し優勝を果たしても、反対に甘神神社の七夕まつりに参加してもループは終わらず、二人は徐々に不安感を募らせていきました。
しかしこのループの原因は、朝姫の気持ちにありました。朝姫はマラソンと甘神神社を天秤にかけ、どっちを選んでももやもやする感情を抱いていました。
そしてその原因は、「誰かの目標でいられることが嬉しく、そんな状態にあるものを捨てられない」ということでした。
神社のご奉仕は元々大切に思っており、陸上では花蓮に目標とされる人物になれるという意味でどちらも自分にとって大切なものなのだと気づき、モヤモヤが晴れループは止まりました。
瓜生との恋模様
朝姫は早い段階から瓜生に対し恋心を抱いていました。
しかし最初のころは濁すような質問をするなど、自分の中でも気持ちが定まっていないようでした。
そしてタイムループの一件で、瓜生が朝姫を七夕まつりに参加させてあげるために、各地に出向いて頭を下げ、七夕後まつりを開催できるように働きかけました。
タイムループを二人で協力して乗り越えた経験や、瓜生の自分のために行動してくれたことから明確に好意を抱き、朝姫は瓜生に自分の思いを告白します。(原作第49話)
「好きでふ」と噛んでしまいましたが、瓜生にとっても朝姫にとっても、そして読者にとっても大切な名シーンとなっています。
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