週刊少年マガジンで連載中の「甘神さんちの縁結び」
作中での重要人物の一人、姉小路舞昼(あねこうじまひる)について解説していきます。
本記事は「甘神さんちの縁結び」のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「甘神さんちの縁結び」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」)
プロフィール
誕生日 | 12月10日 |
略歴 | ・児童養護施設「きせき園」の寮母 兼専属医師 ・京大出身 ・ペーパードライバー |
姉小路舞昼は、ショートヘアが似合う美人な面持ちの女性です。
主人公である瓜生がお世話になった児童養護施設「きせき園」の寮母兼専属医師を務めており、現在も親がいないたくさんの子供たちの面倒を見ています。
瓜生の良き理解者
舞昼は幼いころから瓜生のことを育ててきたため、瓜生のことをよく理解している人物です。
瓜生は自意識過剰な性格で自分がいてやらなきゃだめだと思い込んでしまうナルシストな一面があります。
甘神神社が協賛の北白川家から出資を受けられなくなるかもしれないという危機を救ったことから、瓜生は鼻が高くなっていました。
そんな瓜生に対し矢継ぎ早に改善すべきところを指摘しており、瓜生は図星でぐうの音も出ていませんでした。そして同時に
「ちゃんと向き合いなさい、そこが君の悪いところであり、良いところなんだから」
と瓜生のこれからの行動への道しるべとなるような助言をしています。
瓜生のことを一番理解しているからこそ、瓜生に適切な助言ができる唯一の人物です。
瓜生からの信頼
原作第51話での発言で瓜生は、「血のつながりもないのにここまで仲良く過ごせるのはよい保護者に恵まれたからだ」と述べています。
この発言は血がつながっていない甘神三姉妹の面倒を見てくれた母親「甘神千陽」の話題が出た時のもので、瓜生は三姉妹の母親がいいお母さんだったんだなと感心すると同時に、舞昼のこともよい保護者だったと思い浮かべていました。
きせき園の子供たちはみんなで仲良く暮らしていられるのは舞昼のおかげです。
ただ舞昼も常に完璧だというわけではなく、子供を厳しくしかりつけた時、やりすぎてしまったのではないかと非常に心配する表情を浮かべていました。
瓜生はそんな子供たちと真剣に向き合おうとしてきた舞昼を見てきたからこそ、全幅の信頼を置いているのだといえます。
美しい
巫女服が似合う
舞昼は甘神神社の例大祭に手伝いに来てくれていました。
最初はビラ配りを手伝ってくれていましたが、その後は本格的な巫女の仕事も手伝ってくれていました。
その際に巫女の衣装を身に着けており、瓜生はその姿に見とれてじろじろと見ていました。
水着姿
原作第53話では、きせき園に簡易プールを用意したということで舞昼も子供たちと一緒に水着姿に着替えていました。
瓜生は夕奈とともに神社の跡を継ぐことを舞昼に報告に訪れ、ちょうど水着姿だった舞昼をみて、うぶな瓜生はいつものごとく鼻血を出していました。
非常に美しい姿であることは言うまでもありません。
恋模様
舞昼は瓜生が小さいころからきせき園で面倒を見ています。
医者は医学部6年と研修医として2年の時間がかかり、若くて26歳でなることができます。
これらを加味すると現在の舞昼は若くても30代半ばであるといえます。
瓜生がおもらしをしていた頃から面倒を見ており、親子のような関係であるため恋愛感情が芽生えるのかは疑問ですが、全くないとも言い切れなず結構お似合いだと感じさせる描写がいくつか見受けられます。
「今日は暑いわね」
原作第53話で、瓜生は夕奈とともに甘神神社の跡を継ぐことを報告に来ます。
その際瓜生はお世話になった舞昼に感謝を込めて
「舞昼さんも幸せにするから」
と伝えられ、その言葉に舞昼は頬を赤らめます。
ずっと面倒を見た子供が大きくなってこんなにもうれしい言葉を言ってくれるのかと親の気持ちで照れていたのか、それとも色恋的な意味で照れていたのかは定かではありません。
「ふーん」
原作第89話で、道で出会った舞昼に瓜生は車で送迎してもらうことになります。
そして最後に瓜生は「いつも見守ってくれてありがとう」と感謝の言葉とともに、交通安全のお守りをプレゼントします。
お守りを受け取った舞昼は、瓜生が大人になったことへの嬉しさとほんの少しのドキドキする気持ちのこもった「ふーん」という言葉とともににこやかな表情を浮かべています。
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