週刊少年マガジンで連載中の「甘神さんちの縁結び」
作中に登場する甘神3姉妹の長女、甘神夜重(あまがみやえ)について解説していきます。
本記事は「甘神さんちの縁結び」のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
また、記事に使用する画像は「甘神さんちの縁結び」の画像を引用しています。万が一問題がありましたら、お手数おかけしますが、お問い合わせフォームより権利者様からご連絡いただけると幸いです。
(©内藤マーシー・講談社/「甘神さんちの縁結び」)
目次
プロフィール
誕生日 | 10月15日 |
年齢 | 20歳 |
身長 | 167センチ |
血液型 | B型 |
その他 | ・甘神家長女 ・芸大生 ・芸術肌 ・一乗寺家の一人娘 ・酒癖悪い ・街ブラサークル所属 |
※これらの情報は甘神さんちの縁結び公式ツイッターにて公開されています。
夜重は黒髪ロングの髪型で、右側に甘神家の3姉妹がつける「組紐」をつけています。
年齢は20歳で芸大に通っています。
甘神家の三姉妹の中で最年長ですが、一番子供っぽい性格をしています。
片づけが苦手で、部屋は常に布団や絵を描くのに使う絵の具や油絵などの道具が散らかっています。
自由奔放で可愛い
夜重は何を考えているのか読みづらく、おっとりとした天然娘で自由奔放な性格をしています。
原作第9話では、神社のお守り御朱印帳のデザインを夜重が担当することになりましたが、締め切りぎりぎりでなければ取り組まないマイペースぶりを見せています。
突発的に行動する特徴がよくみられ、その性格ゆえのかわいいシーンも見られます。
原作第11話では感謝の気持ちを表すのに、勢いで瓜生の頬にキスをします。
他にも原作第56話では、瓜生に話があるとして耳打ちしようとしますが、あまりの近い距離にきゅんとしたのか、何の前触れもなくキスをします。
その場その場の勢いで行動する、マイペースで自由奔放さが特徴のキャラクターだといえます。
夜重は一乗寺家の一人娘
一乗寺家とは
作中の舞台である京都には、「京都三大名家」と呼ばれる京都の産業を牛耳っている三家系があります。
一つは京都の飲食店や食品製造を統括している「松ヶ崎家」
もう一つは京都の伝統産業を統括している「北白川家」
そして「一乗寺家」は京都の教育機関を統括している京都三大名家の一つとなっています。
夜重の本名「一乗寺澪子」
そして夜重は元々、一乗寺家の一人娘のご令嬢で、一乗寺家の正当後継者でした。
元々の名前は「一乗寺澪子(いちじょうじれいこ)」という名前で、箱入り娘として育てられてきました。
顔も見たことない人物と結婚させられそうになったり、自由に服装も選べなかったり、外に自由に出してもらえなかったりと、自由とはかけ離れた、親の敷いたレールをたどるだけの人生を歩まされていました。
嫌気がさしていた夜重は、現在のようなキラキラした雰囲気は皆無で、目にハイライトはなく覇気のない雰囲気を漂わせていました。
習い事
一乗寺家の名に恥じないよう、幼いころからたくさんの習い事を朝から晩までさせられてきました。
具体的には、デザイン、武道、そろばんなどのメジャーな習い事から、捕縄術といったマイナーな習い事もしていました。
そのような習い事の成果が現在の夜重に表れているシーンが多々見受けられます。
デザインの学んでいたことで、デッサンや色彩感覚といった美術に関する基礎技術が発達したおかげで、現在通っている芸大には首席で合格しました。
また、武道を習っていたことで、神社にたまっていたチンピラを投げ飛ばしてもいます。
ほかにも、そろばんをやっていたことで、エアでそろばんをして暗算を行うことができます。
瓜生との出会い
そんなガッチガチの箱入り娘だった夜重でしたが、瓜生がまだ小学生だったときに、二人は出会いを果たします。
夜重が家出した時にたまたま瓜生と出会い、二人は駄菓子屋に行ったり、公園で遊んだりします。
二人は日が暮れるまで楽しみましたが、その後一乗寺家の付き人たちが連れ戻しに来ます。
瓜生と過ごした時間は夜重にとって初めてのことばかりで、家に連れ戻されることをつらいと感じていました。
そんな夜重の気持ちを汲み取った瓜生は、夜重の手を取り、二人で逃げます。
そこで瓜生は夜重の「もっと自由になりたい」という本音を聞き、瓜生は
この先お前が何度迷子になっても、俺が必ず見つけてやる。ちゃんと最後まで俺が力になるからな
上終瓜生、第39話
と約束し、夜重は元気づけられます。
このように2人には、幼いころに出会ったというエピソードがありました。
「甘神夜重」として甘神家に迎え入れられる
夜重は一乗寺家から出ていき、甘神家の一員として迎え入れられます。
この時すでに、朝姫と夕奈はおり、二人のお姉ちゃんとして家族に加わりました。
そして一乗寺家として歩んできた人生と決別するという意味も込め、夜重の新しい母親となった甘神千陽が「甘神夜重」という新しい名前を付けてくれました。
竹田真(マコちゃん)とは幼い時からの友人
京都三大名家の一つである一乗寺家には、昔から補佐するために仕えている一族があります。
それは「竹田家」です。
その影響もあり、竹田家の血を引いている竹田真は、夜重が一乗寺家だったことからの友達です。
夜重からは「マコちゃん」とも呼ばれています。
マコちゃんは京大の医学生で、優秀な頭脳の持ち主です。
夜重には非常に甘く、悪い虫(男)が寄ってこないように見守っていたり、夜中に急に出かけたいと夜重が行った時にもすぐに車を出してくれたりしています。
独特なセンス
芸術性に優れている夜重は、常人には理解できない独特な感性を持っています。
真っ黒な絵を見て、これを描いた人は暗闇の中でもがきながら希望がある信じる気持ちを込めたと自由な解釈をしています。
また原作第85話では、夜重の下着が鳥に引っかかって空中をさまよっていた事件で、かなり恥ずかしがっていました。
しかしこれは自分の下着が出回って恥ずかしがっていたわけではなく、靴と服が全然合っていないことに恥ずかしがっていました。
恥ずかしがるところが他の人とは違う一面を見せたシーンでした。
将来の夢
夜重の現在の将来の夢は、「神社を継ぐこと」です。
神社の跡を継ぎたいと本気で思っているようで、瓜生と婿に迎え入れてもよいと思っています。
瓜生との恋模様
幼い時に瓜生に連れ出してもらったときの経験もあり、夜重は自分が変わること手助けしてくれたと感じ、瓜生に対し早い段階から好意を寄せています。
元々、勢い任せにキスをするなどしていましたが、原作第40話にて本格的に自分の気持ちを自覚します。
そこからは瓜生に対し、猛烈なアピールを繰り出しています。
ただ、瓜生が夜重の気持ちに気づいたのは思いがけないタイミングでした。
瓜生は夕奈と入れ替わるという非日常体験をし、ちょうどそのときに夕奈の格好をした瓜生に対し夜重は、瓜生を好きだという気持ちを口にしてしまいました。
しかしその後、みんなの前で告白をするというシーンもあり、夜重の気持ちは全員が知っているという状況になっています。
コメント